底辺の壁(ブックマーク100)を越える方法
このタイトルを見て本文を見てくれた人は大きく分けて2種類いると思います。
ブクマ100が達成できなかった人で自分が馬鹿にされていると思った人。
ブクマ100を達成したいが伸び悩んでいて、一個でも伸びるヒントが転がっているかもと思って見に来た人。
その2種類の人はおそらく、ブクマが100を越えない理由が自分の文章力が無いからだと感じている人が多いと思います。ですがそれは大きな間違いです。
文章力が無いのではなく作品を見てもらう工夫をしていないからです。
多くの人が少しでも良い文章を書くために何回も推敲を重ねて自分の持っている力の全てを発揮して作品を書いていると思います。
ですがそれに比べて作品を見てもらう工夫については明らかに足りないように見えます。
良い作品を書き続ければいつか評価されると言うのを良く耳にしますが、多くの読者がその良い作品までたどり着けないので一生評価はされません。甘い考えは捨ててください。
なぜ私が文章力よりも、作品を見てもらう工夫や努力のほうが重要だと断言できるのかというと、私に文章力がないからです。
文章力の無さは私が8ヶ月前から現在も投稿している処女作を読んで頂ければわかると思います。
自分の作品なので好き勝手言いますが、この程度の文章力でもブクマ100にはたどり着くことができました。
ブクマ1000に行くには文章力が必須な気がしますが100ならば無くても行けます。
まず、ブックマークが100以下は底辺と色々なエッセイで言われていますが実際のところ、なろうで投稿されている作品の約9割はこの壁を越えていないです。
勉強でもスポーツでも1クラス40人くらいの中で底辺と言われているのは下から多くても4、5人位だと思います。
40人中36人が底辺と言われることはありえないです。
では、なぜなろうでは9割の作品が底辺と呼ばれているのか。
なろうで投稿したことがある人なら全員知っている事実ですが、改めて言わせていただきます。
それは大半の読者がランキングに載っているような人気のある作品、または今はランキングに載っていないが昔人気のあった総合ポイントやブクマ数が多い作品を見るからです。
さらに直接的な言い方をするならば評価されていない作品を見る人はほぼいないということです。
では、ブックマークや評価が少ない作品はどうやって見てもらえばいいのか。
初めに言っておくと、上位の作品のようにSNSからの誘導やランキングに載ることでブクマを増やすやり方はブクマ100を目指すには考えなくて良いです。
このやり方ができて尚且つブクマが劇的に増えるような人はすでにブクマ100は余裕で越えているからです。
ブクマ100以下の人が作品を見てもらうにはキーワードやタグ検索の新着更新順で並べ替えるで目にとまること以外にはありません。
なぜなら検索結果で並び替えるの種類は『新着更新順』と『新着投稿順』以外は全て多い順、高い順になっているため、ブクマ100以下で評価やpv数が少ない状態ではほとんどのキーワードで読者の目に留まることは無いからです。
そのため自身の小説に関係あるタグ、キーワードの新着更新順で常に上の方に入るように工夫しなければ誰にも見て貰えないということです。
新着更新順に少しでも載る可能性を上げるには以下の5点を意識してください。
1.短編ではなく長編を投稿する
2.予約投稿をしない
3.タグは付けられるだけ付ける
4.タイトルやあらすじは小説の内容がわかるようにする
5.毎日投稿をする
短編については作者自身に知名度がない場合はやめたほうがいいです。
特に深い理由などなく単純に短編は新着更新順に載る機会が一回しかないからです。
たまに、「処女作で短編の小説を3万文字くらいで書いて投稿したのにブクマ一桁で萎えた」、「私は文才がないから伸びなかった」とか言っている作者がいますが、文才が無いのではなく戦略が無いだけです。
3万文字書いたなら、1話2000文字で15回投稿した方がその小説は15倍目につく可能性があがります。
例えばその15回を朝、昼、夜に分割して投稿すればそれぞれの時間に新着投稿をチェックする人の目に留まるチャンスが5回もあるということになります。
次に予約投稿についてお話します。
予約投稿は便利な機能ですが、そのせいで同じ時間に多くの作品が投稿され、新着更新の上の方に載りづらくなってしまいます。
そのため必ず手動で投稿しましょう。
特にハイファンタジーなどの人気のジャンルなどではこれを知っているのと知らないのでは大きく変わります。
例を挙げると今日(2021年3月3日)の21:00にハイファンタジータグで投稿された作品は50作品以上ありました。
つまり手動で21時01分に投稿すればその50作品以上の作品よりも手前に表示させることができ、新着更新順の1ページ目に載れる時間が長くなります。
タグについては特に言うことはありません。少しでも検索に引っ掛かるようにつけられるだけつけましょう。
たまにオリジナリティを出したいがためにその作品しか引っ掛からないタグをつけている人がいますがそもそもその単語で検索する人がいないので全く意味はありません。
安直に自分の作品に関係がある既存のタグを付けてください。
タイトルについてはできるだけどんな内容かわかるものにしてください。
例えばNARUTOやONE PIECEは題名だけ見れば何のジャンルか全くわからないと思います。
アニメや漫画、ライトノベルであれば絵や映像で忍者や海賊だとわかるので問題はありませんが知名度がない小説で、何の話かわからないのは致命的です。
文章みたいな長いタイトルは小馬鹿にされることがありますが、有名じゃない作者にとっては見てもらう方が重要なので小馬鹿にされても気にしない方が良いと思います。
シンプルでかっこいいタイトルはあなた自身に読者が付いてからで良いと思います。
あらすじがあるからいいだろうと思う方もいるかもしれませんが、スマホの場合だとあらすじはプルダウンを押さないと見えないので、できるだけ分かりやすいタイトルの方が良いです。
あらすじについてですが、たまに5万文字以上の長編を書いている人であらすじを2行くらいしか書いてない人がいます。
あらすじが思いつかないという人もいますがそれは言い訳か手を抜いているだけです。5万文字書ける人が2、3行しか書けないなどあるわけが無いです。
5万文字書ける能力があるのにあらすじだけ手を抜いているのは非常にもったいないので必ずちゃんと書きましょう。短く簡潔に書くよりも、物語の内容がしっかりわかるようなあらすじのほうが良いです。
毎日投稿に関しては、毎日投稿することによって作品が複数回目に留まる可能性があがるのでできるならしましょう。
しかし、毎日投稿をするにはかなりハードルが高いのでまずは週3,4本でも良いと思います。
これまで新着更新順に載りやすくなる方法を書きましたが、ブクマ100を目指すのに一番大事なことは諦めないことです。
多くのブクマ100以下の作品は話数や文字数が少なく、途中で諦めてしまっている作品がほとんどです。
作品を見られるように努力をし続ければ必ずブックマーク100は達成できるのでまだ到達できていない人は諦めないで頑張ってください。
読んで頂きありがとうございます。
意見がほしいので感想は開いておきます。
賛否に問わず感想を書いて頂けると嬉しいです。
※2021年3月3日 わかりづらい文章や誤字修正。