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第6話 別の国で巻き込まれ召喚された人がいるらしい

 灯りがないので、確か、小説では生活魔法としてあったと思う。


 ライト!


 あ、ついた。でも、少しくらいな。魔力を多めにすれば明るくなるか?

 やっぱりだ、明るくなったぞ。これで見やすいね。

 

 じゃあ、とりあえず、鑑定して見ようか。


 ええと、いろいろあるなぁ。

 ランクの低いものもあるけど、中級くらいから新品かな。高ランクは全て新品でマジックアイテムとか、宝石、武器、防具、家具、革製品、鉱石なんかだ。これらは持ち帰ってもいいかな。

 じゃあ、高ランクのものだけを、タッチ、タッチ、タッチ……


 はぁ、疲れた。結構あったぞ、これ。

 あとは何がある? 

 中ランクのものの中に、貴族の平服というのがあるな。新品だ。それと肌着や下着類など身につけるもの。あとは食器、調理器具などなど。

 まあ、いろいろあるな。やっぱりまとめて回収できないかな。ダメ元でやってみるか。


 中級の新品で貴族平服、肌着下着類など身につけるもの、食器、調理器具などを全て一気に足下に集めたい。


<回収!>


 おお、できたぞ。

 いろいろ山積みだな。

 貴族の平服といっても、こんなのはいらない。

 ポイ!

 肌着とパンツだけど。派手だよなぁ、でも、シルクか! これはいいな。中でも我慢できないほどの奇抜なのは次々とポイ! した。

 残ったものをアイテムボックスに入れる。

 

 そして、食器。これは見るからに高級品だな。いろいろあるけど、とりあえずお持ち帰り~

 あとは、シェフが使うような鍋とかお玉とかいろいろあるぞ。これは確保だろうよ。

 

 はい、全て入れました。

 で、何があったんだろうね。

 魔道具が気になる。うん、冷蔵、冷凍の魔道具、風呂にお湯を入れたりするもの、トイレの魔道具。排水用のものもある。あとは、バスタブもあった。えーと、ベッドとかの家具もいいね。テーブルと椅子もあるな。

 あとは、チェストとかいろいろだけど、これほどのものはどうやって運ぶんだ?

 マジックアイテムでもあるのかな。

 

 あ、これか。

 アイテムボックスがいろいろあった。

 指輪、ブレスレット、ネックレスなど。容量制限のあるものないもの。あとは重さで設定されているものなど、いろいろだね。ということは、これは所有者は誰でもいいものってことか。

 それなら、この鞄がどれほど貴重なものか、理解できた。宝物庫にあるはずだよ。


 あとは。

 あ、ここ調理場か? 

 冷蔵庫があるけど、どうだろうな。

 ゆっくりと開いて見たけど、意外なことに匂いはない。ちゃんと管理されてるみたいだ。

 中身は?

 ええと、鑑定さんにお世話になると、食肉用の鶏肉とマナバイソンの肉が大量にあった。どれも新鮮で出荷したのは昨日だな。あと、あったよ、ハム! それもデカいのが三本。これも加工日は一昨日で、昨日出荷だ。それとベーコンもある。大きなブロックが五個あった。しばらく買わなくていいな。

 あと、これはなに?

 ええと、はっ?


 鑑定*****

 粉末だし: 異世界人が持ち込んだもの。スーパーごと転移してしまった者からの商品。巻き込まれ召喚。勇者の召喚時、間違えてその場所とひとりだけが召喚された。そのため、王宮から追い出されたあと、スーパーの商品を売り、金に換えた。

 召喚国:インデルート国

 *****


 どういうことだよ。なんで? 他所でも勇者召喚をしてたって事か。それに店ごと巻き込まれた? 

 何やってんだよ、信じられない。

 それにこの国、巻き込まれたものに対して保証もしなかったのか? だからそれを売ったということか。最悪だな、インデルート国って。

 

 地図で確認すれば、南の海がある国と聞いてた国の隣りだ。海に行きたいから、一度いってみよう。どんな国なのか見ておきたい。くだらない国なら二度と行かないぞ。


 粉末だしは全てアイテムボックスに入れた。まあ、あって困るものでもないし。って、もしかして、他にもあるのか?

 冷蔵庫の中を全て確認してみれば、いろいろ出てきた。

 醤油、みりん、味噌、豆腐、寿司揚げ、ちくわ、かまぼこなど。あと、インスタントラーメンや蒸し焼きそばもあった。チューブのワサビ、ショウガ、カラシ。あとはレトルト食品各種。


 もしかして、と冷蔵庫の下段を除けば、コシヒカリや他の有名所の米があった。これは最高級品だろうよ。

 奥の箱を見てピンときた。あれはダンボールだ。そこにはペットボトル飲料がいろいろある。沢山だ。それとビールがいろいろ。これって、どういうことだよ。他の所にも売ったんだろうけど、これはヤバイだろうよ。自然が壊れるぞ。あと、海苔が各種。パスタもあるし、小麦粉、片栗粉、米粉などが段ボールでいくつも。それにホットケーキミックスも段ボールで積んであった。


 それ以外にも、いろいろある。保冷ポットや弁当箱、保存容器、炊飯器なんかもあった。でも電気はない。どうなってるのかと見たが、魔石使用にはなってないな。まあ、それは後でいいか。とりあえず、あっちのものは全て持ち帰ろう。あ、日本酒もあった。ワインもあるぞ。これ、スーパー一軒分じゃあないだろうけど、かなりの商品だ。

