1.実は今日はご報告がひとつあります-脳核を取り出して義体に取り付けて運用する-
全34話予定です
読んでくださって、本当にありがとうございます!
今作でレイドライバーシリーズは完結になります
もしレイドライバーシリーズの 1 から 21 まだお読みになっていない方は、お手数ですがまずはそちらをお読みになってから今作をお読みくださいませ(今作は、前作からの続きものになります)
▼過去作はすべて、下記の作者ページからご覧になれます▼
https://mypage.syosetu.com/mypage/novellist/userid/2478453/
実は、レイドライバーシリーズの前日譚の話として、ヒューマンシリーズを寄稿しています(全て完結済みです)
ヒューマンシリーズ全3作を経て、事件が解決して時間が戻ったあとの世界で主人公が成長し、研究に手を染めてのレイドライバーシリーズへと繋がります
※◆もちろん、レイドライバーシリーズから読んで頂いても話は繋がりますのでご安心を◆※
もしよければ、お時間のある時にでもこちらも読んで頂けるととても嬉しいです!
ヒューマン 1 -繰り返される事件と繰り返す時間遡行-
https://ncode.syosetu.com/n2996hx/
ヒューマン 2 -再び繰り返される事件と再び繰り返す時間遡行-
https://ncode.syosetu.com/n8320hy/
【R-18】ヒューマン 3 -時間遡行によってもたらされたものは-(これだけR-18なので作者ページに載っていません。行為等の激しい描写などは極力なくしたつもりですので、読みやすいと思います)
https://novel18.syosetu.com/n2786ia/
また、X(旧Twitter)でも数日に一度、更新をポストしています(※ポストしていない時も、事前告知がなければ毎日投稿です※)
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曜日に関係なく毎日1話ずつ18:00にアップする予定です(例外あり)
※特に告知していなければ毎日投稿です
1話が大体1500文字前後ですので、読み慣れている方には少々読み足りないかもしれませんが、スキマ時間にでも読んでくださるととても嬉しいです!
もちろん、毎日のご愛読は大歓迎ですし、何より創作の励みになります!
(^^♪)
時間は少し遡り、互いが捕獲した相互のレイドライバーの返還が行われる二国会談の、ほんの数日前である。
カズはホットラインで向こう側の人間と話をしていた。
「では会談終了をもってきみを正式に[こちら側]に迎え入れたいと思う。階級は准将、作戦立案、兵器製造の優先権も併せて付与する」
そう言い渡される。そんな言葉にカズは、
「ありがとうございます、と感謝を。これからも邁進していきます。それで、実は今日はご報告がひとつあります」
と続けた。
「ほう、報告とは?」
と来るので、
「先に断っておくと、今回の眼前にある戦闘の話ではないです。以前に全身義体の話をしたのは覚えていらっしゃいますか?」
と返す。そんなカズの言葉に[ああ、確か研究の再開が出来そうだ、と言っていたか]と言われる。そんな彼らに、
「そろそろ試作一号機が出来上がりそうなんです。今、私の相方が細かな調整を行っている最中でして」
そう告げる。その言葉に向こう側でも少しどよめきが起きる。
「確か、脳核を取り出して義体に取り付けて運用する、といった話だったかと思うが、それはつまり」
「そう、端的に言えばサイボーグ兵士の可能性が出てきたというところまで来まして。それでなんですが、内々に何名か志願兵を募集したく思いまして」
と言ってみる。それは直ぐに、
「被検体を充てるのではまずい、という事なのかね?」
という疑問として戻ってくる。その疑問に、
「このまま問題がなければ技術としてほぼ確立した、といって良いレベルにあります。身内びいきと言われそうですが、私の妻は本当にこの短期間でよくやってくれているので。そこで考えたんです。[全身義体をとりあえず四体ほど制作し、男性が二名、女性が二名の比較試験をしてみよう]とね。実際に実戦に出して、生身の兵士とどの程度の差が出るのか。もちろん実験という色合いが強いので全喪失の可能性が高いとお考え下さい」
そこで一息ついてから、
「その人たちは生身の体とおさらばすることになるのですが、これには一つ、副二次的な効果がありまして」
そう言ってカズは全身義体の説明をし始めた。
脳核だけを取り出して全身義体に組み込んで運用するのは間違いないのだが、まず、肉体を捨て去ることで各種の疾病にほぼかからなくなる。それは脳梗塞に始まり、高血圧、心臓病、癌、風邪にウイルス疾患、その他もろもろである。それだけでも対価としては十分なのだが、更にもう一つ。それは寿命が延びる可能性を秘めているというものだ。今まで自身の肉体というものを維持するために負担していた脳核の負荷がまったく無くなり、人工の器官に置き換わることで脳核は自分の生命維持にのみリソースを割けばよいことになる。
まだ半分は理論的にしか導き出されていないが、現在のサブプロセッサーたちも寿命は延びると推測されているのだ。定期検査でテロメアの減少スピードの明らかな遅延が見られたというのもその一つである。
「人間は、そろそろ肉体という枷を捨てる次元に来ているのかも知れませんね」
そんな言葉で説明を閉める。向こうの反応はやはりどよめいていた。それはそうだ、簡単に言ってしまえば[脳みそだけになれば寿命が延びますよ]と言っているのだから。しかも健康状態を良好に保ったままで、である。老化という肉体の劣化もない、そんな技術があれば人によっては[ヒトとしての肉体]を捨てても良いと思えるかも知れない。
「ただし、これはまだ実験段階です。未知の危険がないとは言い切れない。そういう意味では皆さんはまだ手を出さない方が良いでしょう。まずは少数で試験をし、経過を見て中規模試験を経て大規模試験を、と考えています。兵士、兵器としてみた場合の利点は……もうお判りの事と思います」
それは、地雷原で足を吹っ飛ばされても、敵に腕や足を撃たれても、ヘッドショットさえ免れれは生き残れる。生きてさえいれは味方に回収してもらえる可能性がある。そして回収が上手く行けば義体のパーツを交換して、それは即座に戦線復帰が可能になるのである。
「しかし、きみやきみたちは本当に優れているのだな。日本から引き抜いておいて正解だったよ」
そんな世辞を言われるくらいにはカズや[襟坂]、それにゼロゼロたる襟坂恵美は頭角を示せているというところなのだろう。
「よし分かった。内々にこちらで被験者のピックアップを行おう。出来れば実戦経験が豊富なベテランがいい、という訳だな?」
と聞かれたので、
「出来ればその方向でお願いできますか。では四体分の義体を差し当たっては作成しますので」
という話でまとまったのである。
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