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十五、編纂

「本当にいいのか?」

「ええ。別に不自由がある訳じゃないし」

「一人分、部屋が狭くなるだろう」

「動き回らなければどうでもいいでしょ」

「襲うかもしれないぞ」

「殴って止めればいいじゃない」

「着替えをする時とか……」

「あなたの裸なんてどうでもいいわよ」


 なんで俺の方が見られる方なんだ。見られても良いって言うなら遠慮なく何でもないです。


 風見幽香との奇妙な生活は、本人の意向もあり、続けられることになった。

 最初は俺からリンさんに男女別々という清い理念を語ったものの騙るには至らず、風見は現状を望み、竜神も応じてしまった。

 それでもぐだぐだと文句を垂れてもどうしようもない。仕方ねえなあと腹を括るのが、男の度量ってものだろう。

 実際、まともな同居人は望むところだったのだ。リンさんは彼女への興味は失せてしまっているようだが、俺は違う。

 本音を言ってしまうと、別の部屋になど行って欲しくは無かった。素直に承諾してしまうのが悔しいだけだ。


 ――風見幽香。

 草花の化身。木行の妖。竜神曰く、花妖怪。

 怪異としての逸話は持たず、その容姿も人に類似するもの。ただ『其処に居る』という、化生というより幽霊のような在り方を持つ者。

 竜神に頼み込んで教えてもらった情報を聞いても、それがどういう意味を持つのか、俺には分からなかった。だが、竜神ほど()()過ぎるものではなく、小町や四季映姫のような立場の違うものでもない、()()異常に身を置くものとは分かる。

 何の理由もなく、異質なもの。そういう近しいものに、俺は飢えていたと気付かされた。


「部屋なんてどうでもいいのよ。それよりも、訊きたい事があるのだけど」

「なんだ? 飯は朝昼晩と、三時にはおやつが出るぞ。風呂は伝えれば沸かしてもらえるし、なんなら一緒に入るのも……」

「頭大丈夫?」


 ちょっとした小粋な冗談にど真ん中で刺さる言葉が飛んでくるとは思わなかった。こういうところはどちらかというと竜神に近いんだろうなぁ。


「すまん、悪かった。以後軽口は叩かない。許して」

「え? ……ああ、そうじゃない、そうじゃないの。別にお風呂がどうとかは気にしてないから。ほら、そこの扉に頭とか拳とかぶつけてたじゃない。それ、大丈夫なの?」


 俺の的外れな謝罪に首を振る風見。気を悪くした風で無くて良かった。もう少し脳味噌を使って話すようにしよう。


「傷はもう塞がってる。ほら」


 ひらひらと手を振ってみたり、髪をかきあげて傷が無い事を示す。

 こんな体になってから、傷の治りは異様に早くなった。傷跡も残らないし、かさぶたも出来ない。良いか悪いかはさておき、便利な事として見るだけで、積極的に知ろうとはしていない。怖いし。


