【揺花草子。】<その752:ドキュメント2.14 #4>
【揺花草子。】<その752:ドキュメント2.14 #4>
Bさん「って言うか、今朝は朝イチで回してたんですか?////」
中の人「あぁ、そうそう。
ブリジットも阿部くんも、収録の時は少しだけキャラ作ってるとこあるじゃん?
素の2人のリアクションって録っといたら面白いかなーってさ。」
Cさん「あー、うん、確かにそうよね。
本編だとブリジットはすごいツンツンしてるけど
回ってないとこでは実際は阿部さんLOVE感出しまくりだものね。
おウチでも口を開けば二言目には阿部さん阿部さんだもんね?」
Aさん「えっ////」
Bさん「ちょっと!!!!! なにサラッとガセネタ混ぜて来てるの!!?
根も葉もないこと言わないでよ!!!////」
Cさん「根も葉もないかも知れないけど、風に揺れる可憐な花はあるわよね〜♪」
Bさん「ないよ! ないない!!////
なにそのちょっと上手いこと言ってやったぜみたいな顔!!
イミ分かんないよ!!!////」
Cさん「そうかなぁ〜?
昨日ガトーショコラ出来上がった時あなたすっごい嬉しそうだったわよ?
『美味しくできたね、きっと喜んでくれるね』って言ったら
『うんっ』ってめっちゃ可愛い顔で笑ったわよ?
我が娘ながら多少キュンと来ちゃったわよ?」
Bさん「やややややめてよホントもう・・・////
て言うかもう仕事に戻ってよ!!
ダメ社会人!!」
Cさん「有給休暇は労働者の正当な権利なんです〜!
適切なタイミングで適切に休暇を取るのは
むしろ高い自己管理能力と調整力が求められることなのよ?
大人スキルの高さに憧れてほしいくらいだわ!」
Aさん「ものは言いようと言う言葉の意味が良く分かる会話だな・・・。」
中の人「まぁとにかく、今朝は朝イチから回してました。
ブースの外でも録ろうと思えば録れるってことさ。
ぶっちゃけマイク1本立てとくだけだしな。」
Bさん「いやもうなんか・・・。
すごい恥ずかしいんですけど・・・////」
中の人「おかげでブリジットの奇矯な叫び声も録れたしね。」
Bさん「ちょっ!! あれ使うんですか!?」
中の人「そりゃ使うさ! そのために回してたんだから。
て言うか今も回してるけどね?」
Bさん「えっ!!? うそっ!!!」
Aさん「そ・そうだったんですか?」
Cさん「え、じゃあ今のこの会話も使われるってこと?」
中の人「えぇ、まぁ、良いところはね。貪欲に使って行きますよ。
今回はドキュメンタリーがコンセプトですから。」
Cさん「それは、つまり、私が『揺花草子。』に久しぶりに出演するって意味よね?」
中の人「まあ、そうなりますね。」
Cさん「なんらかのギャランティーが発生すると言うことよね?」
中の人「なに言ってるんですか!?
ギャラなんて今まで出したことないでしょ!!?」
Cさん「そうよね、人の善意につけ込んで出演者を酷使する鬼Pだものね、あなたは。」
中の人「酷い言われようですね!!?
て言うかそこら辺はこのチョコで相殺ってことで負けてくれませんかね?
な・なあ阿部くん?」
Aさん「いや、はい、ギャラの件はぼくに言われてもちょっと。」
中の人「裏切り者!!!」
Cさん「でもまぁ、若い女性ばかりの洋菓子店に良い歳したオッサンが
恥を忍んでチョコを買いに行ってくれたと言う点を鑑みれば
情状酌量の余地があるとは言えるわね。」
Aさん「いや買いに行ったのはぼくですけどね。
世の女性の猜疑心に満ちた視線を集めるのはぼくの役目でしたけど。」
Cさん「じゃあ、うん。良いです。
ギャラの件は目を瞑ることにしましょう。」
中の人「あ、はい。ありがとうございます・・・。
なんでお礼言ってるのか良く分からないけどとりあえずありがとうございます。」
Cさん「その代わり。」
中の人「え?」
Cさん「来月のお返しも相応の配慮を期待します。」
中の人「なにそのちょっと可愛い脅迫!!???」
Aさん「(・・・きみのお母さん相変わらずすごいね。)」
Bさん「(でしょ。)」
しっかり大人だから尚更タチが悪い。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/02/17.html




