表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
268/288

幕間 エリシャ・サーピエンティア

 ──昔から、怖かった。


 私は、臆病なんだと思う。全てが怖いんだ。目に映るもの、誰かの目も、誰かからどう思われてるかも。


 だから、ずっと怖かった。何度も無様に死ぬことしかできなかった私の事を、あの人はなんて思っているだろうか。


 使えないって、思っているだろうか。見捨ててしまいたいって、思っているだろうか。


 それを聞くのが怖くて──。




「大丈夫か? エリシャちゃん」


「大丈夫、です。緊張はしてますけど……それでも、やらなきゃいけないんです」


 戦場へ向かう最中、シュウはエリシャに体調はどうか、と聞いてくる。が、エリシャは問題ないと気丈に振舞うしかない。


 あの人に、無駄な気遣いをさせたくないから。思えば、それが最初だった。


 エリシャには。エリシャにだけは。彼が過ごしてきた挫折と、後悔と、苦しみが最初から見えていたのだ。付き纏う亡霊、銀髪の女の人──様々。


 守護霊と言うにはあまりにもおぞましくて、可愛らしくて、多すぎて。訳の分からないぐらいに何かを従えているように見えた少年は、怖くて仕方がなかった。


 けれど、エリシャは視てしまったのだ。あの、死を──。


「いた」


 短く。緊張で落ち着かないエリシャの肩を、シュウのたくましいような手がさする。気を使わせているのだろう。


 自分だって怖いくせに。自分だって、逃げ出したいくせに。いや、誰だってそう。それでもなお、唇を噛んで、歯を食いしばって前に進んでいる。


「やります。……やりたい、事なんです」


 力になりたいのだ。もう、お荷物じゃ嫌なのだ。見てほしいのだ。だから──。


「ずっと、傍に居るから。頑張って、エリシャちゃん」


 左目が輝く。あの時と同じように。変わらず、紫の瞳が輝きだし──。


「──観測、実行。並行空間、認識。実体、捕捉。事象、固定完了。……八咫烏を観測。これより、事象の収束を開始します」


 慣れない。自分でもありえないような機械質な声が零れる。


 ──捉えるのは、八咫烏だ。金色に輝く鳥。死を振り撒く怪鳥。その鳥を、エリシャは観測し……



◆◆◆◆◆


『初めまして。「観測者」。あなたのことは、ずっと前から知ってた』


 何もない空間だった。何も、与えられていない空間だった。


 物心ついて、自分にある眼を認識した初めての夜。眠りについたはずの私を出迎えたのは、黒髪で白いワンピースを纏った少女が、そこに居た。


『うん、疑問があるのは分かってる。いきなり知らない所に連れてこられて、いきなりあなたを知ってるなんて言うのは、おかしい。けど、ずっと見てきた。不運な死も、非業な時も……あの人の、力になってる時も』


 初めてあった人に言われたのは、よく分からないことだった。ずっと見てきた、死、あの人。全く分からない。


『眼……それは、この世の運命を守るために与えられたモノ。この世界に生まれた人の中に、いるの。役割を持たされて生きていく人が。例えば、あなたの「観測者」。例えば、「光の巫女」。例えば、「剣の申し子」。例えば、「門番」。そんな風に、役割を持って生まれる。あなたも、そう』


『……その力は、世界を守るために作られたモノ。……一人の少年によって壊されないようにするために、あなたにそれが与えられた。言っておくけど、それはあなたの父親とは質が全く違う。だから……暫くは悩まされるかもしれない』


『……覚えていて。あなたのそれは、全ての世界を捉えられる。無論、練度を上げていけばだけど……そうしたら、たぶん地獄が見える。けど、それはまやかしではない。本当にあった物語で……もう、失われた世界。……全て撥ね退けて見える世界、その先に居る少年を……助けてあげて』


 


※※※※※


『悲しいよ』


 声が聞こえる。


『苦しいよ』


 悲鳴が、耳に届く。


『ここはどこ?』


 子供じみた、それこそ母を探すようなか細い声が。


『お母さんは、お父さんは、どこ』


 ──分からないよ。あなたのことなんて、分からない。


『ねえ、どうして僕、こんな寂しいところに居るの?』


『会わせてよ。会わせてよ。会わせてよ。奪わないでよ。奪わないでよ。奪わないでよ。消えないでよ。消えないでよ。消えないでよ。──置いて行かないでよ』


 震える。何もない空間で、真っ暗に染まった空間で。涙と、震える姿だけが鮮明に映り込む。


(どこだろう、ここ……)


