【揺花草子。】<その761:正直未定。>
【揺花草子。】<その761:正直未定。>
Cさん「阿部さんはラノベとかマンガとかアニメとかで言ったら
別にカッコ良くもないし勉強もスポーツも得意なわけじゃないけど
なぜか女の子にモテまくりの主人公のポジションじゃない?」
Aさん「はい!!? なんですかそれ!!?」
Bさん「ママン違うよ〜。
阿部さんはそう言う主人公を歯噛みしながら遠巻きに見つめてる
クラスの端っこの方になんとなくいるモブキャラのポジションだよ。」
Aさん「きみ酷いね!!?」
Cさん「とにかく、そう言ういわゆるハーレム系ラブコメ。
枚挙に暇がありませんね。」
Aさん「ええ、確かに・・・。」
Bさん「ジャンプでも必ず1作はあるタイプの作品だよね。」
Aさん「まぁ、そうだね。
今も本誌じゃ『ニセコイ』絶賛連載中だし、
少し前は『いちご100%』とか『ToLoveる』とか・・・」
Cさん「阿部さんは一条くんだったり真中くんだったりリトくんに自分を重ねながら
そう言った作品を楽しむわけよね?」
Aさん「イヤッ!! 違いますよ!!?
フィクションはフィクションとして楽しんでますよ!!?」
Bさん「うそ〜?
『小野寺さん俺の嫁』とか『東城ハァハァ』とか
『ヤミたんprpr』とか言いながら読んでるんでしょ?
男子ってすべからくそう言う生き物なんでしょ?」
Aさん「悪意のある偏見に満ち過ぎだね!!?
そんなコトないって!
いやそう言う人もいるにはいるだろうけど、ぼくはそうじゃない!」
Bさん「えぇ〜? そんなこと言っちゃうんだ?
阿部さんは二次元キモオタであることに誇りを持ってると思ってたけど。
『1クールごとに10人単位で嫁が増えますけど何か。』なんてことを
臆面もなく言い出して憚らないタイプだと思ってたんだけど。」
Aさん「どんなタイプだよ!! 酷い誹謗中傷だ!!」
Cさん「まぁその辺は日頃の行いの悪さを恨むのね。」
Aさん「ぼくが一体何をしたって言うんだ!!」
Cさん「とにかく、そう言うハーレム系ラブコメ。
主人公の周りに集まる女の子としては幼馴染みとかクラス委員とか先輩とか
諸々パターンがありますね。」
Aさん「えぇ、はい・・・。」
Cさん「最近はその枠に妹も飛び込んできたりも良くある話。」
Bさん「『お兄ちゃんだ〜いすき♪ おっきくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる〜!』
みたいなね。」
Aさん「はぁ・・・。」
Cさん「ひとつ屋根の下で暮らしていると言うメリットを存分に生かして
お兄ちゃんにベタベタで隙あらばスキンシップを仕掛けて来るみたいな。
お兄ちゃんがほかの女の子と仲良くしてるとすっごい機嫌悪くなっちゃうんだけど、
『お前のことが一番大切だよ』とか言いながらなでなでしてあげると
途端にデレるとかね。
血が繋がっているのにと言う背徳感がまた妄想を掻き立てるわよね!」
Aさん「ちょっとご婦人なにおっしゃってるんですか。
娘の前で妹萌えを熱く語るそのハートの強さはどこから来るんですか。」
Bさん「逆にそこら辺はぼくママンを尊敬してる。」
Aさん「この母にしてこの娘ありか!! どんだけサブカルに造詣深いんだよ!!」
Cさん「ともかく、『揺花草子。』に足りないのはそう言う妹成分だと思うの。」
Aさん「えぇ〜・・・そうですか・・・?」
Cさん「ここに妹キャラがいれば『揺花草子。』もヒロインよりどりみどり感出ると思うのよね。」
Aさん「出るかなぁ・・・。」
Bさん「正ヒロイン&クラスメイト枠のブロンドツインテに、
オトナ枠のセクシーでアダルトな女性、
それにロリ枠の妹キャラだよ。
完璧な布陣じゃん!」
Aさん「完璧かそれ・・・? 大体にしてクラスメイトじゃないだろ・・・?」
Cさん「阿部さん妹いないの?」
Aさん「いたとしても確実に
ブリジットより年上ですけどね!!???」
ロリ枠には収まらない。
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