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【改稿版】幾ら神でもミスは勘弁願います! 〜異世界を生き抜く元高校生の物語〜  作者: 砂糖


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ep1 死亡・転生

書き直し版です。

各話の文字数は考えていないので、その点ご理解お願いしいます。


ep1は7000字近くあります。

「ごめんなさいッッ!!」

 目の前で土下座している──神?

 オレは今、上下左右の感覚すら曖昧な虹色の幾何学模様がまるで生き物のように出来たり消えたりする摩訶不思議な空間に立たされている。

 恐らく、現実世界で死んだのだろう。


 そして、その中心で。

 何故か神を名乗る存在が、全力で頭を地面──いや、地面らしき概念に擦り付けて謝罪していた。

 ……本当に何故だ。


 ─────────────


 ──時を遡る。

 オレは高校生だった。

 運動することが比較的好きだったので、部活はバドミントン部に入った。ちなみに、部内3位です。

 どうでもいいって? オレもそう思ったよ。

 そんでもって、性格は捻くれてたと思う。空気を読んだ上で余計なことを言ってその場を拗らせる。だから、周囲からは自然と距離を置かれてた。

 とはいえ、友達はいた。

 ……数人だけど。

 そんなオレの趣味は、小説を読むことと植物の世話をすること。

 一人になりやすかったからかな…………。


 オレは、『自分の世界に浸れる人こそ集団心理に溺れない』とか『自分の意思は突き通す』とかのことを考えながら、日常を過ごしていた。

 今更思うと本当に捻くれてたなぁ。


 そんなある日のこと。

 スマホが鳴り震えた。

 表示された文字は短く、無機質だった。

『震度7。今すぐ身を守れ』


 それは悪夢だった。

 家は倒壊。

 周囲は火の海。

 助けを求め叫ぶ声が響く。

 続々と運ばれてくる動かない人々(死者)

 また一つと建物が崩れ、粉塵が舞う。

 その視界不良の道を歩き、煙で息が絶え絶えながらもオレは必死に家へと戻った。


 ……………………

 …………

 ……


 そこに人影はなく、並んでいたのは、静まり返った2つの身体だけだった。

 その場で、オレは膝をついた。

 声も出ず、ただ崩れ落ちる。

 溢れんばかりの涙を流しながら。



 世の中は不条理に満ちている。

 だからだろうか、そんな時に限って邪魔物(余震)が来る。


「おいっ! 君! 危ないッッ!!」

 誰かの叫び声が聞こえた直後、視界が揺れ、衝撃が走る。

 余震の影響で、自宅が大きな音を出したからだ。


 瓦礫に押しつぶされ、身体中に激痛が走った。同時に出血し、段々と身体が冷え、意識が朦朧とし、遂にオレの意識は闇に落ちた。


 というわけで、オレの人生は齢十六歳で幕を閉じた筈だった。

 思い出してしまい、吐き気を催してしまう。

 吐き気の正体は、痛みでも恐怖でもない。

 後悔だ。

 オレは、親に何も返していない。

 当たり前のように朝を迎えて、当たり前のように飯を食って、当たり前のように守られていた。

 それが、どれだけ特別なことだったのか。

 失ってからでなければ、理解できなかった。

 最後に交わした言葉は何だっただろう。

 思い出そうとしても、どうでもいい会話しか浮かばない。


「いってきます」

「気をつけなさい」


 それだけで終わってしまった日常。

 一度くらい、ちゃんと感謝を伝えればよかった。

 反抗ばかりせず、素直に話せばよかった。

 少し照れくさくても、笑って「ありがとう」と言えばよかった。



 でも、もう、どれもできない。



 布を被せられた二つの身体は、何も語らない。

 オレの後悔も、謝罪も、全部置き去りにしたまま。

 取り返しがつかないという事実だけが、胸の奥に沈んでいく。

 泣いても、叫んでも、何一つ戻らない。

 だから思い出すたびに、吐き気がする。

 オレは、親不孝のまま死んだのだ。




 ─────────────




「……お前……のせ、せいで、オレの両親が……」

 それ以上、言葉にならなかった。

 胸の奥から込み上げてくる感情に押し潰され、続きを紡ぐ余裕がなかった。

 神は気不味いと思ったのか、土下座していた状態から、ゆっくりと立ち上がった。

 そして、こちらを正面から見据え──「本当に、申し訳ありません」そう言って、再び深く頭を垂れる。

 だが、その謝罪が終わると同時に。

 まるでスイッチが切り替わったかのように、語調が変わった。


「まずは自己紹介から。私の名はラーファ」



 ……流石に、切り替えが早すぎる。



 あまりにも軽いその変化は、

 まるでオレの感情など眼中にないと言わんばかりで──

 静かに、確実に、オレの逆鱗を撫でた。


 がしかし、ラーファ()は止まらない。


「貴方は?」

「お前に教える名前など無い」


 不敬だとかは考えない。

 そして、その声は自分でも驚くほど冷えていた。

 このやり取り。どう考えても舐められてる。


「そうですか。まぁ、そう()()()でしょう」


 どこか含みを持たせたような言い方だった。

 そして、何事もなかったかのように続ける。


「では、先ず、今いる場所の説明をしましょうか。ここは、「崩壊世界(エンドオブワールド)」と呼ばれる、ひとつの世界が終焉を迎えた、その“後”に残された場所です。なぜここなのかといいますと…………」


