表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年10月
304/365

【揺花草子。】<その1008:アメブロユーザーなので。>

 【揺花草子。】<その1008:アメブロユーザーなので。>


 Bさん「ハロウィンじゃないですか。」

 Aさん「ハロウィン・・・ですねぇ。」

 Bさん「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク

     灰塵と化せ冥界の賢者七つの鍵をもて開け地獄の門だよね。」

 Aさん「だからそれは七鍵守護神<ハーロ・イーン>だから。

     相変わらずその詠唱をそらで言える10代女子ってのが超癪に障るよ。」

 Bさん「ハロウィン、盛り上がってるよね。」

 Aさん「盛り上がってるの? そうなの?」

 Bさん「スーパーとかコンビニ業界が。」

 Aさん「あぁ・・・そう言う意味で・・・。

     まぁ、それは確かに、否定できない。」

 Bさん「確かに踊らされている感はあるけれども、

     楽しい雰囲気なのはそれはそれでいいと思うんだ。」

 Aさん「そりゃまぁ、確かに。

     やっぱりアレなの?

     フランスなんかでは大々的にお祝いしたりするの?」

 Bさん「フランスの風習をぼくに聞いたって分かるわけないじゃん。

     こちとらガチの日本育ちですよ。

     ハロウィンなんかよりも神無月が終わって出雲から神様が帰ってくる方を

     ありがたがる畑の人間ですよ。」

 Aさん「あぁ・・・そうだった・・・。

     きみはそう言う子だった・・・。」

 Bさん「まぁでも、そう言うイベントごとには前のめりに乗っかって行くスタイルの

     ぼくら【揺花草子。】。

     ぼくらもハロウィンを楽しもうじゃないかと思ったよ。」

 Aさん「そ、そうなんだ?」

 Bさん「そうだよ! なにしろぼくは今日ちゃんと仮装して来てるしね!」

 Aさん「仮装? えーっと・・・。

     あ、仮装の用意をして来てるってこと?」

 Bさん「違う違う。リアルタイムで。ナウ。仮装なう。」

 Aさん「いや・・・うーん・・・。

     いつも通りに見えるけど・・・。

     唯一いつもと違うのは、今日きみはツインテにしてなくて

     髪を下してるってことぐらいで・・・」

 Bさん「そう、それ!」

 Aさん「え?」

 Bさん「そこがぼくの仮装のポイントなの!」

 Aさん「どう言うコト・・・?

     なんの仮装なの?」


 Bさん「(^q^)くおえうえーーーるえうおおおwww」

 Aさん「フランス人留学生!!???」


 クロエさんはブロンドストレートですけどね。


----------

「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/10/31.html


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