01 始まりの世界
このころは、2015年4月。情報社会が進み、近未来化されている年である。そこにある会社があった。その会社は、コマンド社である。
この会社は、情報社会を利用して、いろいろなものを開発してきた。みんなが望むものを作るために日々努力をしている。
この会社で働いていた、笹華政史は、会社を社長に辞めさせられたのだった。
ある日、コマンド社の社長が世界を自分のものにするということを聞いたのだった。その時に、政史は会社を立てて、コマンド社が開発中のコマンドコーディネーターを開発することにして、成功したのだった。
コマンドコーディネーターと言うのは、未来予想の機械でありながら、スマートフォンの役割もしてくれる一石二鳥の機械なのである。それに腕時計型で装着しやすい面(のある優れものなのである。
そこで、このコマンドコーディネーターを使って阻止しようと政史は考えたのだった。
そこで、ふさふさの髪の毛に、すらっとした体のメガネをかけている自分の息子の笹華湧太と長いロングの髪の毛に背の高い幼なじみの高谷麗香を使って阻止することにしたのだ。
湧太はこう答えた。
「何で、こんなことをしなければいけないの?」
湧太と麗香は、このときはまだ12歳の小学六年生だ。
学校は、群馬ミネイ学園大学付属小学校に通っている。いろいろな学科を中学校で勉強できるということで、この小学校に通わせたらしいがそれ以外のことはわからないだ。
湧太は勉強熱心で優しいという面を持っている。それは、父の政史から見たら、じまんの息子なのである。コンピューターのことに関しては、中学生レベルなので、父は、湧太に頼むのだった。
「俺は、ここでお前たちを見てゆうどうすることが必要なんだ。だから、お前たちがいかなければ、危険な時に、ゆうどうする人がいなくなってしまうからだ。わかったか湧太」
父の政史は言った。
麗香は、「いいよ。私はかまわないけど」と言ったのだった。
「わかった。俺も行くよ」
湧太も賛成した。
コマンドコーディネーターを湧太と麗香は腕に装着する。すると、ようこそとできたが、やはり二人はためらい、つけるのをやめた。
父はこういった。
「それをつけて、社長を倒して、会社をもとの会社へと戻すのだ。コマンド社の社長の名前が桜坂和貴と言う名前なんだ。今までよかったが、この年に入り、そんなことを考えているのだ。いってくれるかな?」
二人はこういった。
「やはり無理だよ。僕たちでは、こんなにでかい会社の社長を倒すには無理があるよ」
「わかった。そこまでいうのならしょうがない。またあとで、たのむよ。やる気が出てきたら、やってくれよ」
父が言った。
二人は戸惑いながら、「わかったよ。やる気が出たらね」といって会社をあとにした。
その夜、湧太と麗香は二人で電話をしていたら、こんな連絡がはってきた。
なんと、父が、交通事故でなくなってしまったのだ。二人はそれを聞き、テレビを急いでつけたのだった。ニュースでやはりほうどうされていた。
そのとき、父の会社から連絡がきた。
母が電話にでた。
『もしもし、こちら笹華政史社長の会社の笹屋です。政史さんからの伝言が会社の方にあるので、湧太君と麗香さんの二人に来てもらいたいのですが、明日で大丈夫なので、お伝えください。お母様への伝言はデータとしてそちらの政史さんがお作りになりました機械に送りましたので、ご覧ください』
『わかりました。明日の午後に向かわせます。会社につきましたら、よろしくお願いします』
母がいった。
『わかりました。お待ちしていますとお伝えください。お願いします』
と言って電話はきれたのだった。
母が電話の内容を言った。
「明日の午後に、父の会社に来てほしいといわれたんだよ。父からの伝言らしいだけど言ってくれない」
「いいよ!」
と2人は即答にいったのだった。
その夜は、おつやだった。みんなが泣いていたが、湧太は違かった。誰が、引いたのかを考えていたのだった。おつやが終わって、すぐにねどこにはいった。
次の日、湧太は休日で10時まで寝ていた。あせって父の会社にいったのだった。
湧太と麗香は、会社に着いて麗香がこういった。
「湧太のお父さんは私たちに何を伝えたかったのだろう。どうせ、会社から私たちに来てほしいということは、例のコマンドコーディネーターのことじゃないか」
「たぶんそうだと思う。結構僕たちにしてもらいたかったみたいだもんね」
湧太が言った。
会社のロビーに入って、笹屋さんに会いにいったのだ。笹屋さんは、ロビーに待っててくれたのだった。笹屋さんは二人にこういったのだ。
「実はね、湧太君のお父さんから、ある伝言があるんだよ。コマンドコーディネーターのカード入れにいれてくれるかな」
「わかった」
