【揺花草子。】<その1063:4年連続4回目。>
【揺花草子。】<その1063:4年連続4回目。>
Bさん「めっ☆」
Aさん「めっ☆」
Cさん「めっ☆」
Bさん「・・・」
Aさん「・・・」
Cさん「・・・」
Bさん「マ・ママン!!??」
Aさん「えええ!!!!! カトリーヌさん!!???
どっから湧いて来た!!!!!」
Cさん「ちょっとぉ〜、湧いて来たなんて言い方は酷くない?
人のことを虫かなんかみたいに言わないでよ〜。」
Aさん「あ、い・いやすみません、ちょっと全く予想外の展開だったもので・・・。」
Bさん「て言うかなんでいるの?」
Cさん「随分ご挨拶じゃないのよブリジット〜。
そりゃイベントごとは外さない系女子だもの!」
Bさん「(女子!!)」
Aさん「(女子!!!!)」
Cさん「あっ、忘れてたわ。」
Aさん「はい?」
Cさん「各々方、忘年会でござるヨ〜!!」
Aさん「このタイミングで!!???
だったらもう普通にクリスマスパーティーで良くないですか!?
と言うかなんでカタコトなの!!?」
Bさん「(律儀にやるんだ・・・)」
Cさん「なになに阿部さん、美女&美少女捕まえてパーティーにしゃれ込めるとでも思った?
パーリィピーポゥ気取りか!」
Aさん「イヤッ!! なに言ってるんですか!?
しばらく見ないうちにタチ悪くなってないですかカトリーヌさん!?」
Bさん「いや・・・それはしばらく会わないから前回のタチの悪さを
忘れてるだけだと思うよ・・・。
うちのママンは四六時中タチ悪いよ・・・。」
Aさん「(実の娘が匙を投げるレベル!!)」
Cさん「まぁそれはさておきよ。
クリスマスですので。
せっかく私も来たことだし、目いっぱいクリスマしてやろうと思うわけ!」
Aさん「え、バーキン家では『クリスマす』って言うサ変動詞が当たり前に使われてる系なの?
と言うか目いっぱいって・・・」
Cさん「あのね阿部さん、私たちの故郷のフランスやお隣のドイツなんかではね、
この時期になるとクリスマスマーケットって言う市場が出るのよ。
街路中を埋め尽くす屋台や人々の賑わい、木々や建物に飾られたオーナメントや
ライトアップが街をキラキラに彩るの。
ヨーロッパの冬は夜が長くて寒いけれども、振り来る雪が街の光を照り返して
とってもキレイなのよ。」
Aさん「ほ・・・ほう・・・。」
Cさん「日本ではまだこういう大々的なクリスマスマーケットってあんまりないけど、
私たちの住む街では街路樹にいっぱいの電飾を彩る企画が
もう29年も続いているのよね。
ここ何年かは出店もいろいろ出ているし、ちょっとしたクリスマスマーケットな
雰囲気があるかも!」
Bさん「(まぁ・・・行かないけどね・・・)」
Aさん「(まぁ・・・行かないけどね・・・)」
Cさん「ちょっとなに2人してその『まぁ・・・行かないけどね・・・』みたいな顔!
『プロぼっちにはどうせ無関係ですから』的発想がにじみ出てるわよ!!」
Aさん「いやなんで心読んでるんですか!!?」
Cさん「そこは阿部さん『じゃあなんなら今日収録終わったら行こうか?』じゃない!
そしてちょっと恥ずかしそうに『う・うん////』て返事するブリジットに
『じゃあみんなで楽しみましょ!』みたいな空気読めない発言を私がブチ込んで
『えっ・・・カトリーヌさんも来るんですか・・・』みたいな雰囲気にして
フラグの足場をツルハシで粉々にしていくスタイルが定番でしょ?」
Bさん「どこの定番!!?////」
Aさん「と言うかカトリーヌさんはぼくらをどうしたいんですか一体!!!////」
Cさん「要するにみんなでクリスマスマーケットを楽しみたいと言うことなんです。」
Bさん「えぇー・・・。」
Aさん「うーん・・・まぁ、気持ちは解りますけど・・・。
でもやっぱりさすが本場出身ですね、クリスマスマーケットのこと詳しいんですね。」
Cさん「え? ううん、別に本場出身だから詳しいわけじゃないのよ。」
Aさん「そうなんですか?」
Cさん「『ごちうさ』BDパッケージのブックレットに
クリスマスマーケットの特集が載ってたから。」
Aさん「にわかか!!!!!」
アルザス地方の街が描画モデルになっている作品。
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