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【揺花草子。】(日刊版:2014年)  作者: 篠木雪平
2014年4月
118/365

【揺花草子。】<その822:君の手を引くその役目が。>

 【揺花草子。】<その822:君の手を引くその役目が。>


 Bさん「ぼくってさ、毎週月曜になると友達の記憶が

     リセットされちゃうんだ。」

 Aさん「どこの藤宮さん!!」


 Bさん「だから月曜日が怖くてね。

     せっかく仲良くなった人も。

     日曜日まで楽しく過ごした相手も。

     月曜日に起きると見知らぬ人になっちゃう。」

 Aさん「あぁー・・・だから今日のきみはいつものツインテじゃないんだ?

     ちっちゃいお団子珍しいなって思ってたけど・・・。」

 Bさん「ぼくは友達が少ないのはそう言うわけなんです。

     少ないって言うか、友達を作らないようにしてるの。」

 Aさん「いやいや・・・うーん。

     じゃあ、もしかしてぼくのことも毎週忘れちゃってるわけ?」

 Bさん「え?」

 Aさん「え?」

 Bさん「なに言ってんの。そんなわけないじゃん。」

 Aさん「そ、そうなの?」

 Bさん「うん。

     ──阿部さんのことは、忘れたりなんかしないよ。」

 Aさん「そ・そうなんだ・・・///」


 Bさん「阿部さんは別に友達じゃないからね。」

 Aさん「そう言う理由で!!???」


 藤宮さんも家族のことは忘れないしね。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/04/28.html


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