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転生したら悪役令嬢!?フラグ回収?死亡回避?正直どうでもいいです!

作者:黒谷葵
目を覚ましたら知らない天井。

「嘘っ!?これってまさか転生?」

どうやら転生したらしい。

それも悪役令嬢と思われる人物に。

「目を覚ましたかリオナ。ルリカを突き飛ばそうとして自分が階段から落ちたそうだな!」

バンッ!と大きな音を立てながら入ってくる男性。

その傍らには泣いている女の子。

泣いているはずの女の子の口元は笑っていた。

……あぁ。そう言うことね。

「……それが目を覚ました人に対する第一声ですか?」

というか、名前知らないんですけど貴方誰です?

その言葉を飲み込み笑顔で答える。

きっとこれは正解の答えではないだろう。

フラグ回収?

死亡回避?

眠りから覚めた娘に対しての第一声がその時点で好感度得ようとかそんなの心底どうでもいい。

そう思い冷たく接し続けた結果

「今まで本当に悪かった……。父親であり血の繫がりのある私だけはお前の味方でいなければなかったのに。お前のやりたいことは何でもやればいい、力を貸そう」

「今までの無礼をお許し下さい、義姉様。僕が未熟なばかりに義姉様を傷つけたことを」

公爵閣下や攻略対象である義弟

「幼い頃に公爵令嬢には酷いことを言ってしまった。皇族としてあるまじき行為だ……許してくれ、そして私にチャンスをくれないか?」

「貴方は……とても聡明な方だ。それを見抜けなかった私は愚か者だ」

「貴方を守るつもりはないと昔言ったことを撤回させてくれ。騎士に誓って死ぬまでずっと貴方を守ると誓おう」

同じく攻略対象である皇太子殿下、宰相、第1騎士団団長が許しを請い近づいてくる。

いや今更なのもあるけど、個人的には関わらないんで欲しいんですが?

私はヒロインでもないし、悪役令嬢の可憐な逆転劇をしたい訳でもないし、最早興味もなければ好感度も上げるつもりはないので、ほっといてくれませんか?

私は私のやりたい事をして自由に生きたいので。
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