【揺花草子。】<その1058:Siri軽。>
【揺花草子。】<その1058:Siri軽。>
Bさん「阿部さんはどうこう言っても男尊女卑思考だから
『女なんて黙って従ってりゃ良いんだ』とか思うタイプでしょ?」
Aさん「ちょっ!!!!! なに言ってくれてんのきみ!!???
さすがに怒るよそう言うの!!?」
Bさん「ホラ〜!
そうやってぼくのことを言葉で押さえつけようとしてるぅ〜!」
Aさん「ちっ! 違うよこれは!!
きみがあまりにも度外れな誹謗中傷をふっかけて来るからだろ!!?
なに言ってんだよもう!!!」
Bさん「阿部さんそんな怒鳴んないでよ・・・。
──ぼくが声が大きい人苦手だって・・・知ってるでしょ・・・。」
Aさん「ちょっ//// い・いや、ごごごごゴメン・・・
(くそう・・・なんか言いくるめられた気分・・・)」
Bさん「ま、阿部さんが前時代的な男尊女卑ピーポゥかどうかはそれはそれとして、
それでも阿部さんはハーレム系ラノベの主人公よろしく
たくさんの女の子に囲まれてウハウハってシチュエーションに憧れてると思うのです。」
Aさん「イヤッ・・・!! そ・そんなことは・・・!!!!」
Bさん「そんな阿部さんの心の願望を叶えるテクニックをお教えしようと思ったよ。」
Aさん「ハ・ハイ? なにそれ・・・?」
Bさん「なんて言うの男の支配願望って言うの? そう言うのを満たしてあげようかと。」
Aさん「うーん・・・いやぁー・・・自分で言うのもアレだけど
ぼくって割とそのへん淡泊な方だと思うけど・・・。」
Bさん「まぁまぁ。聞くだけ聞いてよ。
年末だもん、この浮きどころのなかった1年の最後に1回ぐらい
モテモテ感を味わってみたいじゃん?」
Aさん「浮きどころのなかったって決めつける根拠はなんなんですかね・・・。」
Bさん「あのね、ここでも話題に出したことあったと思うけど、最新版のSiriさんってさ、
『Hey, Siri!』って声を掛けると端末に触ってなくても応答するって機能があるのね。」
Aさん「あぁ、うん、前に言ってたね。
電源に接続してるとき限定なんだよね。」
Bさん「そこで、です。」
Aさん「うん・・・?」
Bさん「まず、アップルストアに行きます。」
Aさん「アップルストア?」
Bさん「ぼくらの街のアップルストアはさ、入ってすぐのところが
iPhone とか iPad とかのコーナーになってるんだけど。」
Aさん「うん、そうだねぇ。
お客さんもだいぶそこにいるもんね。」
Bさん「で、アップルストアに入るやいなや、その入り口付近でね
こう叫ぶの。」
Aさん「叫ぶ?」
Bさん「阿部さん『Hey, Siri! ちょっといいかな?』」
Aさん「えっ!!!!!」
Bさん「Siriさん『ご用ですか? 24時間年中無休、
いつでもお手伝いいたします。』
Siriさん『なにかご用ですか?
いつでもおそばに控えております。』
Siriさん『いつでも予定を空けてお待ちしています。』
お店じゅうのSiriさんに阿部さんモッテモテだよ!」
Aさん「そんな支配願望の満たし方イヤだ!!!!!」
お店に迷惑が掛かるしね。
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