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夢のまた夢  作者: みゆき
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病院

鳴り止まないモニター音

大量の管に繋がれた患者にできるだけのことをして、ただ祈るしかできない。


無力だなあ


つぶやく声に応える者はない。


俺はいま、救急科の医師として働いている。


正直、忙しさにはかなりムラがある。

昨日までは落ち着いていたのに、今日になって急に外科の患者が急変した。

たくさん血が出た。

止血と輸血と、輸液と投薬、全身管理。気を抜いたらおしまいという緊張感。


本来なら時間外の医師に引き継ぐ時間だけど、慣習として、時間内に依頼された患者の初期管理はそれを受けた者が請け負うことになっている。

働き方改革なんて知ったことか、だよなあ。


働き方改革として勤務時間に規定ができたが、正直そんなの守っていられない。

そのせいで、無給の残業ばかり増える。いまもそういう時間。先日、時間外をつけすぎたら呼び出されて怒られたし。


とはいえこの入力が終わったらさすがに引き継ぎができそうだ。


早く行かないと、


その前に一度家に帰らなければならないことを思い出して、少し憂鬱になった。

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