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夢のまた夢  作者: みゆき
1/10

プロローグ

「また出掛けるの」


ベッドの中からくぐもった声。

言ってあったでしょ、とだけ応えて、それに続く

「すてないですてないですてないですてないですてないで」

という声は聞かないで


バタン


ドアを閉じた


--------------------


昔話をしようか


もう20年以上前になるな、俺が小学生だった頃

『あつまれ!かがくクラブ』

っていう、年1回の催しがあってさ

奈良近辺の小学生から高校生まで集まって、泊まりがけで科学と関係あるんだかないんだかわからない色んな遊びをしてた、林間学校みたいな感じで。


毎年参加してると顔馴染みも増えて、だんだんその仲間たちに会うのが目的になってた。


--------------------


かがくクラブのときお世話になったセンセイが東京にくるからって、その頃の仲間たちを集めて飲み会をすることになった。それが今日。


「遅かったね」

声をかけてくれたミサ姉に促されるまま、隣に座った。

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