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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年3月
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【揺花草子。】<その774:I'm so happy that I can't stop crying.>

 【揺花草子。】<その774:I'm so happy that I can't stop crying.>


 Bさん「阿部さん。今日は3月11日です。」

 Aさん「うん。そうだね。」

 Bさん「『揺花草子。』的には去年・一昨年に引き続いて、この日を迎えたわけですが。」

 Aさん「うん・・・。」

 Bさん「これまた毎年そうであるように、今年も、中の人からは特段

     これと言うディレクションもなく、完全にぼくらにお任せって形になってます。」

 Aさん「うん。」

 Bさん「ま、これも毎度のことだけれども、ぼくがこの日に言いたいことは

     去年も一昨年も言ってるからね。

     これ以上重ねて言うことはないかなって気がする。」

     http://www.studiohs.com/28if/brief/2012/03/11.html

     http://www.studiohs.com/28if/brief/2013/03/11.html

 Aさん「うん・・・。」

 Bさん「あれから3年が経って、いろんなことがあったよね。

     『元に戻った』もの、『3年前よりも進んだもの』ももちろんあるけれども、

     3年経っても『ほとんど戻ってないもの』も現実としてある。

     さらに言えば、『日を追うごとに悪くなっていくもの』も。」

 Aさん「うん・・・。そうだね・・・。」

 Bさん「所詮ぼくらはネットの片隅に漂う泡みたいなものだからさ。

     ここで個々の問題に言及しようと言うつもりはないんだけれども。」

 Aさん「まぁ、確かに、そう言う場ではないね・・・。」

 Bさん「いろんな問題はあるし、それはいっこいっこ解決していかなきゃ

     いけないんだろうから、それから目を背けるわけではないんだけど。

     それでも、ぼくら個々人の日々の暮らしに関して言えばさ。

     自分の両手を広げた範囲が、やっぱり自分の世界なわけで。」

 Aさん「うん。」

 Bさん「まずはとりあえず、その自分の世界をいかに素晴らしいものにするか、が

     ぼくら個々に課せられた役目だと思うよ。」

 Aさん「そう・・・かも、知れないね。」

 Bさん「阿部さん、ぼくさ。

     ネタっぽくだけど、たまに『ぼくは毎日生まれ変わるような気持ちで生きてる』とか

     『毎朝昨日の自分を殺してここに来てる』とか言うじゃん?」

 Aさん「あぁ、うん、言ってるね。」

 Bさん「あれって実はある意味ほんとでさ。

     ぼくね、今、毎日本当に楽しいんだ。

     面倒も多い。いやなことだってある。──きっと、辛いことも。

     でも、そんな中でも、ぼくは、毎日を自分が在りたいような在り方で、過ごせている。

     そりゃ本当の理想に辿り着けることはないけれども、それでも、現実と言う枠の中で、

     たぶん、ぼくは、そこそこ頑張れてると思うんだ。

     毎日を、楽しく生きていると思うんだ。

     ──明日を、楽しみに待つことができてると思うんだ。」

 Aさん「うん・・・。

     それは、とても難しいことのようで、実はそんなに難しくない事なのかも知れないね。

     だって、ぼくだって一緒だもん。」

 Bさん「うん。

     阿部さん、ぼくね。

     ぼくにとってさ、人生のピーク、人生史上一番楽しい日は、いつだって今日なんだよ。

     そして明日には明日になるんだよ。」

 Aさん「大袈裟に言っちゃえば、それはぼくもおんなじだよ。」

 Bさん「阿部さん今、それは難しいことじゃないって言ったよね。

     それはホントにそうだと思う。

     ほんの少しの心の持ち方で、世界はいつでも素敵なものに変わるし、

     毎日は本当に輝かしいものになるし、

     周りのものを愛おしく慈しむことができると思うんだ。」

 Aさん「そうだね・・・。

     確かに、日々の忙しさや自分だけの力では抗えない強力な力で

     日々苦しんでる人もたくさんいるだろうし、

     傷が今なお癒えず苦しみ続ける人、むしろリアルタイムで傷ついている人も

     いっぱいいると思う。

     でも、それでも、今日この1日に対する感謝の想いと、明日を待望する気持ちは

     だれにでも等しく持ち得るものだと思うし、ぼく自身もずっと抱き続けたいと思うよ。」

 Bさん「そうだね。個々の幸せの総体が全体の幸せとは必ずしもならないとは思うけれども、

     あの辛いことを乗り越えてきたぼくらには、きっと、

     両手を広げた範囲の自分の世界を幸せで満たすポテンシャルはきっとあるはずだよ。」

 Aさん「そうだね。

     そう、信じたいね。

     そして、それを実現できるように、毎日を生きていきたい。」

 Bさん「──明日も。

     今日よりも幸せな1日にできるように、ね。」

 Aさん「うん。」


 毎日幸せです。本当にありがとうございます。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/03/11.html


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