表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年3月
87/365

【揺花草子。】<その791:トゲトゲしてるかも。>

 【揺花草子。】<その791:トゲトゲしてるかも。>


 Bさん「阿部さんは腰のお加減はどう?」

 Aさん「こ・腰ですか?

     うーん。まぁ肩こり腰痛はそれなりにあるねぇ。」

 Cさん「1日中モニタの前に座ってるものね。」

 Aさん「イヤッ! そんなこと・・・!

     ・・・いや・・・そうかもな・・・。」

 Bさん「さすがニート。」

 Aさん「だからもうっ!!」

 Bさん「腰痛の中でもとりわけ大変な症状として『ぎっくり腰』がありますね。」

 Aさん「あぁ、うん。そうだね。」

 Bさん「阿部さんなったことある?」

 Aさん「いや〜、さすがにないよ。

     そんな歳じゃないもの。」

 Cさん「あらあら。最近は若い人たちの間でもぎっくり腰は流行ってるのよ。

     まぁ阿部さんは言うほど若くないけれども。」

 Aさん「そんな静かなブームみたいな言い方!!

     そりゃバリバリの若者とか言うつもりはないですけど・・・。」

 Cさん「重いものを持ち上げた拍子にとか、くしゃみや咳をした拍子になんてことも多いみたいね。

     前を向いたままくしゃみをするより、横を向いてくしゃみをした方が

     ぎっくり腰になるリスクが高いらしいわ。」

 Aさん「へぇ・・・そうなんですか。」

 Bさん「阿部さん『ぎっくり腰になったんで今日の収録欠席します』とかやめてよね?」

 Aさん「いや、うん・・・そうならないように気を付けるよ。

     なにをどう気を付ければいいのか良く分かんないけど。」

 Bさん「まぁ阿部さんがいなくても過去の収録からセリフを引っ張って来て使い回すけど。」

 Aさん「まさかのバンク!!? そう言うのやめてよ!!!」

 Cさん「私が阿部さんのフリをすると言う手もあるし。」

 Aさん「やめて下さいよ!! キャラが違いすぎますよ!!

     ダブルボケで収集つかなくなりますよ!!」

 Bさん「まぁ、とにかくぎっくり腰です。

     ドイツ語では『hexenschuss』って言うんだけどね。」

 Aさん「ドイツ語?」

 Cさん「『ヘクセンシュス』って読むみたい。」

 Bさん「意味は『魔女の一撃』。」

 Aさん「魔女!!? あの魔女!!?」

 Bさん「絶望に囚われた魔法少女が最終的に成り果ててしまう姿だよね。」

 Aさん「イヤッ!! それは世界が限定されてないかな!?」

 Cさん「魔女の攻撃かってぐらい突発的に起こる激しい痛みだってところから

     そう呼ばれているそうよ。」

 Aさん「うーむ・・・。そうなんですか・・・。」

 Bさん「──阿部さん。わたしの名は魔術師ブリジット。1500年生きた魔女です。」

 Aさん「なにサマーだよ。」

 Bさん「我が呪いの一撃をその身でとくと味わうが良い!

     究極暗黒魔法・ヘクセンシュス!!!!」

 Aさん「うわっ!! ちょっとカッコいい!!! 中二的にカッコいい!!!!

     キャラはブレブレだけど!!」

 Bさん「でもさ、『魔女の一撃』って言うとさ、なんか

     魔導師の杖でガイーンぶん殴るみたいな印象に思えない?」

 Aさん「あぁー・・・うん、まぁ、そう言うニュアンスは感じるかも・・・。」


 Bさん「まさかの物理攻撃かよってカンジだよね。

     魔女魔法使えよって言いたくなる。」

 Aさん「分からないでもないけどね!!???」


 スクルトでダメージ軽減できそう。


----------

「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/03/28.html


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