 おそらく、これが市場に流れたら、おおごとになる。勇者召喚を失敗したなんてことになれば、戦争が起きかねないだろう。

 それよりも、これを売ったやつは生きているのか? それが心配だけど。

 

 まあ、ここで唸っていても仕方がない。

 とりあえず、魔物肉はいらないから、スーパーの商品をまとめてアイテムボックスに入れた。

 

 それ以外はないかな。

 鑑定して見たが、他にはなかった。

 といっても、かなりの食材をゲットした。パンだけでも、大袋で十二袋あった。種類は違うけれど。


 ええと、あとは。

 あれ? ここのアジト、金はなかったのかな。


 奥へと向かい、気配察知が可能かどうか試してみる。

 お、あれかな。

 一番奥の部屋の右の部屋。あそこか。

 ドアを開ければ、中はおっそろしい金だった。

 箱からあふれ出てるくらいだな。とりあえず、全てをまとめてアイテムボックスへと入れた。

 

 これで一応終わりだな。


 金はまあ、いいとして。この世界のものは売ればいい。だけど、地球のものはどうするか。少しずつ使っていく方向で行くしかないか。

 


 アジトから出ようと外の結界まで歩いたら、爆笑した。

 視線の先では、魔物どうしが戦ってたから。

 これはどうするべき?

 もう既に死んでるやつもいるし。

 そろそろ最後かなぁ。


 空にはなにもいない? いや、いるね。鳥かな、それともワイバーンとかかな。空の場合はどうするか。魔法は全属性使えるらしかったから、攻撃魔法かな。

 じゃあ、とりあえず、何かやってみるか。どうやら地上は終わりそうだから。

 

 結界を解除してっと。

 

<ウインドカッター!>


 おお、シュババッと飛んでいったよ、風が。

 ええと、俺はノーコンか? いや、大丈夫みたいだな。

 三日月みたいな形の刃が器用に回り込んでくれたぞ。


 落ちてきたーーー


 ドドドスーンと落ちてきたのは、ワイバーンが二頭、でいいのかな。あと、赤い鳥が三羽だな。でかいぞ、これも。

 きれいに胴体が半分になってる。クビだと外れるからかな。まあ、血がボトボト落ちてるけど、とりあえず、そのまま回収した。別にちゃんと入るみたいだし。

 

 グルルルー


 あ、忘れてた。

 ここにもいたんだ。

 こいつはなにかな。

 デカいクマか?

 まあ、いいけど。今度はクビを落とそう。そうでないと、内臓がきたない。


<ウインドカッター!>


 おお、腕で庇ったんだろうけど、それごとクビが飛んだぞ。どうなんだよ、この威力は。

 まあ、とりあえずゲットということで。


 

 血だらけの場所を離れないと、次の魔物がくるから。

 その場で元来た道に駆け込んだ。とりあえず、街道を目指そうか。

 さっきのナビみたいなのが出てきて、東へと誘導してくれる。そうだ、こここからこっちに来たんだった。それなら、ナビ通りだな。


 肉体強化スキルで斜めにゆっくりジャンプ力で飛んですすむ。

 なかなか森が深いな。

 

 そうだ、そろそろ腹が減ったんだけど、おやつを食うかな。


 今夜、どこで野営するかも考えないとだし。とりあえず、おやつだ。でも、料理する気にはならないな。

 もっと料理を買っておけばよかった。街道沿いで今キッチンを出すのもどうかと思うので、再びサンドイッチと肉串にになった。


 それからは、街道をかける。

 強化してるので、バンバン走れる。気持ちのいい風を受けながら走った。

 あの商人、えっとヒラリだっけ。すでに通り抜けているんだろう、そのあたりにはいなかった。まあ、それでいいんだけど。


 夕方までかけて、広い待避所があったので確認する。

 待避所がどこまでなのかはわからないけど、一番奥ならいいかな。

 まだ、少し明るいけど、とりあえず、いろいろ作り置きもしたいから、早めに陣取ることにした。

 結界を張って奥にテントを取り出す。そして端っこに魔道キッチンをおいた。

 あとは、小さい野営用のテーブルと椅子だな。

 風呂に入れないのが残念だけど。さっきの盗賊のアジトにバスタブもあったんだけどな。外から見えない結界ができないかな。

 不可視結界とか。


 あ、真っ暗になった。どうして? 

 外は一応見えるな。

 ちょっと、外にでてみるか。

 結界の外にでたら、真っ暗で中は見えなかった。あはは、できちゃったよ。まあ、とりあえずよしとするか。


<不可視結界解除>


 ふっと黒い結界は消えた。

 うん、これは便利だな。

 

 じゃあ、とりあえず、メシの準備だな。

 まずは米を炊く。ダッチオーブンを取り出して考える。

 玄米を精米するかと思ってたんだけど、今日手に入れた米をとりあえず炊こう。久しぶりに旨い米が食いたい!

 米を炊きながら唐揚げを仕込む。大量にね。

 どうやら、スーパーにダブルファスナーの冷凍保存袋もあったようで、一番デカいのに、いろいろ作った。鶏の唐揚げは正義でしょ。


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