【揺花草子。】<その822:君の手を引くその役目が。>
【揺花草子。】<その822:君の手を引くその役目が。>
Bさん「ぼくってさ、毎週月曜になると友達の記憶が
リセットされちゃうんだ。」
Aさん「どこの藤宮さん!!」
Bさん「だから月曜日が怖くてね。
せっかく仲良くなった人も。
日曜日まで楽しく過ごした相手も。
月曜日に起きると見知らぬ人になっちゃう。」
Aさん「あぁー・・・だから今日のきみはいつものツインテじゃないんだ?
ちっちゃいお団子珍しいなって思ってたけど・・・。」
Bさん「ぼくは友達が少ないのはそう言うわけなんです。
少ないって言うか、友達を作らないようにしてるの。」
Aさん「いやいや・・・うーん。
じゃあ、もしかしてぼくのことも毎週忘れちゃってるわけ?」
Bさん「え?」
Aさん「え?」
Bさん「なに言ってんの。そんなわけないじゃん。」
Aさん「そ、そうなの?」
Bさん「うん。
──阿部さんのことは、忘れたりなんかしないよ。」
Aさん「そ・そうなんだ・・・///」
Bさん「阿部さんは別に友達じゃないからね。」
Aさん「そう言う理由で!!???」
藤宮さんも家族のことは忘れないしね。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2014/04/28.html