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託された日記帳…


随分間が空いてしまいました…;;

就活はまだ続いてるんですが、余裕が出来たので…! 

これからはちょこちょこ更新したいと思っております;;



すごくすごく短いので、その辺りいいよ!という方のみお入り下さい;;




「ワームを通れば、向こうの…リアルワールドへ出る可能性が高い。」


少女はひとつひとつの言葉を俺へ植え付けるように丁寧に話した。 


「ただ、ワームを通って此方に来た例はたくさんあるけど、此方から彼方に帰った例が、いくら探しても見つからへんねん…。」


少し眉を下げ、少女はさらに続けた。 


「古い文献に、此方から彼方へ帰りたいと願ってた人の日記、それが、これや。」



俺の目の高さに、だいぶ黄色く変色しているノートを差出し、俺の手へ手渡されたそれを、パラパラめくり、全体にざっと目を通した。 


形式は、少女の言う通り、日記形式。 


○月×日の後に日々の暮らしが綴ってある。 



パラパラ捲っているうちに、ノートの八割辺りで日記の更新が止まっていた。 

後ろからそのページまでパラパラ捲っても、何も書いていないらしい。 


パタンと閉じた瞬間に、どこからともなく、柑橘系の香りをフッと感じた気がして、思わず窓の外をみた。 

香りの元となりそうなものは見当たらず、首を傾げたが、まぁ気のせいだろうと少女へ視線を戻した。 



「きみの言う通り、日記だな。で?」



続きを促すと、少女は最後の日記から1週間遡り、そこから読んで行くといい、とだけ伝えて、パーティーに入るかはそれからでいいから、とも伝えてさっさと部屋を出ていった。 



「…。」


取り残された、俺と日記帳。 


言われた通りに、1週間分遡り、その日の日記を読んでみる。 



「○月×日晴れ、いい天気で清々しい1日になりそう。コーヒーでも飲んで、早く南鳥に会いに行こう。それから、花を摘んで家に飾ろうかな。今日は南鳥に会って楽しかった、花も摘んだから、家に飾って、とってもいい感じ!明日は魔王さんのとこに行って、いっぱいお話したいな!」



…。 


この日記の主人は女性なのだろうか? 

文体がどこか柔らかい。 「南鳥」という人物が出てきたが、関連性が書かれていない。 

また、魔王のことを「さん」付けで呼ぶということは、それなりに仲は良かったのだろう。 

どことなく、友人と認識しているように感じた。 


それに… 


「なんか…この人結構こっちの生活楽しんでるよなぁ…」

なんでそんな人が帰りたいと願うのだろう。 



指の端でページをめくり、次の日にちへと進めた。 




○月△日 


南鳥さんは駄目だと言っていたけれど、やっぱり気になってやすらぎの泉に行ってみた。 

彼が言うような危険な場所には思えない、とっても綺麗な場所で今までで一番充実した素敵な時間を過ごせた。 




……やすらぎの、泉?



読んでいただきありがとうございました! 



とりあえずすいませんでした!! 


就活の方が忙しく…! 


やっと更新したと思ったらこんだけかいっ! 

と思われる方、ごもっともです><。



これからはちょこちょこ更新したいと思っておりますので、どうか大目に見て頂ければと思います;;




本当に本当に読んでいただきありがとうございました!!

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