表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大切な何かを求めて…  作者: 針巣豚
プロローグ 日常
3/27

クラスメート

登場人物紹介だけでもの足りないかもしれません。


本題に入るまでは色々工夫して頑張ってみます…

「春人、昨日のサッカーの試合見たか?」

秀介が身を乗り出して聞いてきた。


「見てない」


「奏は?」


「僕はテレビ30分しか見ないから。」

奏はさっきの事を気にしているのか目を合わせようとしない。


「二人ともなんだよ〜。男のクセにサッカー見ないとかあり得ないだろ」


秀介はいじけて机に突っ伏した。寝たのか?


「というか奏は30分何を見てるの?」


「アニメだよ。困っている人のためなら自分の体の一部でさえ千切ってあげることのできる自己犠牲の精神を持つヒーローの物語。」


「題名は?」


「アンパン…」


「うおおい!奏!何を言おうとしてんだよ!春人も言わせようとするな!」


秀介がいきなり飛び上がった。

何を慌てているんだ?


その話を聞きつけて一人の少女…幼女が俺に飛びついてきた


「ん?アンパン?アンパン食べたい!春人!アンパンあるの?」


この少…幼女は木ノ下優奈

身長141cm。胸も身長に比例している、残念なアホの子。


「痛っ。いたたたた。痛い。こら優奈。アンパンはない。だから抱きついてくるな。」


「えー」


「優奈。春人君が困ってるよ」


そう優しく諭すこの子は漆原涼。このクラスの委員長兼優奈の母親役。

ちなみに俺は父親役。


「涼はアンパンある?」


「アンパンはないけど、クッキーならあるよ」


「クッキー食べる!頂戴!」


「優奈ちゃんは相変わらず元気だね。」


奏が呆れ顔で呟いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