【揺花草子。】<その758:キャラを1つ失う。>
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【揺花草子。】<その758:キャラを1つ失う。>
Bさん「心境の変化を端的に表現するため、
女子キャラが長い髪をバッサリ切るのは
極めて記号的かつオーソドックスな演出手法です。」
Aさん「うーんと・・・なんのハナシをしてるのかな・・・?」
Bさん「ほら、マンガとかアニメとかでよくあるじゃん?
それまでの自分と決別するために長い髪をバッサリと切ること。
失恋とか、あるいは何か強い決意をしたりとかさ。」
Aさん「あぁ〜、うん、確かに、あるねぇ。」
Cさん「ガハラさんとか羽川さんとかね。」
Aさん「イヤッ!! 確かにそうですけど!!
他にもたくさん例がありますからね!!?」
Bさん「でもホラ、俗に髪は女の命と言われますし。」
Aさん「うん・・・まぁ、確かに、そうですね。」
Bさん「命とも言える髪をバッサリ行っちゃうのは
ある意味命を捨てるようなものなのです。」
Aさん「いやそこまでじゃないでしょ!!?」
Cさん「阿部さんは相変わらず女の子の気持ちが解らないのねぇ。
ずっと伸ばし続けた髪を切ることはものっすごい勇気のいることなのよ?
切る前の自分には少なくともしばらくは戻れないんだから。
昨日の自分を殺すようなものなの。
美容師さんに昨日までの弱かった自分を殺してもらうの。」
Aさん「美容師さんそんなに厳しいおシゴトなの!!?
そんなに重要な役割を担ってるの!!???」
Bさん「とにかく、髪をバッサリ切ると言うコトです。」
Aさん「はぁ・・・。」
Bさん「なので、ぼくもそのうちこの自慢のブロンドツインテを
バッサリ行くかも知れません。」
Aさん「えっ!!? マジで!!?」
Cさん「阿部さん、ブリジットに髪を切らせるようなことしちゃ
絶対ダメよ!!?」
Aさん「なんでぼくなんですか!!???」
意味不明なプレッシャー。
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