「それは見れば分かるけど」

「ん?」


 少し言葉に詰まる風見。数秒、視線を迷わせるが、意は決したらしい。


「誰かと、話してる風に見えたけど。しかも言い争うみたいに。この部屋、貴方と私以外には誰もいないでしょう?」

「あー……」


 思えば竜神について説明していなかった。

 竜神と話すときは口から声を出してしまっている。端から見れば、独り言の激しい……を、通り越してイッちゃってる人に見える事だろう。


「別に、あなたにしか見えない人がいてもいいけど」

「良いのかよ」

「だって、生きてるんだからそれぞれ世界は違うもの。蒲公英(たんぽぽ)は種を綿毛に乗せて飛ばすけど、鳳仙花(ほうせんか)は弾き飛ばすものでしょう?」


 何その喩え。分かるような分からないような。いや鳳仙花の繁殖方法なんて知らんし。

 とにかく、どういう理由であれ納得してくれるという事は分かった、気がする。


「きちんと説明するよ。いや、言ってなかったとリンさんが悪い」


 にしたって、何から話したものか。ふうむ、と悩んでいる所に、竜神が囁いてくる。


『私が話します。手を触ってもらって下さい』


 その発言に二重で驚く。珍しく、非常に珍しく能動的に働き掛けてきた事に。あと毒を吐かずにいる事にも。何だよお前毒を入れなくともまともに話せるんじゃねぇかよ。

 特に異を唱える必要も感じなかったので、促された通り枷で縛られた両手のひらを差し出す。


「風見。俺の手を触ってくれ」

「そうすれば分かるの?」

「その筈だ。そう、手のひら同士で合わせるようにして」


 おそるおそる、と言った様子で手を近付ける風見。怪訝な表情を浮かべるのも分かる。俺だってどういうつもりなのか分からないのだし。

 ゆっくりと重なる柔らかな指。俺よりも一回りほど小さい手から温かさが伝わる。


『はじめまして、風見幽香。顔を見せず、余計なものを介してとなる挨拶で申し訳ありません』


 いつもの調子で響く、竜神の声。だがその声色は、俺が普段投げ付けれているものとは全く異なる。嫌味も毒気もありはしない、普通のものだ。

 ……いや毒気はあるか。悪かったなぁ余計なもので。

 竜神がわざわざこんな口調で話すという事は、まぁ、そういう事なのだろう。察しの悪い俺でも分かる。目を真ん丸に見開いた風見が、俺の顔と手を交互に見ている。


「……腹話術?」

「違う。俺の中にいる奴の言葉だ」

『竜神と呼んで下さい。神と名乗るほど大仰な身ではありませんが、唯一の名を無くした故、これしか名乗れる称を持ち合わせておりません。ご容赦を』


 いまいち状況を飲み込めていない風見は、はぁどうも、と気の抜けた受け答えをしている。やはり妖怪であっても、こんな会話の仕方は初めてなのだろう。


「俺が話してる様に見えたのは、こいつと話してたせいだ。今は猫被ってやがるが暴言毒舌のやりたい放題しやがるもんだから、言い争う様に見えてた訳だ」

『コレの様子はさぞ奇人の風体に見えたでしょうが、ご心配なく。彼が埒外の正気を振りかざしていても、触れて頂ければこの様に、私の言葉は貴方に届けられます』

「何をほざかれても俺が正気なのは当然だから。もう少し波を立てない意志疎通を心掛けろよ。何にでも噛み付いてたら呆れられるし人気も下がるぞ」

『貴方の正気など保証も無ければ根拠も証拠も無いものでしょう。理のある振りをする物狂いに付き合う私の精神的疲労を鑑みれば、毒づきたくなるのも自ずと分かるでしょうに』

「あー、はいはい、うん。分かった分かった」


 醜い二人三脚を一通り見せたところで、風見の制止が入る。

 ……今更ながら気まずい。人に聞かせる内容では無かっただろう。恥ずかしい、ああ恥ずかしい、恥ずかしい。

 堪えかねて捻り出した咳払いが、何故か()()と被ってしまった所も含めて恥ずかしい。


「とりあえず、竜神さんがいるって事も、二人の仲が良いのは分かったから。じゃれあうのは後にして」

『誰がじゃれて――』

「後にして」

「そうだぞ、じゃれてなんか――」


 みしり。

 いつのまにやら絡んでいた風見の指が、俺の指と指の間を加圧していく音だ。


「あとに、して?」

「申し訳ありませんでした」

『承りました』


 謝罪と了承の意を同時に伝えられる事を考えると、案外便利なのかもしれない。


「貴方たちは、此処から出るつもりはあるの?」


 看守が四六時中監視している中では答えたくない質問で五位圏内は堅いものを良くもまぁ。

 とは言え、こちらの思惑はとうに見透かされているようなもの。はぐらかすのは風見に失礼だろうし、リンさんからしてみれば浅はかだろう。


「勿論だ」

『ありません』

「……どっちなのよ」


 とことん意志統一しない奴だこと! なんだぁてめぇまだ文句を垂れるというのか。

 冗談にしては笑えない答えを吐く竜神は、溜め息混じりに言葉を続ける。


『今の私に、逃げ出すほどの力はありません。いくら見破る瞳があったとしても、発揮する為の活力が、気力がありません』


 気力が無いという言葉をそのまま聞けば、怠惰の言い訳に聞こえるだろうか。

 しかし竜神の口振りは、まさにその通り、力が満ちていないのだと理解できる。


「確かに、ここは何でか知らんけど雑霊も入ってこないしな。力を取り戻すには不適切な場所だろうさ。けど、出たいと願うこととは関係ないだろ、そんなの」

「そうよ。私は本心を聞きたいの。出来もしないと決めつけて望みに蓋をするなんて、勿体無いじゃない」


 ――ほんの小さな舌打ち。

 咎める前に、竜神は問い掛けてきた。


『では、水元鉄生。貴方は此処から出て、何をすると言うんです?』

「そりゃあ、身の安全の確保だろ。いつ偏執に囚われた科学者に瓶詰め脳味噌の処置を受けるか分からないような状況、面白くねえし」

『随分と愉快な想像をする。なるほど、確かにそうかもしれませんね。ですが、私が訊ねているのはそういう事ではありません。貴方は、此処を出るという手段の果てに、外で何をすると言うんですか?』


