【揺花草子。】<その861:検証シリーズ・第2弾。>
【揺花草子。】<その861:検証シリーズ・第2弾。>
Bさん「今日は6月6日なので、UFOがあっち行ってこっち行って落っこちる日と
相場が決まってるわけですが。」
Aさん「どこの相場だよ。」
Bさん「でもさ、そのUFOが落っこちたがためにお池が2つ出来ちゃうわけじゃん?」
Aさん「うん・・・そうだねぇ。
そしてそのお池に船を浮かべたら三日月がのぼってたわけだよね・・・。」
Bさん「そう、そこ。」
Aさん「え?」
Bさん「この歌の言わんとしてることは、『6月6日の夜が三日月、つまり月齢が3である』
と言うことなわけです。」
Aさん「おぉ・・・。」
Bさん「月が地球の周りを回る公転周期は約27.32日で、
地球が太陽を回る公転周期は約365.256日。
この周期は割り切れない、つまり月の公転と地球の公転は
必ずしもリンクしてるわけじゃないからさ。
毎年何月何日の月齢はいくつって言うことはない。
年によって、何月何日の月齢の値は変わってくる。うるう年の関係もあるしね。」
Aさん「まぁ・・・それは、そうだねぇ。」
Bさん「そこでぼくは、6月6日に月齢がおよそ3になる年を探してみることにした。」
Aさん「えっ。」
Bさん「幸いにもかなり昔の頃から先の未来まで月齢を計算してくれるサイトを見つけてね。
日本がグレゴリオ暦を採用した1872年から2112年まで、240年に渡って調査したよ。
なんで2112年なのかは推して知るべしだよ。」
Aさん「まぁ・・・その年の9月3日がね・・・。」
Bさん「その結果、6月6日の月齢がおよそ3になる年は、240年のうちわずか5回しかなかった。
1905年、1943年、2019年、2038年、そして2084年。」
Aさん「そ・そんなに少ないの? 意外だなぁ・・・。」
Bさん「いま今日現在が2014年6月6日だから、直近過去で三日月になった6月6日は
なんと71年前。
一方、次にその日がやって来るのは5年後です。」
Aさん「へぇー・・・」
Bさん「これは翻って言えば、これらの年の6月6日には
UFOを目撃できる可能性が高いと言えると思うんだ。」
Aさん「だいぶ翻ったな。」
さしあたっては5年後の6月6日に注目。
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