 その口調は、あまりにも滑らかだった。

 まるで、何度も繰り返してきた説明のように。

 ――慣れている。


 その内容を要約すると、こうだ。


 ・ここは「崩壊世界(エンドオブワールド)」とよばれる場所。

 一つの世界が終焉し(役目を終え)、崩壊した後に残された世界。

 普通は誰もが住めない世界なのだが、ラーファ独自の結界魔法で全てを都合よく調整できるようにしているそうだ。

  地球で起きたあの地震は、神ラーファの操作ミスによるもの。

 本来は決して近づくことのない世界同士が接近し、お互いに干渉しあってしまった結果だという。

 しかも、その干渉領域が偶然にも海洋プレート付近で発生してしまったらしい。

 ・その影響で命を落とした人間の一部を、ラーファの管轄下にある別世界で生き返らせる。

 その対象としてオレが選ばれた。

 なおその確率は――「1,000/36,294,572」。



「――と、いうわけなのです」

 まるで業務作業を締めくくるかのような口調だった。


 その時――ぷちん。

 オレの中の“何か”がはじけた。


 次の瞬間。

 胸をこれまで締め付けてきた痛みも、怒りも、後悔も――すべてが、すとんと落ちた。


 不思議と頭がさえていた。

 心だけが、きれいに空っぽになったような感覚。


 ……あぁ、そうか。

 オレは、期待することをもうやめたんだ。


「どうやら、吹っ切れたようですね。

 それでは――詳細をお話ししましょうか」

 その言葉を境に、ラーファの纏う空気が変わった。


 先ほどまでの、気まずさや取り繕うような態度は消えている。

 代わりにあったのは、どこか冷静でどこまでも理知的な――“神”としての振る舞いだった。


「それでは、転生先を選んでくだい」


 提示された選択肢は、以下の通りだった。


 ・ヴァタフォード王国

 その名の通りヴァタフォード王が治めている国。

 日本に似ている気候を持つが、治安はまるで別物。

 法で奴隷制が認められており、上位貴族は呆れるほど腐敗しきっている。

 平民は常に虐げられ、恐怖と隣り合わせで暮らしているという。

 ─────────────

 ・ヴォーヴナルグ帝国

 ヴォーヴナルグ4世が治めている国だ。

 ここも、日本と同じ様な季節の流れを持っている。地理的に隣だから納得。

 そして、治安はヴァタフォード王国と異なり、“超”をつけられる程、安定している。

 理由は単純明快。

『反逆行為をなしたる者は、速やかに斬首を以て(もって)これを罰する。』という法律があるから。

 また、この世界では珍しい『学園制度』が存在する。

 その理由は、貴族制度の代わりに民主制度を取り入れている為、必要最低限以上の教養を資格ある者に施し、帝政を安定させる為だ。よって、能力が認められれば平民でも台頭できるのが最大の魅力。

 ─────────────

 ・モービル商業国家群──通称「MTG(ミーティング)」──

 十以上の小さな商業国家が手を取り合い、他の王国や帝国などの、大国に経済力で負けない為に作った経済連合組織で、その国家群の中心は「モービル国」

 地球で言ったとこのEUみたいな感じだろう。

 気候は年間を通して20℃〜30℃で、雨季と乾季がある。

 ─────────────

 ・アクロス聖教国

 ラーファが何度も「滅ぼそうとしている国」。

 その理由は──教えてくれなかった。

 その国土を全て更地にしても一日で復興完了してしまう程、魔法技術が発展している。

 どう考えても存在してはいけない、オーパーツ国家。

 国民が信仰しているのは、唯一神アクロス。

 名前の最後にクロが付くのが慣例。この理由は不明。

 ちなみに、他の国々はラーファを信仰しているのに対し、聖教国は異なり、神アクロスを信仰。

 ラーファからして厄介な国であるが故に、ラーファが何かと対処を施している。

 実際、聖教国の話をしているとき、とても嫌な顔をしていた。

 どうやら、アクロス狂信者がラーファの信者を迫害しているからだと。


「私が滅ぼそうとしている国に行かないで下さいね?」

 ラーファは、そう笑顔で言ったが─────

(……なら何故、選択肢として出したのだろうか?)