 先の問いとそれほど変わらない文言。強調されたのは、あくまで外に出るのは手段であり、目的を別に置け、という部分。

 だからなんだ。こうやって閉じ込められている身分で、やりたい事を夢想するなという方が無理だろう。簡単、簡単。むしろ順序を付ける方が難しいに違いない。


「外に出たら、まず――」


 何がしたい? 何を求める? 単純でいい。子供が語る絵空事でいい。他愛の無い願いで構わない。

 それが日常。ありふれた事こそが、日々送るべき出来事なのだから。


 故に。

 答えは出なかった。出せなかった。


「まず、俺は。家に、帰、」


 ――今の自分に、帰る家などあるものか。


「罪を、つぐな、」


 ――罪と認めていない罪を償う事ほど馬鹿らしい事はない。


「ただ、ただ、生きて、」


 ――周囲に流されるだけの俺に、そんな望みは抱けている筈が無い。


『出れば宛もなくさ迷う化け物となるか、縁も結べず野垂れ死ぬ。その辺りが関の山でしょう』

「違う。俺はやりたい事が、」

『あるのですか? 本当に? 人に憎悪を燻らせる貴方が、人の世界でしか生きたことの無い貴方が、人ではない身になって何を成したいと言うのですか?』


 何を成したい。俺の欲望。願望。あるはずだ。あったはずだ。さっきまで叩いていた軽口に、その端々を乗せていた。そういう類いであっても、竜神に突き返す事は出来る。


『口先だけでも偽れないとなると、貴方も気付いていたのでしょう。貴方も、願いを持つ事が許されない者なのだと』

「許す許さないの話じゃない、願いなんて、誰でも想える筈だろうが。飯を食いたい、金が欲しい、女を抱きたい。当たり前のものだ。みんな持っている」

『でしょうね。当然、身の程を知らない願望が、容易く身を滅ぼすという事も、貴方は知っている』


 知っている。知らされている。――捻れた頭と心に、傷跡のように残っている。

 何故、刻み込まれている? 何故それを竜神は知っている?

 必然、竜神によるものと見当はつく。だからと言って、跳ね返せるほど外れた道理でもない。


『貴方が言う、みんな持っている願い。陳腐で凡庸で当たり障りの無いものですが、さて。今の貴方に、どれほど必要なものですか?』


 飯。口には出来る。味も分かる。うまいものとまずいものの区別だってつく。満腹感もある。だが久しく、食欲というものを感じた覚えがない。

 金。あれも買える。これも買える。みんな欲しいもの。俺も欲しかったもの。欲の象徴たる尺度に、今は()()を見出だせない。

 情欲。指を絡ませている女も、俺を観察する女も、皆見目麗しいと分かる。その魅力が駆り立てるものもある。かつては心身を焼いた想いは、ただそういう現象としか思えない。


『変わり果てた今、あなたが口にしていた心情は偽物。ただかつての貴方をなぞるもの。うわべを取り繕った、芯が伴わない張り子に過ぎない』


 やめろ。やめてくれ。そんな事は。言わないでくれ。頼むから。


「俺は水元鉄生だ。変わらない。それだけは、変わらないと決めたんだよ」

『ええ。だから、そうやって真似をしているんでしょう?』


 体は既に別だとしても、心は、思考は俺なのだ。そう立てた誓いが、容易く踏み倒されていく。


『騙していても破綻は近いでしょう。所詮、無理だったんですよ。ほんの少し揺らいだ程度で憎悪に呑まれる貴方が、人の振りをするなど』


 ――なぜ俺は、人に憎悪を持つ事を当たり前と考えた?

 ――なぜ当然のように、人を嫌悪の対象と飲み込めた?


