モダン建築爆破事件(お題 モダン建築/だから/貝柱)
ここはクソミステリー世界!今日もクソミステリー世界で、三須照小学校五年生の米田 共作君は、ベタベタな探偵帽を被り、どこで買って来たのか、ウンコ型棒キャンディーをしゃぶりながら、クソミステリーに挑む! こんばんは、オイラ作者!120分お題で書くか、って思ったけど既に眠い!! 10月3日に返却期限の図書館の本が2冊あってまだ読めてないぞ!!!!
「共作ちゃん、今日はどんな事件が起こるの!?」
お約束に問い掛ける、オレンジと白のストライプリボンでツインテールにしているこの女の子は、三須照小学校4年生の柏木小雪。共作の妹分兼幼なじみである。
「うん、今日完成記念式典をやる、米田市出身の建築士がデザインしたモダン建築の建物の前に来ているわけだけど」
ところでモダン建築って何だ?となる眠い作者。ググったら機能的、合理的な造形理念に基づく建築とあった。画像検索のイメージだと「オシャレに四角くやたら角張っている」ような印象。
「思想犯や怪盗の予告状が来たとか〜?」
「待って小雪ちゃん。ここはクソミステリー世界だよ」
「だから〜?」
「実際に家を建てていた業者の人達から密告があってね。建築家のデザイン通り、海で採れたデッカイ貝の貝柱をおうちの柱にして建てたから、もうすぐ腐って崩れるだろうって」
言ってる間に、すさまじい音を立てて、モダーンな家が崩れ落ちていった。柱だけが業者の予測時間になった瞬間爆発四散して消えたので、支えを失った建物もドカーン!! と爆発四散した。柱と建物は一心同体なので、柱が爆発四散したら後を追うように爆発四散します。
「わ〜まるでお祭りの花火みた〜い!」
はしゃぐ小雪、
「モダンモダーン!! 見たかモダーン!! 海産物と建築が合わさって出来た、一瞬の芸術モダンよー!!」
変な語尾の建築士、
「ここです刑事さーん!! なんか手の込んだ爆発物作ったやばい建築士の人はここでーす!!」
めちゃくちゃ通報する共作。
手錠をされて連行される犯人を見送りながら、共作はウンコ型キャンディを舐めた。
「手ごわい相手だった……」
「貝柱とか聞いたらお腹空いちゃった。回転寿司食べに行こ〜」
「いいねー」
仲良く手を繋いで歩いていく共作と小雪。
しかしこの世にクソミステリーがある限り、こんなもん書く作者がいる限り、共作達の戦いは終わらないのだ!! 寝落ちしてすっかり朝だし、なんかもう120分とかとっくに過ぎてて自主練としても酷いけど終わり!!