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冬の早朝

作者: ひなつ

 朝やけ


寒気にも似たふるえが

全身をかけ巡り

細胞を活性化し

体液を沸騰させ

足の先から頭の上へと

抜けていく

視界がにじむ


それは一瞬

瞬きをする時間の

できごと


全身で感じた

美しさ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 霜柱


ザク ザク ザク

足の裏から伝わる

繊細な音

一瞬で消えてしまう

儚さ

儚さゆえに

美しいと想う


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 寒さ


細胞も血液も

凍りつく冷たさ

吐く息さえも

凍りつく

全てのモノが

動かなくなったかのように

想える

でも

生き物は動き活動をしている

寒さを

弾き飛ばして


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