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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年7月
208/365

【揺花草子。】<その912:心ぴょんぴょん待ち。>

 【揺花草子。】<その912:心ぴょんぴょん待ち。>


 Bさん「『う〜さ〜ぎ〜追〜いし〜か〜の〜山〜〜〜♪』ってあるじゃん?」

 Aさん「あぁ・・・『故郷』ね。」

 Bさん「阿部さんも小学生の頃歌ったんじゃない?」

 Aさん「歌った・・・ような気はするけど、よく覚えてないや。

     でもなじみのあるメロディだよね。」

 Bさん「うんうん。

     そしてこの曲は良く歌詞が間違えられる曲でもある。」

 Aさん「あぁ・・・『うさぎ美味しい』・・・。」

 Bさん「そうそう。

     その間違われっぷりと言えば、子ヤギの上でアルペン踊りを踊らんばかりです。」

 Aさん「バランス感覚!!」

 Bさん「でもさ、ぼく思ったのね。

     『うさぎ追いし』も『うさぎ美味しい』もそう大差ないんじゃない?って。」

 Aさん「え? どう言うこと?」

 Bさん「だってさ、野山でうさぎを追いかけるってことはさ、

     それはつまり『狩り』なわけじゃん。

     まさか『おい待てよ〜!』『うふふふ、捕まえてごらんなさい〜!』なんて

     キラキラなシチュエーションを野山でうさぎと繰り広げることはあるまいよ。」

 Aさん「そ・そりゃそうだ・・・。」

 Bさん「つまりうさぎを捕まえてさ、煮たり焼いたりして食べるために追いかけてるわけだ。」

 Aさん「う・うん・・・。」


 Bさん「と言うことは結果的には

     『うさぎ美味しい。』に帰結するよね。」

 Aさん「そりゃするかもだけど!!!」


 子ヤギの上でダンスするのとは訳が違う。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/07/27.html


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