無銘
「なんだそれは?」
「なんだってただの日本刀だよ」
「俺は村正の存在は消したはずだ」
「これはもう一本だ」
「それならそれも消すだけだ」
そう言い久遠は無銘の名を叫んだ、だがなにも起こらなかった。
「どう言うことだ?」
「この刀に名前はない」
「なんなんだそれは!!」
「お前は俺のことは調べていると思っよ、だから無銘も知っていただがお前の技は存在を消すものだろ?だからそもそも物のは消せない」
「そうかでもこのの結界は破れないだろ?」
「はーー!!」
俺は今まで戦った人達の面影を映し出す。
武蔵さん、沖田さん、そして村正事件のこと。最後に朧、これらの人の思いを乗せて無銘を振りかざした。
俺は走って久遠に行き、久遠は結界を展開したが、俺はその結界を斬り破った。
そして無銘で久遠自信を斬り、久遠は倒れた。
「なんだ…と」
「はぁはぁ」
やっと終わった。
俺は柚葉の元に向かう。
「柚葉、大丈夫か?」
「う…ん」
柚葉は消えそうな意識の中でもはっきりとしていた。
だが柚葉はぐったりとしていたのでおでこに手をあてると、体温が非常に高かった。
「柚葉大丈夫か?」
「うん、ちょっと風邪を引いた時にみたいだから大丈夫」
これは風邪をひいてる時なんかに出す体温を超えていた。
早く玲奈さんに見せないと。
「彦真君!!」
皇護のメンバーが来た。
「皆、大丈夫だったんですか?」
「当たり前だ。お前こそなんとかなったみたいだな」
「はい、久遠もそこに」
久遠が倒れていた場所に目を向けると久遠は血だらけで立っていた。
「あいつがボスか」
「はい」
「お前はその子を玲奈さんの所へ」
「はい!!」
俺は柚葉を抱えて外に向かって走り出そうとした瞬間に辺りは黒いものに包まれた。
それは直ぐに久遠の結界だと分かった、前を向くと久遠は立っていて皇護のメンバーである武蔵さんや沖田さんがいなくなっていた。
インカムも機能していなかった。
「何をした」
「この結界は全てを無にする、そしてそれは広がっていく」
「全てを無に?」
「ああなんでお前たちが存在していれるのかは分からないがそれでも構わない」
もはや手の打ちどころがないと感じているところに、柚葉が俺の目の前に立った。
「柚葉?」
「大丈夫、今までずっと守ってくれてたんだもん。これからは私が守るから」
「でも」
「大丈夫、私にも力を貸してくれる人がいるから」
「どう言うこと?」
「卑弥呼」
「え?」
「私も偉人の力を使う!!」




