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キーンコーンカーンコーン。
授業が終わる鐘の音が聞こえる。
長かった一日が終わった。
なんだか色んなことがあり過ぎて疲れてしまった。
事後のような虚脱感だな。
味わったことないけど。
「おう、秋。机に突っ伏して女子を視姦してるところ悪いが、もう決めたのか?」
「机には突っ伏してるけど、視姦はしてないよ。本当だよ。」
「海綿体に血液を循環させているところすいませんが、我が友秋は決めたのですか?」
「べ、別に立ってるから立てないわけじゃないよ。あ、足が痺れてるだけだよ。」
「会長と一体ナニをしてたのかなぁ~ボクだけじゃもう満足できないんだね…。」
「ナニもしてないよ…。星太だけで満足したら少し問題だからね。」
こいつらは僕を何だと思ってるんだ。
一回問い詰めるべきかもしれない。
「ところで決めたって何の話だ?」
質問に質問で返す。
それを聞いて合点がいったとばかりに糞太と鞭は頷いた。
「そっか、秋はあの女教師のアナルを舌で堪能していたから知らないのか。」
「我が友秋は天草女史を言葉攻めして、くっころ展開を楽しんでいたのでした。」
「アナルだったらボクのを使えばいいのに……。」
「てめぇら一回表に出ろや!こらぁ!!」
問い詰めてやんよ!
てめぇらが望んだ口撃で舌戦かましてやるぜっ!
我が舌技を見よ!!
「冗談だよ。秋はこの学校のカリキュラムについて知ってるか?」
「カリキュラム? それなら穴があくほど見たぞ。」
「なら話は早いですね。部活の件ですよ。」
「部活? あぁ、そういえば書いてあったな。」
この学校の生徒は部活か委員会に所属しなければならない。
なんでも上下関係を学ぶことで社会の縮図を学ぶ、とかなんとか。
言わんとすることはわかるが、実際に社会に出てみるのが一番早いと思うのは僕だけかな。
あと星太。ボクの穴も見て欲しいとか言わない。
その穴は最初からあいてるから見る必要はないんだ。
「糞太は相撲部。鞭は馬術部だろ?星太は何にするんだ?」
「ボクはコスプレ研究会かなぁ。研究会は部活ほど時間を取られないらしいからね。あきの妹ちゃんと世界を取る約束しちゃった手前そっちに本腰入れるつもり。あっ、あきの本腰だったらいつでも受け入れるよ❤」
「なら僕も研究会かな。バイトもあるし。」
しかもあまり体力が奪われない文化系が良いな。
部員が過疎ってて、ほとんど活動してないとか最高です。
幽霊部員になる気満々なのは少し申し訳ない気がするけど。
あと星太。僕の本腰は女の子専用なんだ。ごめんな。
「既に情報戦が始まってるぞ。レインの通知が鳴りっぱなしだ。秋には関係ないけど。」
「べ、べつにそんなグループに入らなくてもいいもんねっ!」
「我が友秋。強情になるのは情事の時だけにした方が賢明ですよ。」
「今更入っても『あっ、こいつ友達欲しいんだなぁ。必死だなぁ。』って思われるだけだろっ!」
「あきの友達はボク達だけで良いんだね。」
あれっ、なんでそんな解釈になるの?
お、お前らも頬を赤らめるなよ!
恥ずかしいだろ…///
「委員会もありなら風紀委員とか狙い目かな。風紀を乱す奴らをボコボコにするのって気持ちいいかも。」
「本日のおまいうスレはここですか?」
「盛大なブーメランを見てしまいました。」
「風紀を乱すのが、あきの仕事だもんね❤」
風紀委員には黒髪ロングの破廉恥嫌いな女の子がいると相場が決まっているのです。
もしくは帯刀している武士娘とかね。
先輩。僕の刀が鞘から抜けないんです!抜くのを手伝ってください!
「生徒会もありか。冬実姉さんもいるし…。」
「聞いたか鞭。学校でも甘ったるいシスコンを披露するらしいぞ。」
「そもそも生徒会に入れると思っている時点で既に甘いです。」
「あきはやっぱり会長のことが……くっ、ボクが男に負けるなんて。」
でもさすがにあんなことがあったから気まずいよな。
会長のことは気になるけど、近くにいたら女の子だってバレる可能性もある。
それにしても会長って胸はどうしてるのかな。
サラシを巻いているのか。
その必要がないくらいに絶壁なのか。
あっ、妹様。呼んでないです。
姉様に全部持ってかれたとか思ってないですから!
本当ですから!!
「やっぱり幽霊部員になれる研究会を探すか。」
「ふう、落ち着くところに落ち着いたな。」
「風紀委員とか言い出した時は正気を疑いました。」
「生徒会以外ならボクは問題ないです。」
「よし、とりあえずお前ら一回表に出ようか。」
このあと滅茶苦茶セッキョウした。




