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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年2月
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【揺花草子。】<その746:適切なキーワード募集中。>

 【揺花草子。】<その746:適切なキーワード募集中。>


 Bさん「昨年9月にリリースとなりました『揺花草子。』ノベライズ版第1巻ですけどね。」

     http://p.booklog.jp/book/76998

 Aさん「あぁ・・・はい。

     ちょっとその話題久しぶりだね。」

 Bさん「ここに来て販路が拡大しています。」

 Aさん「え? そうなの?」

 Bさん「そうなの。

     阿部さんはさ、オンライン小説投稿サイトとしてかなり大手の

     『小説家になろう』って言うサービス知ってる?」

 Aさん「あぁ、うん、あんまり詳しくはないけど名前は知ってるよ。

     あのサイト出身の作家さんもいたりするよね。」

 Bさん「そうそう。

     去年の秋クールからEテレ土曜夕方枠でOAが始まった『ログ・ホライズン』も

     もともとは『小説家になろう』で公開されてたそうです。」

 Aさん「うんうん。」

 Bさん「『小説家になろう』なんてサービス名だけど、実際マジ小説家を目指してる人たちばかりが

     集まってるわけじゃなくてね。

     例えばpixivさんがイラストを趣味にしてる人が集まるのと同じようなノリで、

     『なろう』さんも文章を書くのが好きな人が思い思いに書いてアップして公開してる。

     そんな中で話題になった作品は書籍化されて出版されたり、

     さらにメディアミックスに至ったりとかすることもあるわけです。

     その方面の業界からの注目度もそこそこだったりするのかも知んないね。」

 Aさん「なるほどなるほど。

     で、その『なろう』さんに・・・」

 Bさん「そう! ぼくら『揺花草子。』ノベライズ版第1巻もこのたび晴れて

     『なろう』さんに上梓することとなりました!」

     http://ncode.syosetu.com/N7032BX/

 Aさん「ほっほう・・・。」

 Bさん「ブラウザで読むと言う特性上、基本的に表示は横書きだし、

     漢数字だった部分も算用数字に改めたり、あとはルビは必要最小限にしたりと、

     体裁としては必ずしも出版側の意図を全部反映しているわけではないけれども、

     まぁストーリーの本質を読むと言う点では特に問題はないかな、と。言う気がします。」

 Aさん「まぁ・・・そこらへんはある程度しょうがないところかもね。

     作家側としては縦書きで読んでもらいたいとこなんだろうだけど。」

 Bさん「それとさ、『なろう』さんに出稿するに当たって、多少困ったこともあったって。」

 Aさん「困ったこと?」

 Bさん「うん、まぁこれは『なろう』さんに限ったことじゃないんだけど、

     作品を公開するに当たって、この作品がどう言うジャンルかって言うのを

     リストから選択しなきゃいけない。」

 Aさん「ジャンル・・・ねぇ・・・」

 Bさん「そのリストがさ、『文学』『恋愛』『歴史』『推理』『ファンタジー』『SF』『ホラー』

     『コメディー』『冒険』『学園』『戦記』『童話』『詩』『エッセイ』『その他』

     って言う選択肢なのね。」

 Aさん「うーん・・・ 」

 Bさん「『その他』はもう論外としてさ、それ以外の項目から選ぶとしたら

     なにが適切かなーってなったら、『コメディー』しかない気がする。」

 Aさん「まぁ・・・そう・・・かなぁ・・・」

 Bさん「ま、ジャンルはまぁ良くてさ。」

     その他にさ、『タグ』ってのを付けられるのね。」

 Aさん「タグ? 」

 Bさん「そうそう。なにしろ掲載されてるのは何万作もあるわけだからさ。

     閲覧者の検索性を向上させるための、もう少し細かいキーワードってトコかな。」

 Aさん「なるほど、ラブコメとかドタバタとか学園ものとか能力系とか妖怪ものとか

     そんな感じ?」

 Bさん「そうそう。あとは作品の雰囲気とか主人公の特性とかでもいいよね。」

     漠然としてるけどふわふわとかのんびりとかまったりとか、

     ラブラブとかヘタレとかドジっ子とか・・・。

     あとはガチホモとか二次元キモオタとかクソニートとか・・・」

 Aさん「ちょっ!! そんなタグつけたんじゃないだろうね!!?」

 Bさん「いやいや、さすがにガチホモとかタグつけてBL作品とか思われちゃ敵わないし。

     さすがにそれはしなかったんだけど。

     でも、これはホントにどうしようと思ってねぇ。ずいぶん困ったんだって。」

 Aさん「うーん・・・たしかに、難しいところだねぇ・・・」

 Bさん「ぼくに着目したとしても、『ブロンドツインテ』とか『外国人』とか出てくるけど、

     ぶっちゃけ作中で外国人感をことさら強調してるわけじゃないじゃん?

     テキストオンリーのサイトにブロンドツインテとか外見を

     持ち出してもしょうがないと思うし・・・」

 Aさん「ふむふむ。」

 Bさん「分かりやすいキーワードを使うならさ、『ツンデレ』とかが良いのかも知れないけど、

     ぼく別段ツンデレじゃないし。」

 Aさん「うん・・・デレはないかな・・・。」

 Bさん「なので、困りに困って付けたタグがね。」

 Aさん「う、うん。」


 Bさん「『ツンオタ』。」

 Aさん「うんっ! 意味は良く分かるし、

     実際きみツンオタだけども!!

     新しい言葉生み出しちゃったね!!???」


 キーワード『ツンオタ』検索結果1件。

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