【揺花草子。】<その923:ガンマ線バースト。>
【揺花草子。】<その923:ガンマ線バースト。>
Bさん「ザ・タナバッティング・ナイトじゃん?」
Aさん「七夕な。しかも1ヶ月も前な。」
Bさん「なに言ってんの? バカじゃないの? なんで生きてんの?」
Aさん「おォッ!! 想像以上の罵詈雑言!! なんだよ!?」
Bさん「・・・。」
Aさん「・・・。」
Bさん「いやーさすが阿部さん。忘れてないね。」
Aさん「そりゃもう。今年でこのやり取り4回目だからね。」
http://28if.studiohs.com/brief/2011/08/11.html
http://28if.studiohs.com/brief/2012/08/07.html
http://28if.studiohs.com/brief/2013/08/07.html
Bさん「ぼくらの関係性も少しずつ変わって来たかと思ってたけど、
意外と変わってなかったことにぼくは大きな安心感と少しばかりの寂寥感を覚えるよ。」
Aさん「えっ! なにそれ!?
なにそんな意味深な物言い!」
Bさん「ま、阿部さんみたく日々惰性で過ごしてる人は気にしなくても良いことだよ。
ぼくだけがそう思っとけば良いんだ。」
Aさん「ちょっ・・・! な・なんだか切ないこと言わないでよ・・・!」
Bさん「まぁともあれ、七夕ですから。
1年にいっぺん、ムチャクチャなお願いをしても許される日と言う位置づけです。
叶うかどうかは別として。」
Aさん「イヤそんな日じゃなくない・・・?」
Bさん「去年のお願い事は、阿部さんはアレだよね、『次元の壁を越えたい』だったよね。」
Aさん「違うよ!? 捏造しないで!!?」
Bさん「そしてぼくのお願い事は、
『天の川大橋が建設されて2人がいつでも逢えるようになりますように』でした。」
Aさん「うん・・・そうでしたね。」
Bさん「自分の願いを人のために使うぼくの聖女ぶりが際立つよね。」
Aさん「自分で言うか。」
Bさん「しかしながらどうも天の川大橋の建設が進んでいると言う話は聞きません。
計画だけは出来上がってるのに一向に進まない北海道新幹線のような感じです。」
Aさん「イヤッ!! 整備新幹線は確実に成果を出してるよ!?
そのうち札幌までちゃんと辿り着くよ!!?」
Bさん「監督省庁はイニシアチブをとって計画を強く推進してもらいたいと要請するよ。」
Aさん「監督省庁ってどこ!?」
Bさん「そうとは言えさ、そもそも論をすれば、織姫と彦星が1年にいっぺんしか
逢うことを許されなくなったのはさ、2人が自分の仕事もせずに毎日毎日
イチャコラしてたからなわけじゃん?」
Aさん「イチャコラとか言うんじゃないよ。
いや・・・まぁ、確かにそうだけど。」
Bさん「だから1年にいっぺんしか逢えなくなったのはある意味自業自得だ。」
Aさん「うーん・・・。
それでも1年にいっぺんは可哀想すぎるよ。」
Bさん「ベガもアルタイルもベテルギウスみたいに
超新星爆発しちゃえばいいんだ。」
Aさん「天文学的レベルのリア爆!!!!!」
第一ベテルギウスはまだ爆発してない。
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