【揺花草子。】<その911:鉄血にして熱血にして冷血の。>
【揺花草子。】<その911:鉄血にして熱血にして冷血の。>
Bさん「ヴァンパイアいるじゃないですか。」
Aさん「いや・・・うーん・・・。
いるじゃないですかって言われると・・・
あくまでフィクションの中で、ってことだよね?」
Bさん「なに言ってんの。
存在しないと明確に結論付けられていない以上フィクションと断ずるのは早計だよ。」
Aさん「それは完全に『悪魔の証明』だよね。」
Bさん「まあとにかく、ヴァンパイアの皆さんです。
一般的にヴァンパイアの皆さんは人間の血を吸いますよね。」
Aさん「吸いますねぇ。」
Bさん「あとドーナツも食べます。」
Aさん「それは特異な例だけどね。
ぱないのの人だけだけどね。」
Bさん「ところで、われわれ普通の人間はさ。」
Aさん「ん? うん。」
Bさん「例えばお肉ひとつとっても、霜降り肉が好きとかあっさりめが好きとか
けっこう人によって好みが違いますね。」
Aさん「あぁ・・・うん、そうですねぇ。」
Bさん「ラーメンとかでも、こってり濃厚が好きだとかシンプルな鶏ガラ醤油が好きとか。」
Aさん「うんうん。」
Bさん「そうなるとさ、ヴァンパイアの皆さんも、『好みの血』ってのがあるんじゃないかな?」
Aさん「好みの・・・?」
Bさん「例えば健康的なサラサラ血が好きってヴァンパイアもいれば、
脂肪たっぷりのドロドロ血が好きって人もいるかも知れない。」
Aさん「いやー・・・うーん・・・。そうだろうか・・・。」
Bさん「絶対そうだよ〜! だってぼくら人間だって人によって味の好みは千差万別だもん。
ヴァンパイアの方々だって好みがあるはずだよ。
逆にヴァンパイアは血だけ飲んでりゃ満足だろなんて考え方は
彼らの多様性を否定し型に押し込める偏見だよ!」
Aさん「そこまでか!!?」
Bさん「だからぼくは、ヴァンパイアの皆さんが若い女性の血を好んで吸おうとする理由は
そこら辺にあるんじゃないかと思うんだよ。」
Aさん「ほ・ほう・・・。」
Bさん「男とかオッサンとか年配の方とかにはない、若い女性特有の成分が
ヴァンパイアの好みにマッチするんだ、きっと。」
Aさん「うーん・・・そうなのかな・・・。」
Bさん「でも世の中には悪食の人もいてね。
『なんでそんな食べ物好きなの』って人もいる。
きっとヴァンパイアの皆さんも同様でね。
『なんで若い女性じゃなくてそんなオッサンの血吸ってるんだよ』みたいに
言われる人もきっといるんじゃないかな。」
Aさん「えぇ〜・・・。」
Bさん「『γ-GTP高い血が美味しい』とか。」
Aさん「肝臓が心配!!!」
ヴァンパイアの皆さんからのご意見をお待ちしています。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/07/26.html