二人はしたがった。二人は伝言カードを入れて、湧太の父からの伝言を聞くことにしたのだった。
だが、父の伝言は普通の伝言ではなく、コマンド社の社長のことと、コマンドコーディネーターのことの二つを語っていた。
「湧太と麗香は聞いているか。この伝言を聞いているときは、何かを伝えることができないで、なくなってしまったときだろう。私はすこし病気だから、なくなることを予想して、そのカードに伝言を残すことにしたんだ」
湧太と麗香は静かに聞いていたのだった。静まった会場にいるようにしずかだった。伝言はまだ続くのだった。
「私は、今までにない病気にかかり、たまにぼっとして、車と車がぶつかることがあるとおもっていたんだ。だからこそ、この伝言を聞いてもらいたい。コマンド社の社員は本社にいないんだ」
伝言を聞いていて、あることに気が付いた。
――そういえば、本社の前をとったときにだれも社員らしき人がいなかったような。
湧太は心の中で思った。まだ伝言は続く。
「みんな支部の方で働いている。それは、なぜかと言うと自分のみを守るためだ。本社には、いろいろな守りを固めている人がいっぱいいるんだ。だが、このコマンドコーディネーターを使えば楽勝かもしれない。だが、社長も持っているので、大量生産をしているかもしれないから、きをつけてくれ。もともとコマンドコーディネーターはコマンド社が開発したもので、私は、働いているときに技術を学んで努力して作れるようになったからだ。だが、私は危険だと思う・・・・」
というところで、伝言が終わったのだった。
湧太はその先が気になったが、聞くことはなかった。笹屋がこういった。
「どうでした、伝言は。湧太君のお父さんは、こんなことを思っていたんだよ。でも、それは私たちには到底できないことなんだよ」
「何で? できるよ。コマンドコーディネーターがあるじゃないの」
麗香が答えた。そうすると、笹屋は また答えた。
「でもね、コマンドコーディネーターはこの会社では、2つしかないんだ。それに、この機械はまだ未完成で、会社からの誘導がないとうまく使うことができないんだ。それに、私たちは仕事があるから、行ってほしいんだよ」
「でも、僕たちにできるかわからないよ。」
湧太が言った。すると、笹屋が、「大丈夫。強力な助っ人がいるから」といい、助っ人を紹介してくれた。
それは、短いショットカットで、ぱちぱちとした目に、すんなりとした体、紺の制服をきた、美人の高校三年生の女の子が目の前に立っていたのだった。それは、二人にはたいてい理解できないほどの人だとその時は、二人は思わなかっただろう。
美人のお姉さんの名前は、速中優と言う名前だった。この人は、コマンドコーディネーターを使って、アプリの開発を行っている人だ。
優は、二人に自分から自己紹介をした。
「みんなから、ゆうゆうと呼ばれています。私は、あなたたちのことを湧太君のお父さん(社長)にたのまれたのよ。それに、私は、コマンドコーディネーターを持っている人に話したいことがあったので、ちょうど良かったけどね」
「この人は、コマンドコーディネーターのことをよく知っているよ。前に、無断でコマンド社のものを盗んできて、研究してもらっているんだよ」
笹屋が言うのだった。この時に、湧太と麗香は不思議におもった。
――まだ、高校生なのにこんな場所にいていいのか。
でも、言葉としては現れることはなかった。
優は、二人を見て、にっこりと笑ってこういった。
「なぜ高校生なのに、ここにいるのとおもってたでしょ。説明して差し上げるわ。なぜかは、私は今の年代にできた工業専門の中学をいってて、そこが、この会社と提携しているの。提携というのは、この会社と工業専門の学校が手を結んで、一緒にやっていこうとなって、私は特別にこの会社にいるのよ」
でも、2人は――まあ、いいやと思いながら、その場にいたのだった。
優は、バックの中からあるものを取り出したのだった。それは、あのこの会社には二つしかない、あのコマンドコーディネーターだったのだ。
湧太は、こういった。
「何で、お姉さんはこんなものを持っているの。これは、この会社には、二つしかないものだよね」
と聞いたのだった。すると、優は、その質問が来るのがわかっていたかのように、答えたのだった。
「これは、私が作ったの。私は、工業の機械を製作したのよ。私は、今までにも、この会社で開発しているものを作ったけれども、どれも失敗作でなかなかできなかったけどね。でも、このコマンドコーディネーターだけは、できたというわけよ」
麗香は、「そうなんだ」といいながら、きょとんとしていた。
一方、コマンド社では、いろいろな計画が進んでいたのだ。
それは、湧太のお父さんの会社を倒産させるものだったのだった。




