あなたはそのような行為をされて傷ついているなろう作家がいることに気がつきませんか?
私達が日々、お世話になっているこの小説投稿サイト『小説家になろう』は現在、約59万6千人のユーザーが活動している。
この中で、ツイッターなどのSNSや掲示板を使用しているユーザーが多くいると思う。
それを使用しているなろう作家はすでに気づいているとは思うが、たくさんのユーザーがそこで自分の作品を宣伝している。
更新したり、短編小説を投稿した時には『投稿したよ!』あるいは『更新したよ!』というツイート(以下・投稿報告ツイート)が、誰かが『読んだよ!』というツイート(以下・読了報告ツイート)もタイムラインに流れる。
自分が執筆し、投稿報告ツイートをした小説が誰かに読んでくれて読了報告ツイートや感想を書いてくれる。
それに気がついたなろう作家はとても嬉しい気持ちになり、モチベーションが上がったり、少しでも書こうかなと思ったりするだろう。
ツイッターではなろう作家はもちろんのこと、『なろう』以外の小説投稿サイトで活動しているオンライン作家が集っているため、いろいろな創作関係者とのおしゃべりも楽しい。
ところが、ツイッターなどのSNSや掲示板は楽しいところがある反面、怖いところもある。
それは誹謗中傷や荒らしである。
それはつい最近のことで、ある日の夜、私がいつも通りにツイッターを開き、タイムラインを見ていた時にそのようなツイートを見つけてしまったのである。
内容は詳しくは書かないが、そのような行為をするようなユーザーが一部であるが存在するのだ。
そのようなツイートがタイムラインに流れ、他のツイッターを使用しているなろう作家が見ると、とても嫌な気持ちになる。
もちろん、掲示板も同様でそのようなコメントがパソコンやスマートフォン、携帯電話の画面を黒くする。
そんなことをされて嫌な思いをしているなろう作家がたくさんいるのだ。
もし、誹謗中傷行為をしたあなたが執筆した作品が掲示板やSNSなどで酷評や誹謗中傷などにさらされたらどうするのか?
あなたは他のなろう作家に誹謗中傷などの行為をして、楽しいのか?
あなたが誹謗中傷行為をしていることによって、傷ついているなろう作家がいることに気づかないのか?
それを見た創作関係者以外の一般ユーザーである第三者はどう思うのか?
相手の立場に立って考えられないのか? などといろいろ思うだろう。
実際に私も上記に挙げたことを思っているのは事実だ。
そのような被害を受けたユーザーは傷つき、作品の更新を停止及び『なろう』やSNSから姿を消す。
今まで支えてくれていた作家仲間に別れを告げ、執筆してきたものをすべてなしにせざるをえない状況になるだろう。
そのような行為をしたユーザーは他のユーザーからの信頼をなくす。
たとえ、面白い作品を投稿、あるいは更新していたとしても、今まで支えてくれていた作家仲間から避けられ、運営からの強制退会に迫られるだろう。
『運営からの強制退会』は大げさかもしれないが、私はそれはあった方がいいと思っている。
そんな中、たくさんの作品を読んで、感想や読了報告ツイートを書いて自分の意見を伝えたい。
自分の意見を通して、その作品をよりよくなってもらいたい。
その作品を書いたなろう作者の作品が気に入っているあるいはその作者に憧れを抱いているというもいるかもしれない。
よって、誰もが望むことはたくさんある小説投稿サイトの中からこのサイトを選んだのだから、そのような行為がなく、楽しく活動したいと思っているだろう。
趣味でなろう作家として活動している私が偉そうにこのような作品を執筆し、投稿したからといって、そのような行為がなくなるとは限らない。
むしろ、なくならないと思った方がいいだろう。
そして、その行為をされて傷ついているなろう作家が少しでも減り、楽しく執筆活動を続けられることを望んでいるというそれだけの理由なのだから。
〈まとめ〉
この度はこの作品にご意見やご感想等を書き込んでいただきありがとうございました。
ここでは一部ではありますが、ツイッターの読了報告ツイートとなろうの感想欄に寄せられたものを紹介させていただきます。
まずはツイッターの読了報告ツイートから見てみましょう。
悪い評価をするのは構わないが、作者の人格を否定するような評価はしないでほしいと思う。
この件について、作家を志すものが言葉で傷つけるという行為はしてはならない。
こういう意見はちょいちょい発信していかなければならないと思う。いろんな人がおり、まだまだ精神的に若い人もいる。仮にアカウントの他人の誹謗中傷であっても、見ていて良い気分になるはずがない。
多くの人が不快になり、いい思いをする人など誰もいず、ただ不毛なだけだと気づいてほしい。
社会で生きていく上で、どうしてこんな当たり前のことが分からないのか……。
確かに誹謗中傷はよくある。批判している本人は受け手のことをよく考えて発言してほしい。しかし、批判されている方々も誹謗中傷に対する抵抗力はあげておいてもいいかもしれない。受け流すことも必要なのではないか?
というご意見やご感想をいただきました。
肯定的なご意見が多い中、『内容の具体性がない』という意見もありました。
本当に中身のない作品ですみません。
続いてはなろうの感想欄に寄せられたものを見てみましょう。
発信者(作者)に向いていない
ROM化した方がいいのでは?
「誹謗中傷はやめようよ!」と言ったところで、「もっとやろうよ!」ということが現実なのだから、諦めが肝心なのではないか?
となどと否定的なご意見が多く寄せられました。
こちらに書いたものはたとえ、感想の返事を返したものの、こちら側で削除したものを一部載せさせていただきました。
せっかく書き込んでいただいたご意見、ご感想を勝手に削除してしまってすみませんでした。
理由としてはそのような経験をされた方のトラウマになってほしくないと思ったからです。
他のユーザーが書き込んでいただいたものもいくつかなろう感想欄に載せていますので、興味がある方は読んでみてもいいと思います。
この作品読んでみて、なるほど、そういう考えがあったか、こういう意見があったんだなと思う意見もあったでしょう。
そのような行為をされたらもういっそのこと諦めたら? 作者はなろう作家として活動し始めて10ヶ月くらい(注・執筆当時)なのにこの程度の文しか書けないんかよ、こんなんでなろう作家かよと思ったり、ヘタすぎて笑ったりしている方もいるかもしれません。
だからこそたくさんの様々な意見が寄せられたのだと思います。
さて、本編の最後にも書かせていただきましたが、この作品を投稿したからといって、その行為がなくならないということが現状です。
他にも理由がいくつかありますが、そのことを少しでも考えていただきたく、執筆させていただきました。
最後に、趣味でなろう作家として活動している私の稚作になろう作家視点、あるいは、なろう読者視点のたくさんのご意見を私にぶつけていただいてありがとうございました。
これからもなろう作家、なろう読者が少しでも楽しく活動できることを願っております。
2015/06/28 本投稿
2015/07/11 誤字修正及び〈まとめ〉挿入