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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年6月
154/365

【揺花草子。】<その858:次元の狭間。>

 【揺花草子。】<その858:次元の狭間。>


 Bさん「時代は4Kテレビだそうですよ。」

 Aさん「あぁ、うん、確かに最近よく耳にするねぇ。」

 Bさん「現行のデジタル放送は有効画素数1920×1080で送出されています。

     いわゆるフルHDってやつですね。」

 Aさん「うんうん。」

 Bさん「これでも充分に精緻な映像が楽しめるわけですけれども、

     これをより高精細にしようと言う事で昨今開発が進んでいるのが『4K』。

     画素数で言うと3840×2160になるから、今のHDTVと較べると

     縦横2倍の画素数ってことになるね。」

 Aさん「うん。すでにもうさらに倍の8Kなんて話も聞こえて来るけどね。」

 Bさん「臨場感と表現力と言う点でさらに1歩進めると期待されている『4K』ですけども、

     とは言え、一般家庭への普及と言う点ではまだまだこれから。

     試験放送がもうすぐ始まるかどうかってレベルです。」

 Aさん「うん。そうだね。対応テレビもまだまだお高いもんね。

     もうすぐ開幕のワールドカップも4Kでの放送が行われたりするみたいだね。」

 Bさん「そんなわけで業界の期待を一身に集め、一般消費者の耳目にも上がり始めた4K。

     だけど、ちょっと前までは、そう言う映像のトレンドと言えば『3D』でした。」

 Aさん「あぁ、うん、そうだね。」

 Bさん「でも最近の新製品では以前ほど3D対応をウリに出すメーカーはほとんどないんだって。

     やっぱりわざわざメガネを掛けなきゃいけないってのが手軽じゃないもんね。

     そう考えると、なんか、3Dは一過性のブームだった感があるね。」

 Aさん「うーん・・・。やっぱりそうなのかな・・・。」


 Bさん「みんな3次元より2次元の方が良いって気付いたんだね。」

 Aさん「その言い方は違うなぁ!!?」


 確かに2次元の方が良い。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/06/03.html


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