【揺花草子。】<その864:ここではきものをぬいでください。>
【揺花草子。】<その864:ここではきものをぬいでください。>
Bさん「人の心に土足で入って来ないで!」
Aさん「イヤッ・・・!
そ・そんなことしたつもりないんだけど・・・!?
なんでいきなり怒り出してんの・・・!?」
Bさん「いや、ごめん。
良くそう言う言い方するじゃん?て話。」
Aさん「あぁ、そう言うコトね・・・。
まぁうん、確かにそう言う言い方するねぇ。」
Bさん「信じていた人に裏切られ傷つけられた過去を持つ悲しき美少女。
辛い過去の経験のゆえに彼女は人を信じられない。
そんな少女を放っておけないお節介だけが取り柄の主人公。」
Aさん「あれなんか良くあるタイプの・・・」
Bさん「主人公は少女の頑なな心を救おうとする。
固く閉ざされた心を強引にこじ開けようと。
いくら拒んでも、放っといてと撥ね除けても、主人公は一向にめげない。
そんな主人公に、少女は言うんだよ。
『人の心に土足で入って来ないで!』
涙ながらに訴える少女。」
Aさん「うんうん。」
Bさん「主人公は応える。
『何度拒絶されても。
何度扉を閉められても!
俺は何度でも、お前の扉を開く!
お前を助けてみせる!!』
その言葉を聞いた少女は困惑しながら言うんだ。
『なんで・・・なんで私なの・・・?
私なんか・・・助けてもらう価値も理由もないのに・・・』
その言葉に主人公は叫ぶ。
『自分で自分の価値を決めるな!
価値が欲しいなら俺が決めてやる! 俺がお前を求めてやる!』
『っっっ////』
『目の前で女の子が苦しんで膝を抱えてうずくまって泣いている・・・
助ける理由はそれだけで充分だ!!』
主人公の熱い言葉についに心動かされる少女・・・!」
Aさん「お・おぉ・・・」
Bさん「そして最後は顔を真っ赤にしながら言うわけだよ。
『べ・別にあんたに言われたからじゃないんだからね・・・!
私だって、このままで良いなんて思ってないから・だから・・・////』
『・・・ふっ、しょうがないな、そう言うことにしておいてやるよ。』
『ちょっ! そう言うことってどう言うことよ!? 調子に乗るな〜!////』」
Aさん「うーん。
テンプレ感満点だね。」
Bさん「そんぐらい、なんだかんだでありふれたプロットだと言うことですよ。」
Aさん「うん、まぁ確かに。
良く聞くカンジではあるねぇ。」
Bさん「でもさぁ、土足で入って来ないでとは言うけどね。」
Aさん「うん。」
Bさん「基本的には欧米ではおウチの中でも土足なわけですよ。」
Aさん「おっ・・・あぁ・・・そう言えば確かに・・・。」
Bさん「と言うことは、欧米の方に『人の心に土足で入って来ないで!』って言ってもさ。」
Aさん「うん・・・。」
Bさん「『いや、はい、常時土足ですけども。』てなるのかな?」
Aさん「うん・・・。
カトリーヌさんに訊いてみたら・・・?」
あの人はもう完全に日本人脳なので参考になりません。
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