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飛行機と僕らの街

作者: コロン

ミニチュアになりそうな僕らの街で 君と僕の家を見かけたよ

薄れた霧の隙間から 君の手を握った岸辺を見つけたんだ

ねずみ色した雲のそばで みんなで登ったあの山が見えていた

空の暗さに負けないように光るあの道で 君がペダルを漕いでたよ


ゆっくりと離れる僕の街 泣いて笑った君の街

今は少しお別れするけど いつか戻ってくるよ 約束さ


僕を乗せた飛行機が せわしなく空を飛んで行く

蒼にしかれた絹の上を 幾億の羊が駆けてゆく

僕がここから見ると 君が見上げる空は

一緒の色をするのかな それともやっぱ違うのかな


ゆっくりと離れる君の街 泣いて笑った僕の街

きっとまた一緒に この大空を見上げよう


少しだけ夢を見ていたよ 君の姿が見えたんだ

君は困ったように笑って ゆっくり言ったんだ

「空は繋がっているから 寂しくないよ」って

目覚めたとき少し泣いたんだ 君が隣にいないから

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