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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年7月
200/365

【揺花草子。】<その904:水芭蕉。>

 【揺花草子。】<その904:水芭蕉。>


 Bさん「今日のお話収録時点ではまだまだ梅雨真っ只中。」

 Aさん「うん、そうですねぇ。」

 Bさん「寒いです。」

 Aさん「まぁ肌寒い日は確かにあるよねぇ。

     きみも前に言ってたけどこの街は梅雨時期寒いんだよね。」

 Bさん「そんなわけで、夏の訪れはまだまだ遠いと言う頃合です。」

 Aさん「えぇ、はい。」


 Bさん「でもぼくはまだ夏が来てないのに

     早くも尾瀬を思い出したよ。」

 Aさん「はい!? なにそれ!!?」


 Bさん「阿部さんだって知ってるでしょ?

     福島県・群馬県・新潟県の県境に位置する高原の湿原・尾瀬。

     貴重な動植物が溢れ、その美しい景色は日本の原風景と呼ばれている。

     日本人の心のふるさとなわけですよ。」

 Aさん「いや、うん、確かにそれはそうだけど、きみはフランス・・・

     ・・・って、まぁそれはいいか・・・。」

 Bさん「そして尾瀬と言えば、夏が来れば思い出す場所No.1の呼び声も高い地。」

 Aさん「イヤそれはあくまで歌詞が・・・」

 Bさん「どれぐらい夏前に尾瀬を思い出せるかの大会があったら

     けっこう上位に食い込めるぐらい早く思い出せたと思うんだ。」

 Aさん「うん・・・そんな大会ないけどな・・・。」


 Bさん「まぁぼく尾瀬には行ったことないんだけど。」

 Aさん「捏造された記憶!!!」


 日本人の共通認識的なアレで。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/07/19.html


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