第三章「Guild of the accident 〔Flaming red〕」
五十嵐「おじさん、その人たちに会うためにはどうすればいいですか?」
するとおじさんが
八百屋さんのオビワン
「そこのギルド、紅蓮に行くといいネ。オウガさんにカグヤさんに雷撃さんがいるネ」
僕はすごく驚き、だけど秘密を知っている人にやっと会えるっていうことに安心を抱いた。
まぁ、その一時は今、目の前で起こることにより消し去った。
ギルドの恐ろしさを…
~災厄のギルド《紅蓮》~
ドーン(建物の壁が破壊される音)
五十嵐「え・・・」
僕の目の前で、二人の冒険者が
戦っていた。
王牙「ちょっ、プリン食っただけで怒るなよ!俺が悪かったから、後で買ってあげるから!」
輝夜「後で買う!?そのプリンは今日限定発売のプレミアムプリンなのよ!美味しそうに食べちゃって!いつもエスだからって!良い気にならないでよね!」
そして二人の手の甲に紅蓮のギルド紋章が書かれていた。
僕はこんな恐ろしいギルドに入るのかと思うと逃げ出しそうになったけど、
もう後戻りは出来ない。
五十嵐「いざ!打倒紅蓮!参上仕る!」
ブフォ(五十嵐の頬に輝夜の拳が直撃した。)
五十嵐(やっぱり、僕このギルドは無理かも…)
輝夜「あっ!」
王牙「え?」
鼻から血を出している少年が横たわっている。
輝夜「ごめんなさい!まさか、こんな可愛い男の娘を殴っちゃうなんて!ごめんね?」
と、女性は言っているが、僕が鼻血を出している理由は他でもない。そう!目の前に
僕のあの上にこの可愛い女性が乗っているからだ。
王牙「おっ、これは入ってる!」
と、男性はふざけた。
輝夜「うるさい!」
パチン(王牙の頬を叩いた)
少し萎えた。やらかしたら殺されると思った。少しでもやらかしたら、極楽浄土行きだ、いや、極楽浄土逝きだ。でも、可愛いなーこの女性。まさに天国逝きだ。
鼻血が止まらない。僕は気を失った。
~紅蓮内部 1F中央広場(-食事処-クエスト-)~
ガヤガヤ(ギルド内部、ギルドの人々の賑わい声)
輝夜「あー!目を覚ました!大丈夫?」
と、心配してくれた。
王牙「おい、心を開くなよ?こいつ鬼だから」
あっ、
男の人はまた叩かれた。
やばい、紅蓮ギルド絶対やばい。てか、強面のおっさん達もいるし、闇ギルド並みの恐怖を持った聖ギルドだよ!
輝夜「気にしないでね!いつもはこうじゃないの、いつもは王牙君に弄られ(ry」
フィール「輝夜様、それ以上は言わせませんよ。この男の娘は純粋な子なんです。」
なんか、別の意味でやばい人もいる。
僕、これからどうなるんだろうか。
そうだ、まだこの人たちの名前を聞いてなかった、8人の聖騎士がこの中にいるのかー
もしかして、あれが王牙さんかな、やっぱりギルドマスターは王牙さんだろうなー
輝夜「そうだ!まだ、自己紹介がまだだったね!私は神羅 輝夜 20歳 既婚だよー」
え?えぇぇぇぇ!?この人が輝夜さんだったのぉぉ!しかも可愛い上に既婚だなんて
僕の青春ラブストーリーがぁぁぁ
王牙「このギルドに入門だったか、
俺の名は神童 王牙 20だ。よろしく+既婚だ。嫁さんは俺の隣にいる輝夜だ」
これが一番の驚きだった、まさかのこの二人があの有名な聖騎士でしかも
二人ともリア充なんて!僕の青春ラブストーリーはここで塞がるのかよぉぉお
フィール「王牙様、あなた方は威厳が強すぎるんです。あなたは五十嵐さんですね。
私はフィール・フォール・フォー・フライです。以後、お見知り置きを。」
しかもこの人も聖騎士だったー!?
まさかこのギルドに三人もいたなんて
そ、そうだ僕も自己紹介しないと
五十嵐「ぼ、僕の名前は五十嵐 疾風と言います!17歳です!時系列の村から遥々(はるばる)ここまでやってきました!ここに来た理由は!8人の聖騎士にあって、ある伝承の話しを聞いてもらって、その謎を知るためにきました!よろしくお願いします!」
頑張ったぞ!僕!
輝夜「僕っ娘!?」
え?
王牙「それで、その伝承ってのは?」
僕は黙り込んだ。
王牙・輝夜「ん?」
するとフィールさんが
フィール「もしかして、その話しは8人揃わないと話せない?」
僕は
五十嵐「いえ、バチカンの人たちもいないと話せないです」
王牙さんは驚いたように返事をした。
王牙「まじかよ、嫌だよ、俺、バチカンの人たちと会いたくねぇよ」
すごく嫌がっている。
輝夜「ダメだよ!怖がっちゃ!でも、怯える王牙君を見るのは私得だけどね!」
ガツン(王牙の脳天直撃パンチを食らった輝夜)
輝夜さんのアヘ顏はすごく可愛いかった。
五十嵐「なんで、会いたくないんですか?」
怒ったような、悲しそうな顔をする
王牙さんが
王牙「いや、うん、聞かないで」
いろんな人生を送っているんだなぁ