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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年10月
301/365

【揺花草子。】<その1005:在宅勤務。>

 【揺花草子。】<その1005:在宅勤務。>


 Bさん「最近めっきり寒くなって来ましたね。」

 Aさん「寒くなって来ましたね。」

 Bさん「これまでも何度かお話して来てるけど、ぼくは朝はバスなんですよ。」

 Aさん「うん。」

 Bさん「バスは普通に一般道を走るから、その日その日の天気とか混み具合とかに

     もろに影響を受ける。

     そのため定刻から5分遅れて到着なんてザラなわけです。

     雨の日なんてヘタしたら20分くらい遅れるからね。」

 Aさん「まぁ・・・そうだろうねぇ。

     地下鉄だって雨の日は混むけどねぇ。

     まぁそれで遅延が発生するレベルかって言うとそうではないけど・・・。」

 Bさん「とにかく、定刻に間に合うようにバス停に行って、それで何分も待たされる。

     そこに来てここ最近のグッと寒くなって来た気候ですから。

     もうバス待ちもつらくなって来てるわけですよ。」

 Aさん「あぁー・・・きみは冷え性なんだっけ?」

 Bさん「そうなんだよね・・・。だから長いこと待ってるのがつらくて。

     かと言って冬用のコートとかまだ全然早いじゃん?

     道行くお嬢さん方だってようやく秋物の上着を着始めてる

     ぐらいの頃合いだもん・・・。」

 Aさん「まぁ・・・確かに。」

 Bさん「しかし季節は着実に冬に向かっているわけでね。

     阿部さん的には道行く女子のファッションが重くなって残念至極だと思うけど。」

 Aさん「いや残念至極の意味が解らないんですけど・・・。」

 Bさん「とにかく、季節が冬に向かうにつれ、だんだんここに来るのが

     つらくなって来たわけ。」

 Aさん「うーん・・・。」


 Bさん「だから今後はそれぞれ自宅から

     Skypeとかで良いんじゃないかな?」

 Aさん「いやダメだろ!!!!!」


 ダメです。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/10/28.html


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