【揺花草子。】＜その917：コンパスはいつも。＞
【揺花草子。】＜その917：コンパスはいつも。＞
Ｂさん「今日から8月じゃないですか。」
Ａさん「うん、そうだねぇ。」
Ｂさん「8月と言えばコレもう夏真っ盛り。」
Ａさん「うん、確かに。」
Ｂさん「マサクゥル！（みな殺し！）」
Ａさん「や・・・やりやがった！
・・・って、そんな小ネタは良いんだよ。」
Ｂさん「サマーシーズン到来！」
Ａさん「ファンキーなグラサンのじいちゃん！！
・・・って、だからジョジョネタはもう良い！
さっさとハナシ進めてよ！」
Ｂさん「まぁ言っても今回の話数収録時点ではまだ梅雨明けもしてないし、
8月に入ったからと言って夏テイスト満点かどうかは全然判らないんだけど。」
Ａさん「いや・・・まぁ・・・それはそうですけど・・・。」
Ｂさん「でも夏と言えばさ、やっぱりいろいろ期するところもあるわけですよね。」
Ａさん「期する？ なにそれ？」
Ｂさん「良くあるじゃん、
『この夏こそステキな恋をするぞ！』とか『リゾート行くぞ！』とか。
学生的に言えば『バイトしまくって稼ぐぜ！！』とか『二輪の免許取るぜ！』とか
『受験に向けて勉強漬けで頑張るぜ！！』とかさ。」
Ａさん「あぁー。なるほどなるほど確かにあるねぇ。」
Ｂさん「阿部さんみたく年がら年中引きこもってるニートは季節の変化に鈍感だから
あんまりピンと来ないかも知れないけども。」
Ａさん「ちょっとなんてこと言ってくれてんの！！？
確かに季節の変化に鈍感かも知れないけどそれは別にニートだからじゃないからね！？
外で働くおシゴトじゃないってだけだからね！？」
Ｂさん「ま、そんな日々惰性で生きている阿部さんと常に高い目標を持つぼくは違う。
ぼくはこの夏なんとしても成し遂げたいことがあるんだよ。」
Ａさん「えっ・・・そ・そうなの？」
Ｂさん「うん。去年はできなかったこと。
今年こそは、と言う強い想いがある。」
Ａさん「そ・そうなんだ・・・？
いったいどんな目標なの？」
Ｂさん「今年こそ8月の風を両手で抱きしめたい。」
Ａさん「うん・・・。
『がんばれ』としか言えないな・・・。」
あとゼブラのストライプも駆け抜けたい。
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