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 私こと翡翠凛音は二歳になりました!ついでに怜も二歳になりました。

 もう、舌ったらずだけど喋れるし、歩けるようになったのです!

 いやー・・・・・・小説とかである、精神年齢が高いからこそのあのつらい時間(おむつ替えとか)ってホントにつらいんですね・・・・・・・・・いくら図太い精神持ってる私でも、死にたくなる勢いでしたよ。ハハッ・・・

 しゃべれるようになったからには怜といっぱい会話して、あの作戦を成功させなくては!(わからない方は前の話に戻っていただければ理解出来るかと)

 てか、使用人とかいるはずなのに、なにこの放置。ちびっこはそばにいて何かしないか見とくべきだろ!

 まぁ、そのおかげでボロを出すこともないし助かってはいるんですけどね。

 ちょっくら、怜を天才君にしてみようと思うの笑笑

 何もないからひらがな読めるようにとかはできないので、話をしてとりあえず、知識を詰め込んでやろうかと。英語もやるよ!この舌ったらずの状態で頑張って教えるよ!

  一応、前世は会計士だったし、他の資格にも興味もあって、資格を取るのに便利だったから英語検定は二級までとっていたのだ!


「ねぇね、ねぇね」


「なぁに?」


 ヤバい!かわいい~!!ちびっこはやっぱいいよね!このまま育って欲しいのがお姉さんの願いだよ!


「きょうはなにちゅゆの?」


「きょうはおはなちちてあげゆ!」


 一年近くたっても舌ったらずの自分が気持ち悪い・・・・・・

 だけど!そんなことは気にしている暇など今はない!今は怜を愛でるのが先だ!







 そんなこんなで1日は過ぎていく。

 ご飯のとき以外使用人は来ないし、お昼寝とかは自分でどうにかできてるから、怜が寝ている間なんかのやることがないときは、もっぱら前世の記憶を掘り起こして乙女ゲームの設定を思い出して紙にまとめている。なんか、紙に関してはガサゴソ周りをあさってたら出てきた。

 いやー、書くのが大変すぎてちっとも進んでないよ、この作業。

 三歳からは幼稚園に通う予定になっているらしい。

 私としてはそれまでに怜と離される気がするから頑張らないといけない。いつ離されるかがわからないから今のうちに出来ることはやっておかないと。

 私はこの生活を壊したくないのだ。










 ――――――――――――――――――――・・・とても居心地がいいから。前世の子供の頃よりずっと。

前世で、主人公には何があったのでしょうね。

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