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精霊に癒されたかっただけ  作者: キファリス
41/50

第三十九話 散策

遂に総合評価1000ptに到達しました!

練習のつもりで書き始めた小説が3週間でこんなにも見てもらえるとは思っていませんでした。(文章評価の方が低いのは作者もその通りだと思っているので頑張って書きます。)

今後も少しずつ更新していきますので、良いなと思ったらブックマーク、評価よろしくお願いします!


感想で指摘してくれた人や毎度誤字報告をしてくれる人、助かってます。ありがとうございます。


「と言う訳でな、俺は遅れて登場しなければならないらしい。」

「ふーん。あの2人は仲良くやってるんだね、良かった良かった。お兄ちゃん、ご飯お代わり」


 よく食べるな…そんなに今日の麻婆豆腐は美味しいか。

 動画投稿サイトにプロが作り方載せてるから、それを見て作るとすごく美味しいぞ!


 春花の食べっぷりに感心しつつ、ご飯をよそってやる。


「そう言えばお兄ちゃんはイベント参加するの?」

「お盆に開催されるPvPだろ?参加しないぞ?俺の場合シアさんが居ないと魔法の使えない雑魚エルフだからな、PvPに勝ち目は無いのだよ」

「お兄ちゃんのチート精霊はPvP禁止だっけ…初のイベントがPvPで残念だったね」

「別に構わんよ、それより春花は攻略進んでるのか?」

「進んでるよー、今は王都の次に東西北のどの方向に進むか悩んでるところ。」



 詳しく聞いたところ、王都から先は東西北の3方向それぞれにエリアボスが居るらしく、始まりの街と違い進む方向によって行き先が変わってくるので迷っているらしい。


「もう次のエリアボスなのか…」 

「これでもトップに近いスピードで攻略してるんだから」

「努達もか?」

「寧ろあの2人のおかげ?あの2人と途中で仲間になった姉弟が強くてね、単体だとみんな同じくらいの強さなのに、カップルと姉弟がそれぞれ連携すると強いのなんの…」



その後しばらく春花の攻略の様子について聞き、片付けをしてFWOにログインした。



◇ ◇ ◇



シアさん、今日は約束の時間までこの街を探索しようと思います!

 このゲームを始めてしばらく経つが、始まりの街の1/3程しか知らない。何か発見が有るかも知れないし、この町の観光を兼ねて探索する事にした。

 釣竿が有れば街を流れる川で釣りをしたのだが、リリさんから釣竿が完成したと言う報告は来ていない。恐らく普通の釣竿では満足出来ず、試作を繰り返していると思われる。




『この街のプレイヤーも随分と減りましたね…』


 シアさんに言われて周りを確認してみると、確かにプレイヤーの数は少ない。

 王都に拠点が移ったプレイヤーが多いのと、休みなのは学生だけなのも原因だろう。


 俺はこれくらいプレイヤーが少ない方が異世界にいる気分になれて好きかな…

それに、人が少なくて歩き易いのもポイント高い


『確かに、人が多いと道を歩くの大変そうでしたもんね。』


 シアさんは人が多いと上空に退避するから知ら無いのだよ、人混みの辛さというものを




『せっかくですし、久々に冒険者ギルドに行ってみませんか?』


 街でのお使いクエストみたいなのがあったら受けるのもアリか…

 

シアさん、案内お願いします!


『任されました』


そう言って定位置の右肩に腰を下ろし、案内を開始するシアさん。


シアさんが肩に乗るのにも慣れてきたな…


『……♪』


八代「全プレイヤーの約半数が王都に到着か…」

a「王都に着くまでがチュートリアル。サービス開始2週間にしては上々ではないですか?」

八代「現在のプレイヤー最高レベルは?」

b「Lv36が300人程…ですね」

a「Lv30超えると一気に上がりづらくなるからなー」

八代「それならPvPイベントは一陣と二陣で分けるだけで良さそうだな…」

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