 縋る声を聞きながら、エリシャは心の中で反芻する。


 そう、確か自分は並行空間で八咫烏をどうにかさせる手はずだった。だが、気付けばここに居た。正確には八咫烏を捉えた瞬間、意識が飛んでここに居た。


「──ぁ」


 思わず、声が漏れる。そう、だって、なぜなら──。


「お母さん……?」


 エリシャが見つめる先──真っ暗闇の先に映し出された光景は、母と父と、エリシャが普通に過ごしている世界。


 ありえないはずで、ないはずの世界。枝分かれしても、改変しても、存在しないはずの世界なのに。


「……どういう」


 どういう原理なのだ。知らない空間で、気付けば知らない記憶を見ている。ここは、なに? ここは、どこなの?


『驚きました。……まさか、神の権能一歩手前まで迫るとは。よしよししちゃいたいくらいです』


 割り込むのは先ほどのか細く、何かに縋るような声ではなかった。──温かい、感じがした。慈愛に満ちた、声が。


 ──あったのは、光だ。光が、人の形をしている。


『ここは、世界の記憶……その先です。本来であれば、ここに来た時点で生身の体は燃え尽きちゃうんですけど……「観測者」である以上、そんなことはないみたいですね』


「……あなたは」


『誰でも構いませんよ。今は……罰で謹慎喰らっちゃってるんで、どっちにせよ見守るしか出来そうにないので。エリシャ・サーピエンティアちゃん……八咫烏をどうにかしに来たんですか?』


「は、はい」


『そっかぁ……私の望んだ、というより考えた方法とはだいぶ違いますけど……それでも、ここに辿り着けたのでよしとしましょう。それで、八咫烏を倒す方法ですが……既に、権能を見破っていますよね?』


 復習とでも言わんばかりに、優しく告げる誰かにエリシャはシュウが見破ったことを伝える。


『概ね正解です。けど、少しだけ違う部分があるんですが……それでも、見破ったのは流石、と。そう、シュ……その人に、伝えてあげてください』


「……今」


『もう……子供は、勘づかなくていいんです。もう、会うことは出来ないでしょうし』


 エリシャの話を聞いた誰かは、少しだけ含むような寂しそうな声で返し、エリシャは何かあったのかと疑問を口に出そうとするが、気にしないで下さいと答えた。


『では、どうぞ。行ってきてください。あなたの能力を存分に使えば、並行空間に居る八咫烏と普通の空間に居る八咫烏を収束することが出来ます。詳しく言うなら、八咫烏の座標を一定値で入力し、全てを統一すれば可能ですね』


「……いつも、やってること?」


「ええ。そうですね。あなたが、いっつもやってる事です。……それと、八咫烏の権能を見破ってくれた人に言っておいてくれますか。──お見事ですと』


「……分かりました」


 微笑む誰かに、エリシャはそう返さなければいけないのだと直感で悟る。なぜだかは知らないけれど、それでもだ。


『……少しだけ、きついかもしれません。八咫烏は、子供です。嘘が得意な、騙すのが得意な子供です。ので、あなたには……ちょっとだけきついかもしれませんが、頑張ってくださいね』


 再び意識を集中させる。もう一度、八咫烏を観測し、収束するために──その最中、ふとそんな声が聞こえたような気がして……










phantasia──心象世界へ、ようこそ。


「──っ!」


 深い眠りについていたかのように目を閉じていたエリシャは、しかし背中を這う不快感によって強制的に覚醒させられる。


「──なに、今の」


 耳元で囁くような、ねばつく声。そのせいか、今もなお心臓の鼓動が収まらない。


「ここは……さっきと違う」


 鼓動を奥にひた隠し、いずれ消えるだろうと思い込み、立ち上がり辺りを見回す。──森だ。先ほどと打って変わって、森。暗闇がないと言うのを、枝や葉の木漏れ日から差し込む太陽の光が示してくれていた。


「見た事、ある」


 見覚えのあるその道に、エリシャは更に懐疑心を強める。そもそも、ここはどこなのか。先とは違うが、八咫烏討伐戦の戦場ではなかった。つまりは、まだエリシャは八咫烏を収束できていないという事で──。


「急がないと……」


 ──ダメだよ。


「……え?」


 急がなければならない。こうしている間、どれだけの時間が経っているか分からないが、それでも出来るだけ早く収束させて、あの人の役に立つのだ──そう、心の中で決意し、告白し、しかしてそれを阻むかのように。


 ──本当に?


 本当の本当に、私がしなくちゃいけないの?


