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『妖怪大図鑑』(●●館より)

【青行灯】脅威度★★☆


 青行灯は百物語を最後まで行うと出現すると言われている妖怪です。

 この百物語というものは怖い話をそれぞれ順番に語り、百の物語を終えると恐ろしいことが起きるとされています。怪談を語る行為自体を怪談に見立てるというのは少し面白い成り立ちだと言えるでしょう。

 更にその百物語から派生した妖怪が青行灯であり、この妖怪は具体的にどのような危害を加えるかは記録されていません。ただ百物語を全て行うと現れるとだけ伝えられています。恐らく、百物語の参加者は青行灯に食べられてしまうのでしょう。そうなると、脅威度は星二つが妥当です。

 この手の実態がない妖怪に似た話としては「牛の首」が挙げられます。これは牛の首という恐ろしい怪談が存在するが、あまりの恐怖で内容を知るだけで死んでしまい、話の内容自体を誰も知らないという都市伝説です。百物語が語り手を対象にした怪談であるなら、牛の首は聞き手を対象にした怪談ということになるでしょう。どちらも実態がなく、ただ結果だけが伝えられているという共通点があります。

 話しても聞いても祟られる――これこそが、怪談噺の醍醐味かもしれません。

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