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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年8月
235/365

【揺花草子。】<その939:RAIL WARS.>

 【揺花草子。】<その939:RAIL WARS.>


 Bさん「・・・って、違う違う。

     ぼくのマミさんコスのクォリティがどうこうとかそう言うハナシじゃないの。」

 Aさん「あぁ・・・ほのかに昨日の続きなんだね・・。」

 Bさん「とにかく、ママンの付き添いで東京に行って来ましたってハナシですよ。」

 Aさん「はぁ。」

 Bさん「ぼくらみたいに中途半端に北国に住む人間にとっては、東京に出ると言ったらこれ

     ほぼ新幹線一択です。」

 Aさん「まぁ深夜バスって言う手もあるけどな。」

 Bさん「そりゃまぁそうだけど。

     長距離バスにやられて酷い目見たくはないから。」

 Aさん「いやバス会社さんだってお値段の枠内で快適な旅をしてもらえるよう頑張ってるよ。

     コストとサービスのトレードオフだよそこは。」

 Bさん「なんにせよ新幹線です。

     速いやつだと1時間半くらいで東京だからね。お手軽なもんです。」

 Aさん「うんうん。」

 Bさん「でさ、東京付近の新幹線の駅にはさ、あちこちに旅行ポスターが貼ってあるのね。」

 Aさん「あぁー、確かにいろいろあるね。

     長野とか秋田とか岩手とか・・・。」

 Bさん「そうなの。JR東日本さんの路線で行ける観光名所のポスター。

     そんな中で、青森県の観光ポスターが貼ってあって。」

 Aさん「へぇ。」

 Bさん「阿部さんさ、『仏ヶ浦』って言うところ知ってる?

     下北半島の北の端はご存知大間崎だけどさ、そこから海岸沿いに

     南に20〜30Kmくらい下ったところ。」

 Aさん「あぁー・・・うーん、知らないなぁ。

     有名な土地なの?」

 Bさん「荒涼とした断崖絶壁が自然の営みのダイナミックさを彷彿とさせる土地なんだって。

     幾星霜の年月を経て波の浸食により削られた岩肌が見る者の心を激しく揺さぶる。

     その様はおよそ人の世のものではない・・・とか。」

 Aさん「なるほどなるほど。

     それは見ごたえありそうだねぇ・・・。」

 Bさん「そんな、仏ヶ浦の観光ポスターが貼ってあったんですよ。駅構内に。」

 Aさん「ふむふむ。」


 Bさん「一瞬『フランスヶ浦』って読んじゃった。」

 Aさん「とんだ読み間違い!!!!!」


 ドーヴァー海峡的な?


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/08/23.html


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