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エピソード9 ドラゴン(ルーク)

 ……目の前にドラゴンが姿を現したかと

思えば僕らはいきなり宙に放り出されてた……

 

「うわぁ!」


 驚いて僕は思わず目を強く瞑ってしまった

 目を開けると其処には

燃えたぎる炎が目の前に有った

 森がドラゴンによって燃えているのだ

 僕は炎を飛び越えた先に飛んだので

背中をぶつける等の軽症で済んだが……

(皆が火の中に居たら大変だ!)

(急いで探そう!)

 僕は焦りながら燃える場所へ向かった……




 来てみたはいいが……

 炎が熱くて入れない……

 (こうなったら仕方ない……)

 僕は剣を抜いて炎を切った

 僕のスキル【斬レヌ物無シ(マジックブレード)】によって

 僕に斬れないものは無い……

 僕は炎を斬りながら突き進んだ





 しばらく歩いて皆を探したが見当たらない……

 森が広すぎて見つけるのが困難なレベルだ

 フツリ……突然涙が目からこぼれた


 「ルミナス……みんな」


 

 ポツリとそう呟く……

 この姿は勇者として情けないかもしれない

 けど みんなが……ルミナスが居なくなったら

 そんな未来信じられない……

 大きな声を出したら誰かしら

反応が有るかもしれない……

 其れを信じて僕は 大声で名前を叫んだ


「ルミナス! みんな! どこにいる?」


 喉が焼き切れる位の声量で叫んだ!

 魂が揺れ動くくらいにまで叫んだ!


(こんなところでみんなを……彼女を……)


「無くして……堪るものか!」



 すると突然草木がガサガサと揺れ動いた

 (何だ? 敵か?)

 ルークの背後に 大きな魔物が現れ

攻撃した 攻撃すると言うことは

敵で間違いない

(ッ……)

 背中に走る激痛に

ルークは気絶してしまった……







 爆発音 轟音と共に ルークは目が覚めた……


 敵が暴れている! 身の危険を感じた

ルークは飛び起きた

 だが其処にいたのは魔物でも悪魔でもなく……


 ルミナスだった……

 爆発音はルミナスが放った魔法だったのだ

 ルミナスは魔法でルークを守りつつ

魔物を倒していたのだった……

 ルークは安堵した……

 彼女が生きていて良かった

其れだけでルークは救われた

 ルークは駆け寄ろうと立ち上がると

さっきの傷が強く痛み

膝から崩れ落ちてしまった……


「大丈夫? ルーク……」


 ハッとしたかのように

ルミナスが駆け寄って来る

 

「嗚呼大丈夫だよ……これくらい……」


 そう言っては居るが

凄く痛い……

 気を抜いたら

また気絶してしまいそうだ


「大丈夫じゃ無いでしょう!」


「こっちきて!」


 ルミナスが少し強引にルークの手を引くと

治癒魔法を使い

怪我を治してくれた

 ルークは何だか情けなくって……

ルミナスに心配して……治してくれて……

 何だか照れくさくって

 いつの間にかルークの顔は

紅く染まっていた


「あっ……有り難う……」


「其れに……無事で良かった……」


「怪我はないかい?」


「ええ大丈夫」


「ルークこそ無事で何より!」


「あとは三人だけだね……」


「嗚呼……」


「みんな無事だと良いんだけど……」


 そうだルミナスだけではないまだ仲間いる……

イザベラをエリヌスをアミルを……

 三人を……探さなくては


 こうして僕らは二人で残りのメンバーを

探しに足を運んだのだった……

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