【揺花草子。】<その791:トゲトゲしてるかも。>
【揺花草子。】<その791:トゲトゲしてるかも。>
Bさん「阿部さんは腰のお加減はどう?」
Aさん「こ・腰ですか?
うーん。まぁ肩こり腰痛はそれなりにあるねぇ。」
Cさん「1日中モニタの前に座ってるものね。」
Aさん「イヤッ! そんなこと・・・!
・・・いや・・・そうかもな・・・。」
Bさん「さすがニート。」
Aさん「だからもうっ!!」
Bさん「腰痛の中でもとりわけ大変な症状として『ぎっくり腰』がありますね。」
Aさん「あぁ、うん。そうだね。」
Bさん「阿部さんなったことある?」
Aさん「いや〜、さすがにないよ。
そんな歳じゃないもの。」
Cさん「あらあら。最近は若い人たちの間でもぎっくり腰は流行ってるのよ。
まぁ阿部さんは言うほど若くないけれども。」
Aさん「そんな静かなブームみたいな言い方!!
そりゃバリバリの若者とか言うつもりはないですけど・・・。」
Cさん「重いものを持ち上げた拍子にとか、くしゃみや咳をした拍子になんてことも多いみたいね。
前を向いたままくしゃみをするより、横を向いてくしゃみをした方が
ぎっくり腰になるリスクが高いらしいわ。」
Aさん「へぇ・・・そうなんですか。」
Bさん「阿部さん『ぎっくり腰になったんで今日の収録欠席します』とかやめてよね?」
Aさん「いや、うん・・・そうならないように気を付けるよ。
なにをどう気を付ければいいのか良く分かんないけど。」
Bさん「まぁ阿部さんがいなくても過去の収録からセリフを引っ張って来て使い回すけど。」
Aさん「まさかのバンク!!? そう言うのやめてよ!!!」
Cさん「私が阿部さんのフリをすると言う手もあるし。」
Aさん「やめて下さいよ!! キャラが違いすぎますよ!!
ダブルボケで収集つかなくなりますよ!!」
Bさん「まぁ、とにかくぎっくり腰です。
ドイツ語では『hexenschuss』って言うんだけどね。」
Aさん「ドイツ語?」
Cさん「『ヘクセンシュス』って読むみたい。」
Bさん「意味は『魔女の一撃』。」
Aさん「魔女!!? あの魔女!!?」
Bさん「絶望に囚われた魔法少女が最終的に成り果ててしまう姿だよね。」
Aさん「イヤッ!! それは世界が限定されてないかな!?」
Cさん「魔女の攻撃かってぐらい突発的に起こる激しい痛みだってところから
そう呼ばれているそうよ。」
Aさん「うーむ・・・。そうなんですか・・・。」
Bさん「──阿部さん。わたしの名は魔術師ブリジット。1500年生きた魔女です。」
Aさん「なにサマーだよ。」
Bさん「我が呪いの一撃をその身でとくと味わうが良い!
究極暗黒魔法・ヘクセンシュス!!!!」
Aさん「うわっ!! ちょっとカッコいい!!! 中二的にカッコいい!!!!
キャラはブレブレだけど!!」
Bさん「でもさ、『魔女の一撃』って言うとさ、なんか
魔導師の杖でガイーンぶん殴るみたいな印象に思えない?」
Aさん「あぁー・・・うん、まぁ、そう言うニュアンスは感じるかも・・・。」
Bさん「まさかの物理攻撃かよってカンジだよね。
魔女魔法使えよって言いたくなる。」
Aさん「分からないでもないけどね!!???」
スクルトでダメージ軽減できそう。
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