「仕事だからですよっ。」


 何故分かったのだろう?


 ラーファは少し不機嫌そうに唇を尖らせた。

 そこに、儚い少女の影が見えた気がした。


 だが、それも束の間。

 次の瞬間には表情を切り替え、完全に業務モードへ戻る。

 そして、何事もなかったかのように、話は続いた。


覚えるはずのない、「期待」の感情と共に。


 ♦


 しばらく、オレは黙って考えた。


 転生先。

 国。

 環境。

 立場。


 ……どれも大事だ。

 でも、それ以上に。


「一つ、条件がある」


 ラーファは、ぴしりと背筋を伸ばした。

 その姿は、神としての、担当者としての顔。


「転生するなら――チート能力を要求します」

「……承りました」


 即答だった。

 書類仕事でも処理するかのような、無駄のない返答。


「ご希望の能力は具体的にございますか?」


 その問いに、オレはすぐ答えられなかった。

 あっけない力に殺されてしまった両親。

 今度こそは、後悔しない人生を選びたい。


 その間も、ラーファは急かすことはない。

 しかし、視線だけは僅かに泳いでいる。


(……決めてないのね)


 そんな声が聞こえた気がした。


 そして、出した答えは――

「強い力は、いらない」


 オレが口を開くと、ラーファの眉がほんの少し動いた。


「便利すぎる能力も、要らない」


「……それは、珍しいですね」


 声の調子が、ほんの僅かにやわらぐ。


「大抵の方はこういった場合、“最強”や“無敵”をお求めになりますので……」


 そこには、事務的な抑揚はなかった。

 どこか、経験談を語るような口ぶりにも見えた。


 オレは、ラーファの背後に広がる空間へと視線を向けた。

 虹色の幾何学模様が渦巻く結界に。


「……それ」


 指を指すと、ラーファが一瞬、言葉を失った。


「え?」


 完全に素だった。


「貴女が今使っている結界。それと同じものをオレに下さい」

 相手の心も読める、ある程度のことなら何でもできる、都合の良いものと見当をオレはつけた。


「ちょ、ちょっと待ってください」


 一歩後ずさる。


「そのー、それは……、選択肢に、普通は入りません」


 口調が完全に崩れた。


「神の管理領域用ですよ?

 転生者に配る前提のものじゃ……」


「強さは要らないって言いましたよね?」

 オレは静かに続ける。

「だから世界を、家族を、正しく見る力が欲しい」


 ラーファは、じっとオレを見つめたまま、動かなかった。


 数秒。

 ……いや、もっと短かったかもしれない。


「……ほんとに」

 小さく、ため息。

「ほんとに、変な人ですね」


 その声には、呆れと、少しの笑いが混じっていた。


「普通は、ここで人生逆転だー、とか、俺TUEEEーだとかいうんですけどねぇ……」


 完全に素だ。


「……仕事とはいえ、こういった選択をされると、私のほうが困るんですけど」

 ぼそり、とラーファは言った。


 でも、次の瞬間には、ラーファは肩の力を抜き、苦笑しながら言った。


「……わかりました。

 ただし、条件付きです」


 そういって、こちらを指さす。



「その結界、あなたが思っているほど“万能”じゃありませんからね?

