第一章「There is a life on the life. And see the end.」
(我を止めし者よ...)
「誰だ?」
俺の脳内に誰かの声が入り込んできた。 その言葉の先の言葉は掠れて聞こえない。
(我を止めし者よ……)
俺はもう一度問いてみた。
「お前は誰だ?」
小さい声だが言葉を返してきた。(我の名は皆からこう呼ばれている。Uqid・Cri...)
それ以上は聞き取れなかった。何故なら名前の途中で謎の電子音が入り、声が途絶えたからだ。
それからそこにあるものが遠ざかるように、俺は目を覚ました。
目を覚ました所はギルド内部だ。
俺は現在、闇ギルドに潜入している。理由は現段階での職業がギルドスレイヤーだからだ。
ん?それより俺の名前はなんだ?って
あー教えてなかったな。俺の名前は『神童 王牙』。
そしてここはフォース アース
四つ目の奇跡の星 大惑星『地球』
ゲーム世界だ。
今から少しだけ昔の話にするよ。
俺は“世界を変える”という親の願いを叶える為、親の成し得なかったその願いを
3年間で完成させた、七つの時だ。
親が何故成し得なかったのか...
それは、研究途中に不慮の事故で亡くなったからだ。
5つの時である。
だが、親が亡くなったところで俺たちの生活には支障はなかった。
何故なら執事やメイド達に育てられていたからさ。
親は遠くの研究所で研究をしていて、俺たちは俺たちにとって
広すぎるくらいの豪邸に別々に住んでいた。
その豪邸で執事、メイド、そして妹と暮らしていた。
七つの時にはメイド1人が親の代わりとなり妹と一緒に庶民…いろんな人が暮らす
都会へ引っ越してきた。他のメイド達には豪邸に住んでもらっている。
…そうだな、こんな話しばっかしてたら
本題に入れないな、すまない。
では、本題に入ろう。この物語ではサイドストーリー,メインストーリーに分かれている。
君はどれが見てみたいと思うかい?
どちらかを見てみたいのならば、君もこの世界に来るといいさ、皆が君を待っている。
このフォースアース
第四の奇跡の蒼海の星で
世界を楽しもうじゃないか。
では、楽しみにしているよ。
君が来るのを。そして最後の高みへ来るのを...