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考える葦

作者: イプシロン

  雁が秋の空を飛んでゆく

  あのご婦人の笑顔

  朗らかさと健やかさ

  どこにも陰がない光


  ぼくには眩しかった

  手の届かない憧れだった

  あどけない子どもたちも

  また貴方に似ていた


  だけどそれは突然に壊れた

  病に伏せたあなたは

  鳴きながら彷徨う雁

  心を病んでくすんでた


  考える葦もまた

  弱く哀しかった



  English version


     The Thinking Reed


  Geese fly across the autumn sky,

  That lady's smile, so bright and spry.

  With joy and health, no shadows near,

  A light that shone, so pure and clear.


  To me, it was a dazzling sight,

  An unreachable longing, full of light.

  The innocent children, too,

  Were reflections of the love in you.


  But suddenly, it all fell apart,

  You lay in sickness, a heavy heart.

  A wandering goose, with cries that fade,

  Your soul was dimmed, in shadows stayed.


  The thinking reed, too, felt the pain,

  So weak, so sad, like falling rain.

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