 むしろ、扱いを間違えたら――」


 言いかけて、止まる。

 そして、少しだけ真剣な目で。


「……後悔しますよ?」


 その言葉には、神としてではなく。

 一人の“少女”としての忠告だった。


「……ただし」


 ラーファは、わずかに視線を逸らしながら付け加えた。


「私の負担が増えるので、失敗は許しませんが」


 独り言のような声だった。


 その瞬間。

 空間の奥で、虹色の結界が一拍だけ歪んだ。見えたのは、いかなる存在でも耐えられないような圧倒的なの奔流だ。


 ――今のは、冗談ではない。


 本能的にそう理解してしまう。

 からかいでも、照れ隠しでもない。

 ただ、事実を述べただけ。

 そこには、突っ込んではならない圧があった。

 軽口を叩けば、何か取り返しのつかない一線を踏み越えてしまう。

 そんな予感がした。


 ラーファはこちらを見ていない。

 だが、その背中は、確かに“神”そのものだった。


 ……なるほど。


 砕けた態度は、あくまでも表層。

 その奥には、世界を管理する存在としての重みが、確実に鎮座している。


 ――オレは、それ以上何も言えなかった。


  ◆


「ところで、転生先は決まりましたか?」


 その声は、先ほどまでとは明らかに違っていた。

 事務的でもなく、神然ともしていない。

 どこか遠慮がちで、探るような――少女のものだった。


 まぁ、両親を失ったオレに慮ってくれているとでも思っておこう。


 オレが答えずにいると、ラーファは小さく首を傾ける。


「……難しいですよね。

 正直、どれも“安心です”とは言えませんし」


 自嘲気味に、少しだけ笑う。

 肩に乗っていた重たい何かを、意識的に下ろしているように見えた。


「本当は、こんな選択をさせたくなかったのです。

 でも……私が、取り返しのつかないことをしてしまったから」


 視線が、ふっと落ちる。

 逃げるでもなく、誤魔化すでもなく。


「だから、せめて。

 あなた自身が選んだと言える形にしたかった」


 その言葉に、オレは一瞬、言葉を失った。


 ……神だとか、転生だとか。

 そんな大層な話じゃない。

 ただ、目の前にいるのは――

 取り返しのつかない失敗をして、それでも投げ出さずに向き合おうとしている、一人の少女だった。


 ◆


「……決めた」


 静かに口を開くと、ラーファがこちらを見た。

 その瞳は、先ほどまでの神性も、少女の揺らぎもなく――

 ただ、真っ直ぐに“答え”を待っていた。


「オレは――ヴォーヴナルグ帝国に行きます」


 その瞬間、ラーファのまつげがわずかに揺れた。


「理由を、聞いても?」

「治安が安定してる。それに……実力主義なんですよね?」

「ええ。あそこは、能力さえあれば身分は問われません。平民でも、成り上がることができます」

「なら、そこでいいんです。オレは……“力”じゃなくて、“見える目”を選んだので、努力が報われる場所のほうがいいんですよ」


 ラーファは、ほんの一瞬だけ目を細めた。

 それは、安堵とも、寂しさともつかない表情だった。


「……そう、ですか」


 その声は、どこか柔らかかった。


「ヴォーヴナルグ帝国は、確かに安定しています。

 ただし――“安定”の裏側には、必ず“代償”があります」

「反逆者は即斬首ですよね?」

「はい。あの国は、秩序を守るためなら容赦しません。だからこそ、平和が保たれているのです」


 ラーファは、少しだけ視線を落とした。


「あなたのような人には……本当は、もっと穏やかな場所を選んでほしかったのですが」

「穏やかすぎる場所じゃ、オレは変われないものですから」


 その言葉に、ラーファは息を呑んだ。

 虹色の結界が、静かに脈打つ。


「……わかりました。ヴォーヴナルグ帝国への転生を、正式に受理します」


 ラーファは手を胸の前で組み、深く息を吸った。


「あなたの選択が、どうか――あなた自身を縛りませんように」


 その祈りのような言葉は、神としてではなく。

 一人の少女としての、心からの願いに聞こえた。



 そこからの彼女の仕事は早かった。

「それでは、アチラの円陣の中央にお立ち下さい」


 ラーファが指を指す方に、いきなり魔法陣らしきものが出現。

 オレは指示通り、円陣の中央に立つ。

 その瞬間、ラーファが何かを思い出したように手を打った。


「そうだ、ひとつだけ追加しておきますね。

 あなたが望んだ“観測の力”は、扱いを誤ると暴走します。

 ですので――補助機能を付けました」


 さっきの、「失敗は許しません」を「失敗させません」にしてた、のか。 ……本当に突っ込まなくて良かった。


「補助機能?」

「はい。“サブ”と呼んでいる補助機能というか、知能です。あなたの精神負荷を軽減し、結界の処理を代行し、異世界生活の不安ごと……たとえば、言語、通貨、文化、危険察知、そういった“初期のつまずき”を全部サポートしてくれます。偶に言う事聞かないのが玉に瑕ですけど……」


 ラーファは胸を張って言った。


「要するに、あなた専属のナビゲーターです。観測能力の維持にも必要なものです。無いと、情報量過多(キャパオーバー)で貴方の脳がパンッっとなりますので」

(怖ッ!)


 ラーファはそう言いながら、その指先に小さな光を創り、それがオレの胸へと吸い込まれていく。

 それは何故か温かく感じた。


「今の作業で、あなたの精神と結界の間に“緩衝材”のような部品、まぁ、サブのことです。それを置きました。これで、あなたは観測に集中できるでしょう」


 ラーファは微笑んだ。


「それでは、始めましょうか」


 そして、荘厳な呪文を唱え始めた。


「哀しみを越え、運命を選びし者よ。我、天より見守る者なり。

 いま、汝の魂に力を与え、新たな器へと導かん。この地を巡るは試練にして祝福。

 さあ──《天命》に従い、新たな旅路を歩めッ!

 輪廻神聖術式:神界(ディヴィナ)転生儀(トランスミグラティオ)───」


 身体がふわりと宙に浮かぶ。

 視界が白く染まり────最後に彼女の思念が耳に届いた。


〈何かあったら、“サブ”から私に連絡して下さい。一人ぼっちより、二人の方が楽しかったです。それでは、より良い人生を!〉


 ─────そして、オレは、異世界に転生したのだった。


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