 人を壊した感触は、未だに覚えている。

 苛立ちに身を任せたのも、覚えている。

 それを何の疑問に抱いてなかった瞬間も、覚えている。


『貴方は人の世で生きる事は出来ない。半端な人としての生ゆえに、妖として生きるのもままならない。妖の為の世界が潰えた今、朽ちるに任せるのが妥当でしょう』


 この世界に居場所など無い。無慈悲な同居人は、そう断言する。

 目を背けていた理解に胃が歪む。同時に、今までの不可解な心身の変質に、ああそうか、と納得がいく。


 後先考えずに逃げ出そうとした。――もう絶対に戻ることは無いと感じていたから。

 理外の存在の労りに苛立った。――異常は不可逆と思い知らされていたから。

 化物を人非人とされて怒りが迸った。――妖である俺と、人のつもりの俺を嘲られたから。


「……ひどい言い様だ」


 言い返す言葉に力は籠らない。むしろ、降伏宣言に近い。受け入れるしかない。だって本当の事なのだから。突っぱねたくても出来やしない。


「俺は偽物か、竜神」

『ええ。本物の貴方など、もうこの世にはいない』

「何を言おうと?」

『言葉に力はありません』

「何を思おうと?」

『意思は偽りを被るものです』

「何を成そうと?」

『――』


 止まる言葉。虚を突いて得られた空白ではない。

 無言の是。俺に思い知らしめる為。響かせる為。自壊を促す為の空白。


「私はね、花が好きなの」


 その空白に、風見が口を開いた。


「春に咲く薔薇も、冬に耐える牡丹も好き。幾十年に一度しか咲かせない子も、月明かりを受けて人知れず開く子も。どんな花弁も、どんな草木も、私は全て愛してるわ」


 独り言のように語る。想いは、人間のように複雑じゃない。ただ、好いている。慈しんでいる。澄んだ、実直な想いが伝わってくる独白だった。


「花は繊細なの。土を変えたり、水を変えるだけじゃない。隣に気に入らない子が育ったり、鳥達が来ないだけで枯れる子だっている。風が吹くまま気の向くまま、じゃあ育ててあげられない」


 風見の顔を見る。自失していた目は眺めているだけで、彼女の想いを量れていなかった。


「けど、良いの。いくら手が掛かってもいい。どれだけ苦労したって、その子が成長してくれる喜びが勝るもの。疲れなんて吹き飛んじゃう」


 遠い場所を語っている筈だ。それなのに、目の前の女性の双眸は、どうして俺をしっかりと捉えているのだろう。

 まるで俺が、そんな手のかかる子供のようじゃないか。


「私は、そんな日々に帰りたい。石壁に囲まれて朽ちるのなんて嫌」


 ――青天の下。花々に囲まれた、風見幽香の姿。

 脳裏に描いた絵図は、その様を何一つ知らない俺でさえ、そうあるべきと思わせるほど『らしい』姿だった。


「お願い、鉄生」


 水元鉄生なら、憎まれ口でも叩きながら了承するだろうか。軽口を交えながらも、真摯に応えるだろうか。

 ほんの少し前まで出来ていた筈の『自分』の振りが、こんなにも難しいとは思わなかった。


「……なんで、俺に」


 辛うじて、口を開く。辛気臭い声色で吐き気がする。

 俺の言葉に、風見は苦笑を返す。


「仕方ないでしょう。竜神は気力が無いんだし、ここで頼れるのはあなたしかいないのよ?」

「頼りどころか、何にもならねえよ。自分だったものにもなりきれない奴が、他人の助けなんか――」


 縋りつくような指を振り払おうと、手に力を籠める。

 だが尚更、彼女は強い力で俺を求めてきた。


「そんなの、関係ないでしょ」


 躊躇をあっさりと踏み倒しながら、そんな言葉が投げ掛けられる。

 俺が悩み、苦しむ問題を、『そんなの』で片付けるか普通。


「あなたが元々誰だなんて、私には関係ないもの。ただ、私だけじゃここからは出られない。だから、助けて欲しい。丁度良いことに、あなたはここから出たいんでしょ?」

「そりゃ、そうだが。けど俺は出たって――」

「じゃあ、お願い。手伝って」


 自分勝手過ぎる。何が出来るとも知れない男に、なんでこんな要求が出来るんだ。

 こっちは俺の事情だけで手一杯なんだぞ。うじうじと悩む時間くらい要る。止まって足元くらいは見させてくれ。

 それだってのに。


「……ダメ?」


 俯く俺を、覗き込んでくる顔。上目遣いの赤い瞳は、多分潤んでいた。

 変わらずしがみついてくる指。身動ぎに紛れて撫でてくる、柔らかい指の腹。

 一挙一動が、俺を絆そうとしているのが分かる。故意であれ無自覚であれ、こうまで弱く手折れる花を見せられれば、心が動かない筈もない。

 どうしてこの女は、俺なんかにイヤと言わせないんだろう。……断る理由なんて、無いのだけど。


「分かった」

「本当?」


 俺の了承の言葉に、風見はぱあっと顔を綻ばせる。

 たったそれだけで、忘れられた。俺が何で、何を為したいかも分からない半端者だという事に、目を背けられた。辛さを飲み込めた。

 自然と次の言葉が、心の底から沸いてくる。


「ああ。風見幽香、水元鉄生はお前を助けるよ」

「ええ、助けて頂戴、鉄生。私には、あなたの力が要るの」


 ああ。本心から、そう思う。

 俺を鉄生と呼んでくれて、そんな俺を求めてくれるなら、俺はお前を助けよう。

 いくらでも。いつまでも。

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