「──あ」


 光景が見える。視える。捉えられる。映るのはあまりにも残酷な──否、幸福な世界。母と父がいて、エリシャがいる、先ほど見たような、光景が。


『ねえ、どうする?』


「……誰っ」


『逃げないでよ。目を逸らさないでよ。背けないでよ。──ちゃんと、見てよ。覚悟、決めなよ』


「──ひっ」


 囁く声に、責め立てるような声に、エリシャは身震いする。どうしてだ。覚悟は決めたはずなのだ。あの人のために、今ここに居るはずで──。


『それ、違うでしょ? それ、偽物でしょ? それ、都合のいい言い訳でしょ?』


「違う、違う……違う!」


『じゃあ、私は──この世界を、壊すんだね。私は、私達を殺すんだね』


「ぇ……?」


 遠のく声。同時に開ける道。まるでそれはエリシャを歓迎するように続いていて、エリシャは恐る恐ると言った調子で前に進んでいく。


『私は、戦い方を知らない。後ろで、縮こまって、誰かに任せて。自分じゃどうしようもないからって、言い聞かせて……何度、自分を騙せば気が済むの?』


「……」


『思ったよね? 私のせいで、狂っていく世界を。覚えてるんでしょ。視えていたんでしょ、申し訳ないって思ってたんでしょ。なのに、いつまでいい子ぶってるの? いつまで、助けてもらおうと思ってるの? ──この、罪人め』


「……」


『怖いだなんて嘘ついて。誰かの役に立ちたいだなんて嘘ついて。違うでしょ、あなたのせいで、誰かが苦しんでるんだよ? なのに、まだ何かするの? 何も出来ないんだから、何も出来ない女の子でいればいいじゃない。皆許してくれるよ。皆、後ろに居てって言ってくれるよ。だから、諦めて俯いていよう? 楽でしょ、いつでもやっていたんだから』


「……」


 進んで、進んで、進んで。辿り着いたのは──。


「あら、エリシャ。どうしたの?」


「おかあ、さん……?」


 ──一軒の家だ。木造建築で、一階建ての、小さな小屋。そこに居たのは、エリシャと同じ髪色の女性だった。


 ──見たことはないけれど、直感で分かる。自らの、母なのだと。


「違う、違う、違う……これは、まやかしで、幻想だ……」


 言い聞かせる。そうだ、エリシャの母は死んでいるのだ。エリシャを産んで亡くなったのだ。居るわけが、ない。


「なにを悩んでるの? 私に言ってごらんなさい」


 胸を張って、呟く母に──エリシャは。


「わ、たしは……私は。違う、違う……違うの、私は、力になるって……今度こそ、あの人の」


「なーに?」


「やめ……!」


 言い聞かせるエリシャに、顔を覗き込んでくる母。けれど、違うって分かっているから。違うって、しているから。だから、撥ね退けて、あの人の……シュウの、力に。


 そう、力に、なる、はずで──。


「……え?」


 振り払った手が、妙に生温かった。だから、見た。そしたら、血が、そこに──。


「なん、で」


『殺すんでしょ? 私を、倒すんでしょ? 殺すって、倒すって、そういうことだよ? そうやって、自分の手を血で染めることだよ? そうやって、騙さないで。誰かの力になるんだって息巻いて……命の、冒涜だよ?』


「やめて……やめて!! こっちに、来ないで!?」


 回る。回る。回る。回っていく。回転し、世界が移り変わり、変遷し、変わって死んでいく母の顔が──。


 死って、こういう事。殺すって、こういう事。覚悟もないくせに、覚悟を決めたようなフリだけして。


『なんて、愚かなんでしょうね。私は』


 分かっている。分かっていた。だから──。


『何度も死なせて、何度も殺して、何度も死んで。──本当に、役に立たない。愚か者でも、もう少しは役に立つわよ。役割を与えられて、なのにのうのうと暮らしてる私って、本当に愚か』


「……」


『分かってる。ちゃんと、分かってるわ。誰かの役に立ちたいんでしょ? 生まれてきた意味を、知りたいんでしょ? でも、分不相応を弁えて生きましょう? できることと、できないこと。決まってるでしょう? 私に、戦いは向かないわ。……皆と一緒に、過ごしましょ?』


 なんて、酷い誘惑なのだろうか。ずるい、悔しい、口惜しい。なんで、どうして。エリシャがずっと隠してきたことを見抜いているのだろうか。


 何も出来ずに死んだ自分を変えたくて、八咫烏戦に来たのに。何も出来ずに死ぬ不甲斐なさを失くしたくて、八咫烏戦に来たのに。


 顔を上げる。上げて、上げて、見る。視える。捉える。──ああ、母と父が手をこまねいて待っている。穏やかで、エリシャに見合った世界が──いいじゃないか。諦めて、堕落して、怠けて、生きている意味なんてなくていいじゃないか。


