【揺花草子。】<その885:ドライな関係。>
【揺花草子。】<その885:ドライな関係。>
Bさん「ぼくと阿部さんって仲良いかなぁ?」
Aさん「えっ!!? な・なにそれ突然!!?」
Bさん「いや不意に気になってさ。
阿部さんどう思う?」
Aさん「えっ・・・いや・・・うーん・・・。
そ・その、仲が良いかってのは結局のところお互いがお互いを
どう考えてるかにもよるだろうからなんとも言えないと思うけど、
少なくともぼく自身は、きみに、その、相応に親しみを感じてはいるよ////」
Bさん「そう言うハナシじゃない。」
Aさん「ぶった切られた!!!!!」
Bさん「(それにそう言うイミならぼくだって親しみを感じてるよ////)」
Aさん「ん?」
Bさん「と・とにかく、仲が良いかってハナシだよ。
コンビとかグループとかでさ、外向きにはすっごい仲良さそうに振る舞ってるけど
実はオフになるともう相手のメアドも住所も電話番号も知らない。
と言うかもう何ならおシゴト場以外で顔合わせたくもない。むしろ嫌い。
話しかけないで下さい。あなたの事が嫌いです。
みたいなハナシって聞いたりするじゃん。」
Aさん「あぁー・・・うーん・・・。
(なんで八九寺まぜて来た・・・)」
Bさん「そう言う観点で言えば、ぼくらはどうかなぁって思って。」
Aさん「いや、うーん・・・。
一応ぼくらはお互いメアドも電話番号も知ってるけどね・・・。」
Bさん「でもお互いの家に遊びに行ったりしたことはないよね。」
Aさん「と言うかこの現場以外で会うことないだろそもそも。
せいぜい収録の合間に一緒にお昼食べに行くぐらいだよね。」
Bさん「それは阿部さんの努力不足ですよ。
もっとどっか連れてってよ。」
Aさん「えっ!!!!!////」
Bさん「水族館とかプラネタリウムとかさ。」
Aさん「そ・そんなベタなアレなの・・・!?////
い・いや、連れてって欲しいってんなら・・・
もちろんそれも吝かじゃないけど・・・////」
Bさん「阿部さんがペンギンとか観てる間にぼくアシカショー観に行くから。」
Aさん「まさかの別行動!!!! 行かないよりタチ悪い!!!!」
Bさん「ま、そう言う愚にもつかない冗談は置いといて、
ともかく表面上仲良さそうなコンビやグループも
裏じゃどうか分かりませんよってハナシですよ。」
Aさん「はぁ・・・。なんだか随分穿った見方だけど・・・。」
Bさん「だからぼくらも不仲説とか流してみたらどうかな?」
Aさん「なんのために!!???」
表面上も言うほど仲良さそうに見えませんから。
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