表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクらの異世界逃避行  作者: $
教団より愛をこめて
2/18

2話 能力決めます

「あ、そうじゃ君には特殊魔法を決めてもらうのじゃが」


「特殊魔法?普通の魔法とは何か違うのか?」

そもそも普通の魔法もどんなのか知らんが


「便宜上、特殊魔法と呼んでいるが根本から違うのじゃ木を擦って火を起こすのと虫眼鏡で火を起こすぐらい違うんじゃ、それに能力は十人十色、人それぞれ違うのじゃ」


「本来は自分で能力を決めることなど不可能、じゃけど君には特殊魔法を何にするか、特別選ばせてやろうというわけじゃ」


「え?いいんですか、そんなこと」

「いいぞ」

老人は親指を立て、サムズアップした

(結構ノリ軽いな、この爺さん。まぁそんなことは置いといて...)


「うーん...」

かなり悩むなぁこれ、今後の生活に関わるしなぁ。

モチロン強い能力にするのは決定事項だが...そうだ!


「書いたものがなんでも出てくるノートください!」

「ほぉ、なかなかチートなものを選ぶのじゃな。まぁいいわい、それでいいのじゃな?」

「はい!あっ!そういえば言語とかは?」

「あぁその辺は大丈夫じゃよ、活語なら全て読み書きできるオールリンガルじゃ」


違う世界って聞かされてそこがかなり心配だったんだよなぁ


「あ!そうじゃ特殊魔法はあまり好印象でないし、そもそも知らない人の方が大多数だからその辺注意じゃよ。」

(そういうもんなのか?)


「異世界生活か...どういう生活になるか想像もつかないけど、ほのぼのとしたスローライフがいいなぁ」

そんなことを考えていると

「ほっほ、ワ■▲正⚫︎■ツイ...?────


「な...なんだ?身体が光に包まれてるぞ!?」

まるで柔らかく純白で大きな翼が自分を抱擁してるかの如く視界は真っ白だった


「よく分からないがもう異世界に飛ばされるって事か...?」

(会話の途中に飛ばされた気がするが大丈夫なのか?)

そんな一抹の不安抱き、俺は異世界に飛ばされた


────────────


「ど、どういうことじゃ...何が起きた!いったい...?」

そこには酷く狼藉した老人だけが残った


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