【揺花草子。】<その784:ライセンス。>
【揺花草子。】<その784:ライセンス。>
Bさん「運転免許を取得したい。」
Aさん「運転免許・・・ですか・・・。
原付とか?」
Bさん「いえ大型自動二輪車免許です。」
Aさん「いろいろ敷居高いなそれ!!
きみの体格で大型二輪とか無理だろ!!」
Bさん「えぇ〜? でもちっちゃい子がでっかいバイク乗ってるのってなんか良くない?」
Aさん「いやうん、確かにそれは分かるけど・・・。
て言うかそれ以前に年齢的にムリじゃない?」
Bさん「まぁ、それはそうなんだけど。
もちろん今すぐってわけじゃなくて、いつか取りたいなぁってコトだよ。」
Aさん「はぁ・・・。
カトリーヌさんは免許持ってるんですか?」
Cさん「ええ、持ってるわよ。普免だけどね。
今は車が必要な機会ってほとんどないけど、
私が育ったフランスの故郷はかなり田舎だったから・・・。
日本に移る前に取ったのよ。」
Aさん「あ、そうなんですね?
いわゆる国際免許ってやつですか?」
Cさん「ううん、そう言うのともちょっと違うのよ。
国際免許ってのは外国に一時的に滞在するときに運転できる免許だからね。
外国で取った免許を日本の免許に切り替える手続きが必要なの。
詳しくは『外免切替』でggrksよ。」
Aさん「ksは酷くないですか!!???
まぁどっちにしても日本で取ったわけじゃないんですね。」
Bさん「でも外国人の免許取得っていろいろ大変みたいなんだよ。
日本の教習所とか試験のシステムって難易度高いみたいだし、
なにより外国人にとっては日本語の交通法規と言う大きな壁が・・・。」
Aさん「あぁ−・・・なるほど、日常会話ができても
法律的なアレはちょっと敷居高すぎだよねぇ。」
Cさん「地域によっては外国語で教習を受けたりもできるみたいだけどね?
それに、教習は日本語でやむを得ないとしても
試験問題は英語とか他の外国語で受験できるみたい。
私たちの住んでるところでは英語と中国語でしか試験はないみたいだけど、
他の県でははもう少しいろんな言語に対応してるみたい。」
Aさん「へぇ・・・そうなんですか。
じゃあブリジットはまず英語をちゃんとできるようにならないとね。」
Bさん「え?」
Aさん「え?」
Bさん「なんでわざわざ苦手な英語で受験しなきゃいけないのさ。
だったら最初から日本語で受けるよ。」
Aさん「(そりゃそうだ!!)」
と言うか日本語以外できない。
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