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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年5月
143/365

【揺花草子。】<その847:イメージとしては『ググる』みたいな。>

 【揺花草子。】<その847:イメージとしては『ググる』みたいな。>


 Bさん「母の日だったじゃないですか。」

 Aさん「え? う・うん、そうですね。」

 Bさん「世界中のみんなが阿部さんの敵になっても、

     阿部さんのご両親だけは阿部さんの味方でいてくださると思うよ。」

 Aさん「なに言ってくれてんの!!?

     イヤ確かにそれはそうかも知れないけど、

     別に世界中を敵に回したりするつもりはしないからね!!?」

 Bさん「そんな唯一無二の存在であるお母様ですけど。」

 Aさん「う・うん。」

 Bさん「阿部さんはぼくのママンのことそれなりに知ってると思うけど、

     意外にぼく阿部さんのご家族のこととか知らない。」

 Aさん「あぁー・・・うん、そうだねぇ。

     ぼくもとりたててそう言う話しないしね。」

 Bさん「まぁお互い一線を踏み越えないドライな関係だからね。

     おシゴトだけの関係だもんね。」

 Aさん「イヤッ!! なんか投げ捨てたような言い方だね!?

     ・・・って言うか・・・あれ? お・怒ってんの?」

 Bさん「怒ってなんかないよっ! なに言ってんのっ////

     単なる興味として聞いてるだけだよ!」

 Aさん「はぁ・・・いや、まぁ、そうは言っても、

     うちの両親なんてごく普通の人たちですよ。

     ありふれた田舎の老夫婦ってカンジの・・・」

 Bさん「一般の方?」

 Aさん「その表現!!」

 Bさん「でも、母の日には実家に帰ったんでしょ?」

 Aさん「うん、まぁ。お正月以来だったかな・・・。」


 Bさん「今年の母の日は阿部さんは

     どんな風にカーネートしたの?」

 Aさん「その『tion』は別に動作とかを表す

     接尾辞じゃないからね!?」


 そのうち辞書に載るかもね。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/05/23.html


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