【揺花草子。】<その828:ゆるばな!!>
【揺花草子。】<その828:ゆるばな!!>
Bさん「そんなわけでぼくと阿部さんの2人で
解散を前提にバンド結成することになったわけですが。」
Aさん「なにその『結婚を前提にお付き合いを始めました』的な言い方!?
て言うかもうそれは決定事項なわけ!?」
Bさん「決定事項と言うか、それで良いんじゃないかなぁって。
どうせ解散するまでの繋ぎだし。」
Aさん「なんか『寿退社するまでの腰掛だし』みたいなニュアンスだね!!?」
Bさん「なに言ってんの! ぼくは寿退社とかしないよ!
結婚しても仕事は続けたいと思ってるよ!
社会との繋がりを保ち続けたいと思うよ!」
Aさん「いやそこは個々の考え方だから何も言うべきことはないけど。
寿退社したから社会との繋がりを失うわけではないし。」
Bさん「とにかく、阿部さんはぼくとバンドを組むことになったのです。」
Aさん「あぁ・・・はい・・・。
て言うかきみ楽器とかできるわけ?」
Bさん「え? ピアノ弾けるよ、阿部さん知ってんじゃん。」
Aさん「あぁ、そう言えばそうでした。」
Bさん「絶賛公開中の『揺花草子。』ノベライズ版第1巻の第1話『指先の星』の第4節で
言及されてるじゃん。」
https://itunes.apple.com/jp/book/yao-hua-cao-zi-tong-chang-ban-01/id813053885?mt=11
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Aさん「ここぞとばかりに宣伝混ぜて来たね・・・。」
Bさん「ぼくはピアノを担当するとして、阿部さんはどんな楽器ができるの?
ギー太とかむったんとかエリザベスとか弾けちゃうの?」
Aさん「え・・・いやぁ・・・うーん・・・。
その辺はちょっと自信がないなぁ・・・。」
Bさん「そうなんだ。じゃあ音石明ばりのライトハンド奏法ができたり?」
Aさん「いやいや・・・あんなのはさすがにムリだよ・・・。」
Bさん「じゃあ『うんたん♪うんたん♪』とかならできる?」
Aさん「あぁ、うん、それは確かにできるかも。」
Bさん「阿部さんが『うんたん♪』やってもキモいけどね。」
Aさん「なにを!?
・・・まぁ、とにかく、小学校とかで音楽の授業で
習った程度の楽器しかできませんよ、ってコトだよ。」
Bさん「うーん、まぁ、それでもいいかなぁ。」
Aさん「いいの?」
Bさん「じゃあ阿部さんのパートはピアニカね。」
Aさん「ピアノとピアニカのユニットなの!!?
なにその斬新すぎる構成!!???」
見たことない。
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