 それで、いいじゃないか──………………






──赤い、炎が見えた。青い、氷が見えた。


 地獄を視た。死んだ方がマシなくらい、最低最悪の日を視た。変わっていく有様を視た。皆が死ぬ未来を視た。


 変わらない、変わらない、変わらない。皆死んで、皆無に還る。変わらない、変わらないのだ。どこまで行っても、変わることはありえない。


 ──けれど、光を視た。諦めずに抗う、希望を視た。今にも惜し潰れてしまいそうなくらいに、弱々しい光を、視たのだ。


 必ず訪れる未来を変えてくれる、誰かの事を──。打算塗れでも、何か裏があったとしても、確かに救われて──。


 恐ろしいまでに強い人外に勝つために。怖いくらいに大きい怪鳥に勝つために。命を燃やし、諦めずもがく誰かが、私は──。


 変わるって決めたじゃないか。変わろうって、決意したじゃないか。


 守られるだけの自分じゃ嫌だ。おんぶにだっこじゃ、報いれない。無力で、非力な私を──変えるんだって。


『偽物でしょ?』


 いいよ。別に。偽物でも、構わない。


『どうせ、分かりやすい指標に縋っただけでしょ?』


 どうでもいい。そんなの、どうだっていい。どんな理由だって、私は。


『おままごと……誰かの真似事でしょ。第一、あなたのことなんて見向きもしてない。諦めて、こっちで暮らそ?』


 変わるって決めたんだ。自分を救おうと、足掻いてくれたあの人に──ササキシュウさんに。


「偽物でもいい。勘違いでも構わない。この想いは……きっと、変わらない」


『…なんで。なんでなの? 私は、どうしてそんなにも弱くないの!? 私は、私の弱さで作られてる。私は、私の劣等感……なのに、なんで、私は……!』


 狼狽え、吠える声に合わせ──世界が、崩壊していく。


「さよなら。弱い、私。八咫烏が作り上げた、だまし絵の私。……ううん、八咫烏、本体」


『……ッ!?』


 今度の今度こそ、声が詰まる。驚きと困惑に満ちた、息を呑む声にエリシャは少しだけ誇らしげに微笑む。


『……なんで、お前だけ』


「……」


『僕は、君が、羨ましいなあ……弱さを忘れられた、君が、すっごく……。僕も、そうなれたらよかったのに』


「……」


『ずっと逃げてるだけの人生。つまらない、下らない……甘い夢だけ、見ていたかった。辛さも、苦しさも、何もかも忘れていたかった。悲しいだけの人生を、終わらせたかった』


「……」


『みんなそうであればいいんだ。皆、苦しいだけの現実なんて見たくないだろ。悲しいだけの現実なんて、目を背けたいだろ。そうやって、自分に都合のいい夢だけ見てればいいのに……!』


「……」


『なんでだよ!? どうしてだよ!? なんで……どうして、自分の辛さから目を背けない。苦しいなら、諦めればいいだろ! 諦めて、もがかずに、足掻かずに、そうやって……そうやってっ』


「……答えは、教えてあげない。自分で、考えて。……けど、一つだけ。臆病、なんだね」


『……は』


「現実、ちゃんと……向き合ってね」


 それだけだった。それだけで、世界が崩壊し、八咫烏は──。







「なんだ……!?」


 項垂れたエリシャを抱きかかえるシュウは、その異変に気づいた。


 ──上空で、震える八咫烏の姿が。どれだけ猛攻を受けようと、なかったことにする八咫烏が、自らに降りかかる異変をなかったことにできないなど、ありえない。


 つまり、つまり──。


「成功、しました」


「エリシャちゃん!」


 今の今まで意識がなかったダークエルフ──エリシャが、呻くように声を上げる。


「もう、八咫烏に……厄介な能力は、ありません」


「どういう……!」


「観測して、並行空間内に居る八咫烏の全てを……照らし合わせて、収束させました。よって、八咫烏はもう……!」


「そっか……ご苦労様」


 言っている内容は分からずとも、成功したと言う彼女の言葉を信じずにいるまい。シュウは傍に居たレイに目配せを送り、戦っている者達に伝えに行かせた。


「今日で、年貢の納め時だよ……今日までのツケ、全部払ってもらうぞ八咫烏!」


 八咫烏の不死性は消えた。もう、倒せない魔獣ではない。


 ──さあ、反撃の狼煙を上げろ。勝利を、掴み取る時だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